ジブリっ子です、東京散歩ぽです。
先日、高知県に取材に行ったんですが、実はもうひとつ楽しみがありました。それは、1993年にテレビで放映したジブリ映画「海がきこえる」の舞台となったところ歩くこと。いわゆる聖地巡礼です。今回の取材で何箇所か、巡ることが出来たのでご紹介。
ジブリ映画「海がきこえる」とは?
その前にジブリ映画『海がきこえる』について簡単にご紹介。
この作品は1993年に日テレ系で放映されたアニメーション(2011年に1度だけTV放映あり)で、当時、スタジオジブリを引っ張っていた宮崎駿・高畑勲両監督が関与しない若手制作集団のみで制作された作品です。
その主な舞台となったのが高知県。作品の中では高知市内の名所が数多くでてきます。
当時、僕は17歳だったんですが、高知県のきれいな海と高知城を中心とした街並みがすごく印象的で、ジブリ映画の中でも5本の指に入るくらい好きな作品でした。
「いつか高知に行きたいな」そんなことを思いながらいつしか時が流れて、公開から25年経ってようやく高知に行くことが出来ました。
高知県立高知追手前高等学校
はじめは主人公の杜崎拓が通う高校。校舎の入口が櫓のような形をしていて映画でも印象的。ここは実際にある「県立高知追手前高等学校」がモデルになっています。
高知の市電も劇中で多く登場しますが、今は全面広告車も多かった。
写真は「ごめん」行き。
帯屋町アーケード街
劇中に何度も登場する「帯屋町アーケード街」は昔ながらのアーケード街。
中でも「ひろめ市場」は高知県のいろんな食が楽しめる屋台村。
「カツオのたたき」やその場でお寿司を握ってくれるところもあって、真ん中のフリーテーブルに持ち込めるのが楽しい。帯屋町アーケード街に来たなら是非、寄って欲しいスポットです。
↑ほろ酔いで歩く夜の「帯屋町アーケード街」。
劇中の同窓会後のシーンでも印象的です。
高知城ライトアップ
劇中のクライマックスの回想シーンで登場する高知城は「ひろめ市場」から徒歩数分で行くことが出来ました。
日没後から22時までライトアップが実施されているそうで、この日は暗闇にライトアップされた高知城がぽっかりと浮かび、三日月との見事なコラボを見ることが出来ました。
ジブリの若手集団が作った『海がきこえる』はその後、同作に触発された宮崎駿監督が『耳をすませば』(近藤喜文監督)のプロデュースするきっかけとなる作品としても有名な作品。
公開から25年経ちましたが、作品公開当時のままの姿がまだ色濃く残る高知市内の街並みは、歩いていてもとても楽しかったです。
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