映画「MIFUNE: THE LAST SAMURAI」三船敏郎がスクリーンの外で見せた意外な素顔とは【PR】

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MIFUNE: THE LAST SAMURAI

こんにちは、東京散歩ぽです。
今回は2018年5月12日(土)から公開される劇場用映画「MIFUNE: THE LAST SAMURAI」をご紹介します。
「世界のミフネ」として映画人に多大な影響を与えた俳優・三船敏郎さんの生涯を綴るドキュメンタリー映画「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」は三船敏郎さんの激動の生涯にスポットを当てた80分間のドキュメンタリー映画です。

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15歳の時に見た「七人の侍」の衝撃

僕がはじめて三船敏郎さんが出演する映画を見たのは15歳の時。1991年にうちの父ちゃんと一緒にリバイバル上映で見た「七人の侍」でした。

この作品は父ちゃんが18歳の頃に見たと言う大好きな作品で、当時、同じ年頃の僕にも見せたかったのでしょう。

僕はそれまで「七人の侍」というタイトルは知ってましたが、ストーリー展開など、細かな知識はほとんどありませんでしたが、その映画で間違いなく、異彩を放ち、存在感をもった役者が三船敏郎さんでした。

無骨で、タフで、存在感のある三船敏郎さんを中心に、名優の志村喬さんや木村功さんらが演じる「七人の侍」と、農村を狙う野武士との豪雨の中での決戦シーンは、モノクロ映画とは思えないほど、圧倒的な臨場感とリアリティがあり、当時、中3だった僕も大きく心揺さぶられた記憶があります。

それから、三船敏郎さんと黒澤明監督がタッグを組んだ作品はビデオなどでひと通り見ました。特にヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を獲得した「羅生門」や「用心棒」「蜘蛛巣城」、スター・ウォーズのモデルとなった「隠し砦の三悪人」は僕の中でもお気に入りの作品で、躍動感のある「動」と、時に頑として動じない「静」の演技を併せ持つ三船敏郎さんの芝居が好きでした。

三船敏郎さんの生き様が分かるドキュメンタリー

MIFUNE: THE LAST SAMURAI

旧・満州生まれの三船さんは第二次大戦後、日本に帰国し、生活のために撮影助手をやるつもりで東宝ニューフェイスで東宝に入るものの、いつのまにか俳優として見出され、スター街道を登っていきます。

生きるために俳優になった三船さんのその演技は、かの黒澤明監督も「めったに俳優に惚れない私も、三船には参った」と評するほど。


↑最近、降臨した三船敏郎さんの公式Twitterでは、昔のエピソードを披露してますよ!

本編では、三船さんと共演経験のある八千草薫さんや香川京子さん、司葉子さん、土屋嘉男さんなど、レジェンド級の俳優やスティーブン・スピルバーグ監督、マーティン・スコセッシ監督といった世界的な映画監督のインタビューを織り交ぜて、スクリーンには映らなかった三船さんのプライベートなエピソードや人柄が、よく伝わる作品になっています。

当時は、今のように映画俳優がテレビのバラエティ番組に出ることはほとんどなかった時代。三船さんは一見、気難しく気性が激しい方というイメージがあるのですが、共演者が口を揃えて言うことは僕がそれまで思っていた印象とは全く違うものでした。スクリーンの外で見せた三船さんの意外な素顔とは・・・。こちらは是非、本編をご覧ください。

監督はアカデミー賞に4回ノミネートされたスティーヴン・オカザキ監督。日本版のナレーションはEXILEのAKIRAさんが担当します。

劇場用映画「MIFUNE:THE LAST SAMURAI」は2018年5月12日(土)から有楽町スバル座他、全国で順次公開です。

5/6に公開直前!トークイベントつきプレミア上映会がで開催!

公開一週前となる5月6日(日)には、映画評論家の町山智浩さんと日本の映画史・時代劇研究家の春日太一さんによるトークショーつきプレミア上映会が有楽町スバル座で開催されます。

また、代官山蔦屋では5月10日(木)〜5月29日(火)まで、「世界のミフネ」が同店をジャックするフェア「Gallery of 『MIFUNE: THE LAST SAMURAI』」が開催されますよ!

こちらもお楽しみに!