日本最東端の地、北海道の根室半島を巡る旅。駅からにゃんこまで……。今回は、いろんな”日本最東端”スポットを巡ってきました。
本記事は世界文化社運営のメディア「レアニッポン」にて2019年3月に掲載されたものですが、「レアニッポン」閉鎖に伴い、当ブログに記事を移行し加筆しました。
日本最東端の「東根室駅」
少し待っていると、雪景色の中を赤のラインが入った車両が入線してきました。
根室本線花咲線の東根室駅にやってきました。日本最東端の駅は無人駅なんですね。
根室本線花咲線は、JR根室本線の根室駅から釧路駅間の135.4kmを結ぶ日本最東端の鉄道です。終点の根室駅よりも1つ手前の東根室駅のほうが日本最東端の駅、というのもちょっとおもしろいですよね。
ちなみに根室駅のみどりの窓口では、東根室駅の「JR北海道わがまちご当地入場券」という入場券を販売しています(170円)。来訪の記念に購入してみては。
続いて、日本最東端の「郵便局」へ
続いて訪れたのは、日本最東端の郵便局、珸瑤瑁(ごようまい)郵便局です。
こちらの郵便局では記念スタンプの他に、ハガキを出す際に“納沙布灯台と岬に昇る朝日と昆布”があしらわれた風景印の消印を押してもらえます。日本最東端の地から家族や親しい友人に向けて、近況をつづったハガキを出してみるのもいいですね。
珸瑤瑁郵便局
住所：北海道根室市珸瑤瑁1-43-1
日本最東端の「ガラナ」
珸瑤瑁郵便局のすぐ近くにある、食料品や根室の地酒などを扱う「おみせやさん いたがき」では、ここだけでしか販売されていない日本最東端の”ガラナ”を販売しています。
「ガラナ」とは、北海道で絶大な人気を誇るローカル飲料です。北海道には数多くのガラナがありますが、この「根室限定 本土最東端ガラナ」が販売されているのはこのお店だけ！ すっきりとした甘さが特徴の「本土最東端ガラナ」。納沙布岬へ向かう途中に立ち寄りましょう。
おみせやさん いたがき
住所：北海道根室市珸瑤瑁1-50
日本最東端の地「納沙布岬」
日本最東端の納沙布岬に到着しました。わずか3.4km先には、北方領土の歯舞群島の貝殻島が見えます。
日本最東端のみやげ物店・食堂「請望苑」
納沙布岬のすぐ近くにあるのは、食堂と昆布などのみやげ物を販売している「請望苑」。
最後は日本最東端の看板猫たちがお出迎えしてくれて、ほっこりと癒やされたのでした。
取材協力：根室振興局
請望苑
住所：北海道納沙布35
URL：http://www.tmt.ne.jp/~puffin/