伊豆・熱川の人気観光スポット「熱川バナナワニ園」は、世界中から集めたワニやレッサーパンダが見られることで有名ですが、魅力はそれだけではありません。
無料マイクロバスで行ける分園には、伊豆の海を眺めながらトロピカルなフルーツが楽しめるフルーツパーラーがあるのをご存じですか?
伊豆急行線「伊豆熱川駅」から徒歩1分のところにある、熱川バナナワニ園にやってきました。
ここは温泉熱を利用した熱帯植物園で、本園・ワニ園、本園・植物園、分園・果樹園の3つのエリアに分かれています。
本記事は世界文化社運営のメディア「レアニッポン」にて2019年11月に掲載されたものですが、「レアニッポン」閉鎖に伴い、当ブログに記事を移行し加筆しました。
熱川バナナワニ園へ
伊豆熱川駅に一番近い本園・植物園には、約60種類もの熱帯性スイレンなどが年間を通して見ることができます。この日も、華麗なスイレンの花が咲いていました。
山の傾斜面に作られたこちらの植物園。エレベーターや階段を上がって一番奥にある温室には、直径2m以上もある巨大な「オオオニバス」と「パラグアイオニバス」があります。夏休み期間中は体重30kgくらいまでの子どもたちを対象に、このオオオニバスにのって記念写真を撮るイベントもあるそう。他にも食虫植物など、日本ではあまりお目にかかれない珍しい熱帯植物が多く見られます。
映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地としても使われた本園・ワニ園では、世界中から集めた16種類(約140頭)のワニが見られます。中でも体長6mオーバーの巨大ワニは必見! 6mですよ! もはや恐竜サイズ。
無料マイクロバスに乗って分園へ
続いては本園・ワニ園前から無料のマイクロバスに乗って、約2〜3分ほどの分園・果樹園に向かいましょう。
本園から少し高台にある分園・果樹園には、ワニやレッサーパンダが見られたり、南国フルーツが栽培されている果樹園があります。この日は10月ながら、真夏日を記録した伊豆エリア。屋外エリアにいたワニは日陰でお昼寝していました。
日本で唯一、ここでしか見られない「ニシレッサーパンダ」は、熱川バナナワニ園のアイドル的存在。午前9時と午後3時にはお食事タイムがあり、かわいい姿を見せてくれます。
分園の駐車場にあるフルーツパーラー
そんな分園・果樹園の出口にあるお土産屋さんの2階には、フルーツパーラーがあります。入口は昭和な雰囲気があるレトロな佇まいです。
ビーフカレーやピザなどの食事もできる、こちらのフルーツパーラーでちょっと休憩。こちらでは、園内で栽培したフルーツを使ったパフェやフルーツサンドなども楽しめるそう。料金は先払い制ですよ。
店内でも太陽の光がたくさん入る窓側の席は、絶景のオーシャンビュースポット! 東伊豆の海を眺めながら食事が楽しめます。これはいい眺め!
船が浮かぶ海の向こうには、伊豆大島を眺めることもできました。
オーダーしたのは、お店一番人気のパインボート(1,300円税込)とバナナジュース(500円税込)。中をくりぬいたパイナップルに、こぼれんばかりのトロピカルフルーツが詰まったフルーツ盛り合わせです!
バナナにパパイヤ、マンゴー、キウイ、グレープフルーツ、さくらんぼにライチと、南国を代表するフルーツばかり。バナナやパパイヤは、園内で収穫されたものを使っているそうです(時期によって収穫がない場合は輸入品で作られます)。フルーツはどれも新鮮で濃い甘みが特徴的。まるで宝石箱のように、目にも麗しいパインボートです。
自然な甘みを感じられる、バナナジュースもおいしい。南国フルーツで、しっかりビタミンチャージできました。
このフルーツパーラーは、見どころ満載の熱川バナナワニ園に訪れるなら、最後にぜひ立ち寄りたいオススメのスポットです。ちなみに帰りの無料マイクロバスは、このフルーツパーラーの目の前の駐車場から発車するので、時間ギリギリまで楽しめますよ!
取材協力:東伊豆町観光協会
熱川バナナワニ園 フルーツパーラー
所在地:静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1253-10
営業時間 9:00~17:00(最終入園 16:30)
入園料金:おとな1,800円、こども(4歳〜小学生)900円、4歳未満 無料
URL:http://bananawani.jp/
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