こんにちは、東京散歩ぽです。
2015年11月21日から開催された「第7回TAMA映画賞」の授賞式の模様をお伝えしています。(写真協力・宮)
最優秀女優賞
綾瀬はるか(「海街 diary」)
↑最優秀女優賞を受賞した綾瀬はるかさんは清楚な白いオールインワンで登壇。「昭和の女優を思わせる美しい立ち振る舞いを見せ、自己の内面を変える女性の成長を演じきった」との受賞理由に、
「本当にすごく嬉しいです。心から感謝しています。今日はおばさま(同じく最優秀女優賞を受賞した樹木希林さん)がいらっしゃってなくてお会いできなかったですけど、末っ子のすず(広瀬すずさん)に会えてとても嬉しいです。ありがとうございます。」と受賞コメント。
立ち振る舞いがとても美しく描写されていたんですが何か心掛けたことはありましたか?との問いに、
「海街 diaryで演じさせていただいた、さち姉というのがとても礼儀正しく、厳しく生真面目な女性だったので、その感情の中で自然に姿勢がピッとなったというのは感じました。大河ドラマ(2013年の八重の桜)で所作指導を受けていたのでそのお陰もあったかもしれないです。」
↑是枝監督の作品には初出演ということで、その役作りについて監督とお話しされたことはあるんでしょうか?
「う〜ん、母親を嫌っている役だったので『母親と女性ぽいねっとりした感じ?がさちは好きじゃないんだよね〜』というお話をしたぐらいですかね。」
「海街 diary」では長女役でしたが改めて振り返ってみていかがでしたか?
「さち姉役はやっていく中で最初は自分とはかけ離れてる女性だなと思っていたんですけど、演じてく中で自分の意識してない自分が出てきたりして、『あっ意外にさち姉は似てるとこが結構あるんだな』と気付かされたりしました。」とコメントしました。
↑長澤まさみさん、夏帆さん、広瀬すずさんとは現場でも仲が良かったというふうに伺ったんですが、カメラが回ってない時にも役柄同様、自然と姉妹の順番みたいなものができるんでしょうか?
「そうですね、撮影じゃない時は基本的に長澤まさみちゃんが仕切ってくれて、長女みたいでした(笑)」とコメント。
今後は「今、来年公開の『高台家の人々』という映画を撮っていて、あと3日で撮り終わりますのでよろしかったら見に来てください。」とコメントした綾瀬はるかさん。その美しい立ち振る舞いで会場を魅了していました。
第25回TAMA CINEMA FORUMは2015年11月21日(土)から29日(日)まで東京都多摩市の3会場4スクリーンで開催中です。
第7回TAMA映画賞受賞作品・受賞者はこちら!
最優秀作品賞
「海街 diary」(是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)
「きみはいい子」(呉美保監督、及びスタッフ・キャスト一同)
特別賞
塚本晋也監督、及びスタッフ・キャスト一同「野火」
最優秀女優賞
樹木希林(「あん」「駆込み女と駆出し男」「海街 diary」
綾瀬はるか(「海街 diary」)
最優秀男優賞
永瀬正敏(「あん」「KANO〜1931 海の向こうの甲子園〜」)
綾野剛(「新宿スワン」「ピースオブケイク」「天空の蜂」「ソレダケ/that’s it」「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」)
最優秀新進女優賞
広瀬すず(「海街 diary」「バケモノの子」)
杉咲花(「トイレのピエタ」「愛を積むひと」「繕い裁つ人」)
最優秀新進男優賞
中島歩(「グッド・ストライプス」)
野村周平(「愛を積むひと」「日々ロック」「ビリギャル」「台風のノルダ」)
最優秀新進監督賞
岨手由貴子監督(「グッド・ストライプス」)
松居大悟監督(「私たちのハァハァ」「ワンダフルワールドエンド」)