【北海道・東川町】大雪山の「雪解け水」で作るパンとコーヒー

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yoshinori coffee(ヨシノリコーヒー)外観

yoshinori coffee

北海道上川郡東川町は北海道第2の都市、旭川市に隣接する人口約8000人の町です。北海道の峰と呼ばれる大雪山連峰の最高峰、旭岳(2291m)が町の東側に位置し、日本最大の自然公園「大雪山国立公園」の一部にもなっています。

東川町は北海道で唯一、全国的にも珍しい上水道施設がない町です。この地で暮らす人々は、大雪山のキレイな雪解け水をポンプで汲み上げ、生活水や野菜やお米の栽培に生かしています。そんな東川町には、スペシャルティコーヒーや自然酵母のパンを販売するなど、個性が光るお店が点在していました。

本記事は世界文化社運営のメディア「レアニッポン」にて2018年10月に掲載されたものですが、「レアニッポン」閉鎖に伴い、当ブログに記事を移行し加筆しました。

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雄大な景色を眺めながらスペシャルティコーヒーが楽しめる「yoshinori coffee」

yoshinori coffee(ヨシノリコーヒー)内観

農家の納屋を改装した「yoshinori coffee(ヨシノリコーヒー)」は旭川市出身のご夫婦が営むスペシャルティコーヒーの自家焙煎店です。

ご主人は会社員時代からコーヒー好き、趣味で豆の焙煎を始めるほどでした。奥さまと結婚する際に結納返しで焙煎機をもらったことから、人生が急転。現在は脱サラして、スペシャルティコーヒーの自家焙煎店を開業。日々、おいしいコーヒーを追求することに余念がありません。

店の奥にはコーヒーが楽しめるドリンクホールが併設され、窓の向こうには広大な北海道の田園風景が広がります。秋は青空と黄金色に輝く稲穂とのコントラストが美しい。雨上がりには大きな虹がかかったり、冬には雪原が広がる北海道の雄大な景色を眺めたり。四季折々の景色とともに、ゆったりとした時間が過ごせます。

冬の時期には大雪山の地下水で淹れたスペシャルティコーヒーを求めて、多くのスキーヤーが訪れるそう。景色だけでなく、焙煎したコーヒー豆の香りからも癒やされる、コーヒー好きにはたまらない空間です。

yoshinori coffee
住所:北海道上川郡東川町北町12丁目11番1号
TEL:0166-56-0099
営業時間:10時~18時
定休:水・木曜
URL:http://www.yoshinoricoffee.com/

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ベランダからお邪魔します。「自家製酵母ぱん まめや」

「自家製酵母ぱん まめや」玄関横のベランダから入ると、ショーケースに20種類以上のパンがズラリ!

玄関横のベランダから入ると、ショーケースに20種類以上のパンがズラリ!

yoshinori coffeeから車で8分ほどのところに「自家製酵母ぱん まめや」があります。一見、普通の民家のようですが、この地に住むご夫婦が酵母から手づくりするパンが地元で評判のお店です。

北海道産の小麦、きび砂糖、天日塩で作ったという手のひらサイズのかわいい菓子パンたち。 一番人気の「めろんぱん(130円)」「ちょこめろん(140円)」をはじめ、「ちーず(100円)」「ちょこぱん(60円)」など価格もリーズナブル。 最近は、近隣の日本語学校に通う海外からの留学生にも大人気だそう

北海道産の小麦、きび砂糖、天日塩で作ったという手のひらサイズのかわいい菓子パンたち。 一番人気の「めろんぱん(130円)」「ちょこめろん(140円)」をはじめ、「ちーず(100円)」「ちょこぱん(60円)」など価格もリーズナブル。 最近は、近隣の日本語学校に通う海外からの留学生にも大人気だそう

つぶあん

つぶあん

「yoshinori coffee」のスペシャルティコーヒーと「自家製酵母ぱん まめや」のパン。どちらも東川町の人々の暮らしに深く根ざした、大雪山の雪解け水で作られていました。

撮影/武蔵俊介

自家製酵母ぱん まめや
住所:北海道上川郡東川町東町2丁目15-17
電話:080-6075-8088
営業時間:9時〜17時
定休:日・月曜、祝日
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