「太陽の塔 黄金の顔」と13年ぶりの再会!万博記念公園で大阪万博の記憶にふれてきた

こんにちは、東京散歩ぽです!

前回は「大阪・関西万博」の模様をお伝えしましたが、今回は1970年に開催された「大阪万博」の会場跡地、「万博記念公園」を訪れてきました。

7年ぶりに「太陽の塔」と再会!

「万博記念公園」に訪れたのは、「太陽の塔」の内部が公開された2018年に訪れた時以来7年ぶり!

青空を前に燦然とそびえる岡本太郎さん作の「太陽の塔」は、55年経っても圧倒的な存在感です。しかも訪問直前に「太陽の塔」が国の重要文化財(建造物)に指定されたというニュースもあり、この日は多くの人が訪れていました。

EXPO’70 パビリオンに行ってみた

「太陽の塔」から少し歩いたところに「EXPO’70 パビリオン」があります。2010年に開館したこちらは1970年の「大阪万博」の記念館です。

ここ以前から行ってみかったんですよね。

この建物は「大阪万博」開催当時、建築家・前川國男さんがプロデュースした「鉄鋼館」のパビリオンでした。

館内では当時の大阪万博のレガシーや写真展示など、万博の興奮や未来への希望を感じる資料が数多く展示されています。

こちらは「スペースシアター」と呼ばれた「音楽ホール」では「鉄の歌」をテーマとしたコンサートが催され、会期中に約700万人が訪れたそうです。

ガラス越しですが、当時のパビリオンの雰囲気を肌で感じられました。

2023年オープンの別館へ

続いて本館の隣の2023年完成した「別館」へ。

入ってすぐのところには当時のパビリオンで働いていたスタッフ(当時はホステスと呼ばれていたそう)が着用してたコスチュームが展示されていました。

レトロでありながら、今見てもスタイリッシュなデザインばかりで、当時の先進性を物語っていました。

初代「黄金の顔」が展示

この別館の目玉のひとつが、初代「黄金の顔」の展示です。

大阪万博の開催当時「太陽の塔」の頂部に設置されていたオリジナルで、現在ついているのは2代目のレプリカ。直径はなんと10.6メートル!その迫力と存在感は、まさに万博の象徴と呼ぶにふさわしいものでした。

なんだか見てるだけで元気がもらえる!

「黄金の顔」と一緒に記念写真を撮るとこんな感じ!

実はこの「黄金の顔」、2012年に江戸東京博物館で開催された「太陽の塔 黄金の顔展」で一度観たことがあったのですが、それ以来13年ぶりの再会。やっぱりこの迫力は“本物”ならではです。

 

「太陽の塔」関連の展示もありました。こちらは「太陽の塔」の地下に展示されていた「地底の太陽」のミニチュア。

当時のものは行方不明になっていますが、「太陽の塔」の地下には復元された原寸の「地底の太陽」が展示されています。

こちらも「太陽の塔」内の「生命の樹」に展示されていた恐竜の模型なども展示。

本館の展示の最後には、大阪万博当時の会場全体を再現した精巧なジオラマも!

どのパビリオンもレトロフューチャーなデザインで、当時の人々の夢や希望が詰まった空間に、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。

万博のレガシーを満喫したあとは、公園内をのんびりとお散歩。

「太陽の塔」の裏には丹下健三さん設計の「大屋根」の一部が今も残っています。

「ローズフェスタ」が6/8(日)まで開催中

ちょうどこの日は、「日本庭園」正門前にある「平和のバラ園」で「ローズフェスタ」が開催中でした。(開催は6月8日まで)

5月下旬に訪れたこのときはちょうど見頃に。

約250品種・約2,400株のバラが咲き誇り、まさに圧巻の美しさです。

本当は日本庭園もしっかり回りたかったのですが、新幹線の時間が迫っていたため、今回は「心字池」の休憩所から眺めて終了。次回はもっとゆっくり時間を取って歩きたいところです。

最後は「太陽の塔」の裏側にある、黒い面構えの「黒い太陽」を眺めて、この日の散策を締めくくりました。

おまけ:「Pokémon GO Fest 2025」が開催!

ちなみに、2025年5月29日(木)から6月1日(日)までは、この万博記念公園で「Pokémon GO Fest 2025」が開催されるんですね。

園内にはレストランやカフェ、ベンチも多く、イベント時でものんびりと過ごせそうです。お目当てのポケモン探しの合間に、公園内の文化施設にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか!

今回「大阪・関西万博」の後に55年前に開催された「大阪万博」の会場となった万博記念公園を訪れたわけですが、

万博記念公園は、岡本太郎さんの代表作「太陽の塔」を中心に、当時の記憶をたどるレガシーが多く遺っていて万博開催時の熱狂を今に伝えていました。

どちらの会場にも通じるのは「未来への希望」への熱意。時間があれば、どちらの会場もぜひ見てほしいです。

万博記念公園

所在地:大阪府吹田市千里万博公園1−1
万博記念公園(公式サイト)

あわせて読みたい

【体験レポ】大阪・関西万博を待ち時間なしで楽しむ!持ち物・当日予約・立ち回りまとめ
大阪・関西万博2025|注目のシグネチャーパビリオンやミャクミャク焼きソフトクリームなど万博グルメをレポ
ザ・プリンス 箱根芦ノ湖|建築家・村野藤吾の名建築と温泉で過ごす、癒しの箱根ステイ体験記