こんにちは東京散歩ぽです!
今回は御茶ノ水にある老舗ホテル「ホテル龍名館お茶の水本店」さんに宿泊してきましたよ!
明治32年創業の老舗旅館が昨年リニューアル
JR御茶ノ水駅聖橋口から徒歩3分、東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅からは徒歩わずか1分のところにあるのがこちらが明治32年(1899年)創業の「ホテル龍名館お茶の水本店」さんです。
明治から昭和にかけて震災・戦災を乗り越えてきた老舗旅館が創業の地、お茶の水に装いも新たにしてリニューアルオープンしたのが昨年8月。国内外からの好評を博してます。
こちらのホテルはオフィスビルの2フロアで営業されているので外観だけでは老舗ホテルとはわかりません。早速入ってみましょ!
まずはフロントへ
一見コンシュルジュデスクのようですが、こちら「ホテル龍名館お茶の水本店」で一晩に泊まることが出来るのはわずか9組のみと宿泊者が少ないのでフロントとコンシュルジュを兼用しているようです。
玄関を入ってすぐの所には「龍名館本店」の看板が。こちらはかつて旅館時代のだったころの看板を見る事が出来ます。
100年以上昔の旅館ですもんね〜歴史を感じます。
一晩に泊まれるのはわずか9組
ここホテル龍名館さんはオフィスビルの中にあり1階がフロントとレストラン、2階が客室とライブラリー、リフレッシュルームがあります。
客室はわずか9部屋。1日に9組しか泊まれないなんてなんかプレミアム感、ハンパない(´▽`)
エレベーターで2階にあがって、ホテル内の廊下もゆったり作られています。
和風な絨毯がとても和みます。
今回は「百合」というお部屋に通されました。
通されてビックリしたのがホテルでは珍しく、靴を脱いでお部屋に入ります。
こちらはもともと旅館でしたからね。日本人の僕らにはこの風景がとても安らぎます。
館内用の履物は下駄が用意されていてこれまたビックリ!
玄関から上がると引き戸がありますます和な雰囲気が気分を盛り上げます。
引き戸を開けるとそこには和モダンのテイストを存分に楽しめる客室が広がります!
こちら「百合」のお部屋は53,1㎡ととても広々としたお部屋です。
ベッドの上にはガウンと浴衣、両方が置いてありました。外国人の方々も多く泊まっているとか。
和紙の折り鶴がお出迎えしてくれます(^^ )
部屋に案内されるとすぐに、暖かいほうじ茶と落雁の和菓子が出されました。
落ち着く^^
ベッドルームには徳島で作られたという琉球風の畳が敷いてあり、落ち着いた雰囲気でゆっくりくつろげますよ!
窓は全面、障子の戸で覆われていていい雰囲気です^^
テレビの横にはデスクがついてます。
コンパクトな机なので作業するには少し手狭かも。
デスクには変圧用コンセントと有線LANが完備。
宿泊者用の無線LANもありました。これは便利ね!
こちらのクローゼットには貴重品を入れる金庫と洋服用の消臭スプレー。
アイロンとアイロン台も完備してあります。
デスクの向かい側にはカウンターバーがあります。
なんかいろいろ置いてありますよ^_^
カウンターの上にはネスプレッソのコーヒーマシンがあり、無料で利用出来ます!
早速、コーヒー淹れちゃう(^^ )
冷蔵庫の中はこんな感じ。
奥に入っているミネラルウオーター以外は有料になります。
部屋にはプラズマクラスターの加湿空気清浄機があります。
ホテルって空気が乾燥しててノドがやられやすいのでこれは助かる(^^ )
続いてはバスルームへ行ってみましょう。
洗面台は2つ付いていてとても広いです!鏡も大きい!
洗面台の向かいに最新式のウォシュレットのトイレがついてます。
前を通る度にフタがパカパカ開く(^^;)
洗面台からガラスの扉を開けると独立したバスルームになっています。
信楽焼のお風呂
お風呂はなんと信楽焼のバスタブが待ってます!これはすごい、初めてみた!こちらのお風呂は丸元製陶株式会社によるオーダーメイドの信楽焼風呂なんだとか。
たっぷりの湯船でしっかり身体が暖まりますよ(´▽`)
シャワーは上からシャワーと手持ちのシャワーがあり、さらに横からはマッサージシャワーが旅の疲れを癒してくれます。
アメニティーとして用意されているシャンプーや石けんもクオリティの高いものばかりで、髪の毛もつやつや、お肌もツルツルになりました。酒風呂の入浴液もありました。
ベッドは京都の寝具店「イワタ」の「ラークオール(LARKOWL)」を使用しています。
体に沈み込むようなフィット感があって、とても寝心地が良かったです(^^ )
ひとっ風呂浴びて、少しまったりと。
そういえば、このフロアにある「ライブラリー」と「リフレッシュルーム」ってなにかな?
ちょっといってみよ!
ライブラリーとリフレッシュルーム
客室と同じ2階のフロアにあるのがこちら「ライブラリー」
こちらには主に日本のガイドブックが並べてあり、先ほどのネスプレッソも頂けます。
ちょっとした休憩室。
座席の向かいの窓からは車や人の行き交う本郷通りを眺める事が出来ます。
こちらはリフレッシュルームはチェックイン前のゲストの方がシャワーを浴びたり、洗濯物をしたりすることができる部屋になっていました。
朝食は「GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」へ
さて、翌日。
朝食は部屋で食べられるルームサービス(和定食2,800円と洋定食1,800円)と1階にあるダイニング「GREEN TEA RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」でも食べる事が出来ます。(モーニングは午前6時30分〜午前11時まで)
今回はこちらのダイニングへ。
なんか抹茶の緑を基調としてていい雰囲気です。
こちらも窓からの眺めながら朝食をとることが出来ます。
朝食はお茶漬け(500円)とアサイーボウル(850円)の2種類ととてもシンプル。
お茶漬けは紀州南高梅、塩昆布、青紫蘇わかめ、焼き鯖、鶏そぼろ、ちりめん山椒、明太子、鮭の中から具材をひとつ選べます。
プラス200円でソフトドリンクがつけられました。
アサイーボウルは結構量があってなかなかの食べ応え。
バナナやブルーベリーのトッピングがヘルシー^^
お茶漬けは、塩こぶをチョイス!
ほうじ茶で炊いたほかほかご飯に、あられ、柴漬けなど嬉しいトッピングが添えられ、まさに「日本の朝ご飯」を堪能できました。ご飯のお代わりは自由ですが出汁は50円でおかわりが頼めます。
静かな音楽の中、通りを眺めながらの贅沢な時間を過ごせました。
まとめ
今回宿泊した「ホテル龍名館お茶の水本店」さんは昨年リニューアルしただけあって最新の設備が整っており、100年以上続いた旅館のおもてなしのノウハウが随所にちりばめられていて、オフィス街の真ん中という立地にありながら、とても穏やかな時間を過ごす事が出来ました。観光名所の秋葉原や東京駅からもほど近い場所にあるので、外国人観光客の方はもちろん、シニアの方にもおすすめのホテルです。
和のおもてなしと1晩で9組しか宿泊できないプレミアム感でとても優雅な気分になれる「ホテル龍名館お茶の水本店」。
2020年東京オリンピックにむけて宿泊者も多くなりそうですよね。