こんにちは、東京散歩ぽです。
2015年11月21日から開催された「第7回TAMA映画賞」の授賞式の模様をお伝えしています。(写真協力・宮)
最優秀新進女優賞
広瀬すず(「海街 diary」「バケモノの子」)
最優秀新進女優賞の受賞理由は「爽快感や躍動感と共に少女のかけがえのない輝きをスクリーンに表現し映画女優としての未来を感じさせた。」
キティちゃんから花束を受け取った広瀬すずさんは「今回このような賞をくださって本当にありがとうございます。海街 diaryは自分にとって初めてガッツリ、映画に出させていただいて、分からないことだらけだったんですけど、勉強もたくさんさせてもらって、それを(海街 diaryの)お姉ちゃんたちと一緒に映画に出ることができて本当に幸せに思います。映画に関わってくださった皆さんが獲らせてくれた賞だと思うので大切にしたいと思います。」と喜びの受賞コメント。
↑「海街 diary」では4人姉妹の末っ子で役名も同じ「すず」という役だったのですが、この役が決まった時、どんなお気持ちでしたか?
「オーディションを受けてたんですけど、なんの作品か知らされてなくて『映画に出るんだ!』ということしか知らなかったんですけど、いろいろ聞いていくと、ものすごい自分に近くて内面的な役だなって思って、女優の仕事をさせていただくにあたって、最初で最後じゃないかなって思うくらい役に運命を感じました。
↑是枝監督からは台本をもらわずセリフを口伝えに聞いていたそうですが、監督の演出というのはいかがでしたか?
「監督は『どっちでもいいよ』と言ってくださったんですけど、これも女優の仕事をさせていただくにあたって、台本をもらわずに撮影をするっていうのはなかなかないので、台本無しでやってみようと思いました。すごくやりやすかったです。」
スポーツのシーンではサッカーのシーンがありましたが、スポーツは得意なんでしょうか?
「8年間、バスケをやっていたので体を動かすことは大好きなんですけど、静岡県出身なので練習中は『静岡出身だからサッカーできるよ!』って周りからは言われたんですけど、全然できなくて最初はすごく焦ってました。」
「これからたくさん経験して、いっぱい吸収して、いろんな映画に染まれたらいいなってと思います。本当にありがとうございます。」と今後の抱負を語りました。
2016年3月には「ちはやふる〜上の句〜」4月には「ちはやふる〜下の句〜」が公開、他にも「怒り」「四月は君の嘘」と出演作が目白押しの広瀬すずさん、来年も目が離せませんね!
第25回TAMA CINEMA FORUMは2015年11月21日(土)から29日(日)まで東京都多摩市の3会場4スクリーンで開催中です。
第7回TAMA映画賞受賞作品・受賞者はこちら!
最優秀作品賞
「海街 diary」(是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同)
「きみはいい子」(呉美保監督、及びスタッフ・キャスト一同)
特別賞
塚本晋也監督、及びスタッフ・キャスト一同「野火」
最優秀女優賞
樹木希林(「あん」「駆込み女と駆出し男」「海街 diary」
綾瀬はるか(「海街 diary」)
最優秀男優賞
永瀬正敏(「あん」「KANO〜1931 海の向こうの甲子園〜」)
綾野剛(「新宿スワン」「ピースオブケイク」「天空の蜂」「ソレダケ/that’s it」「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」)
最優秀新進女優賞
広瀬すず(「海街 diary」「バケモノの子」)
杉咲花(「トイレのピエタ」「愛を積むひと」「繕い裁つ人」)
最優秀新進男優賞
中島歩(「グッド・ストライプス」)
野村周平(「愛を積むひと」「日々ロック」「ビリギャル」「台風のノルダ」)
最優秀新進監督賞
岨手由貴子監督(「グッド・ストライプス」)
松居大悟監督(「私たちのハァハァ」「ワンダフルワールドエンド」)