こんにちは、東京散歩ぽです!
大政奉還から150年を迎えた高知県では昨年より「志国高知 幕末維新博」が開催中。2018年4月21日からはその第二幕がスタート!今回は高知県観光コンベンション協会主催のプレスツアーに参加して、高知県立坂本龍馬記念館で開催されたイベントの模様を取材してきました!
新館には龍馬ゆかりの品々が展示
今回訪れたのは、高知龍馬空港から車で約25分、JR高知駅前からのバスでおよそ37分ほどの桂浜が目の前にある丘の上にリニューアルオープンした「高知県立坂本龍馬記念館」。
こちらは本館と新しく建設された新館の2館体制で幕末の志士、坂本龍馬の第一級の資料が数多く展示されています。
早速、入ってみましょ!
新館1Fシアターコーナー
受付して、まず見てもらいたいのが1階の「シアターコーナー」。
こちらでは坂本龍馬が生きた幕末の時代を子ども向けと大人向けの2種類の動画で分かりやすく知ることが出来ます。坂本龍馬の名前を知っているけど、実際に何をした人なの?というくらいの知識量の人でも龍馬が如何にすごいことを成し遂げたのかよく分かる内容になってますよ!
新館2F常設展は龍馬ゆかりの品々が展示
新館2Fの常設展では坂本龍馬の生涯と功績の歴史を時系列に展示しているまさに「坂本龍馬博物館」的な内容です。
例えば薩長同盟の表書きや、寺田屋事件(1866年)の際に龍馬が高杉晋作から貰ったピストル「スミス&ウェッソンⅡ型」のレプリカが展示。
坂本龍馬といえば、袴姿にブーツを履いて寄りかかるこの写真が有名ですよね。
大政奉還からわずか1ヶ月後の慶応3年(1867年)11月15日、龍馬は中岡慎太郎とともに京都の近江屋で暗殺されてしまいますが、その現場にあった掛け軸と屏風と掛け軸(複製)、そして刺客から身を守るためにとっさに床の間から取ったとされる守り刀「吉行」と同じ刀も展示されています。
複製ながら屏風と掛け軸には返り血の血痕が見ることができ、龍馬と中岡慎太郎の壮絶な最期を肌で感じることができました。
オープン初日は高知県知事の尾﨑正直さん、高知県観光特使の高知県南国市出身のタレント、島崎和歌子さん、同じく高知県南国市出身で昨年の紅白歌合戦にも出場した演歌歌手、三山ひろしさんが登場。
龍馬と勝海舟の掛け軸を前に三山ひろしさんは「高知県内の方も改めて龍馬を知るきっかけにひとつになるのでは」とコメント。島崎和歌子さんは「こんなに綺麗になってびっくりしました。みなさんが大事にしている日本の宝をみて、歴史的瞬間を多くの方に感じてもらいたいです」と語りました。
新館2F企画展示室では龍馬直筆の手紙が公開
常設展のお隣には特別展示室があり、こちらでは2018年4月21日(土)〜7月9日(月)まで「土佐に遺された龍馬の「志」展」が開催中です。
こちらでは県内に残る15通の「龍馬直筆の手紙」が公開。
大政奉還の年に書いた、通称「新国家の手紙」にはしっかり「新国家」という文字が確認できます。
新館2F・ジョン万次郎展示室
もうひとつの展示室「ジョン万次郎展示室」では、航海中に漂流しアメリカに渡った土佐出身のジョン万次郎の数奇な人生がよく分かる展示室になっています。
音声ガイドタブレットが無料でレンタルできます
また2階入口では音声ガイドのタブレットを無料でレンタルできます。(保証金1台/1000円を預かり、返却時に全額返金されます)
解説は日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語の5ヶ国語に対応していて音声とテキストで、より詳細な情報を見ることができます。
リニューアルした本館へ
続いて、新館のとなりにある本館に行ってみましょう。ちなみに新館から連絡通路で本館の間を行き来できますよ!
本館は、ガラス張りになっていて桂浜の海を存分に感じることができる開放的な空間です。
こちらの本館では、イラストや模型などを通じて体験しながら高知と龍馬の事を知ることができます。
こちらにはフィギュアで有名な海洋堂が作成した等身大の龍馬フィギュアがあり、一緒に写真が撮れるフォトスポットになってますよ!
薩長同盟締結も西郷隆盛と木戸孝允のコミカルな対話で放映されるなど、子どもから大人まで楽しめる施設です。
中でもこちらは龍馬の手紙から文字を抜き出して作った、ひらがな50音のシールを組み合わせて作る「龍馬の文字で名刺をつくろう!」コーナーは面白くて思わずハマってしまいました。
なんか、龍馬に名前を呼ばれている気分になりますね(^^ )
咸臨丸を模した展示には海援隊の旗が!
龍馬が暗殺された近江屋のセットもあります。
屋上テラスからは太平洋が一望!
屋上フロアからは雄大な太平洋が一望できます。
150年以上前、龍馬はこの大海原を見て、新たな日本の形を思い描いたんですね。
シェイクハンド龍馬像で記念撮影!
最後に紹介するのは本館入り口前にある「シェイクハンド龍馬」像。
ここに来たなら是非、写真を撮ってもらいたいフォトスポットです!
この日は平成の薩長土肥連合として、鹿児島県知事の三反園訓さん、山口県知事の村岡嗣政さん、佐賀県知事の山口祥義さんと高知県知事の尾崎正直さんがシェイクハンド龍馬とがっちり握手。
高知県知事の尾崎正直さんは「シェイクハンド龍馬の仲介で現代の薩長連合を結ぶのが私の長年の夢でした。それが叶って感慨深いです」とコメントしました。
開幕セレモニーでは幕末期に詳しいタレントのビビる大木さんを加えて、華々しくグランドオープン!当日は様々なイベントが開かれましたよ!
「志国高知 幕末維新博 第二幕」は高知県立坂本龍馬記念館をはじめ、県内全25ヶ所で2019年1月31日(木)まで開催中です!
以下の旅行サイトでは「幕末維新博」特典付プランが販売中!
高知県立坂本龍馬記念館
開館時間:9:00 – 17:00(最終入館16:30)
休館日:なし
観覧料(18歳以上):企画展開催時 700円 その他の期間 490円
あわせて読みたい
- ジブリ映画『海がきこえる』の舞台、高知市内の街並みを聖地巡礼さんぽしてきた
- 【銀座アンテナショップさんぽ】「まるごと高知」で鰹だしのところてんを食す→海の日限定で100円
- 島崎和歌子「高知の人はみんな人懐こい」2019年度「⾼知家プロモーション」発表会にて