こんにちは、東京散歩ぽです!
東急株式会社は渋谷駅の東側に地上23階建て(地下3階)の新商業施設「渋谷AXSH(アクシュ)」を2024年7月8日に開業させます。今回は開業に先駆けて行われたメディア向け内覧会の模様をお伝えします。
渋谷ヒカリエ、渋谷クロスタワーとつながり青山方面へのアクセスが向上
「渋谷ヒカリエ」の裏手の坂の途中に誕生する「渋谷アクシュ」。
「TSNAGI-BA」を事業のコンセプトに、渋谷駅方面から渋谷ヒカリエ内を通過し、ワンフロア上の接続デッキを通って「渋谷アクシュ」内へ入ることができます。
さらに、青山通りの接続デッキを通れば、渋谷クロスタワーまで難なく行くことができます。また青山方面へのアクセスも向上して、青山(A)と渋谷(SH)の街をつなぐ(X)ことで人々や文化が混じり合い、新たな価値が生まれる場を作るとしています。
15のテナントが順次オープン
1階〜4階は商業施設、5階〜23階はオフィスとなっていて、商業施設にはレストランやカフェ、コンビニなど15のテナントがオープン予定です。この日は一部のテナントを取材してきました。
hale’aina HOA (ハレアイナ・ホア) ハワイアンカフェ&ダイナー(東京初出店)
まずは1階渋谷駅方面側の入口横には沖縄・恩納村「ハレクラニ沖縄」の近くに位置するハワイアンカフェ&ダイナー「hale’aina HOA (ハレアイナ・ホア)」が出店します。
65席ある店内はゆったりとしていてハワイアンな雰囲気です。
こちらでは人気のハワイアンBBQ「HIBACHI ミートコンボ マラサダパフ」やガーリックシュリンプ、ポキなどのプレートが楽しめます。
「アサイーボウル」はプレーン、ミックスベリーと7月は沖縄産のパイナップルと種類も豊富。
さらに小麦粉や卵・牛乳などの生地をカリッと揚げたてから砂糖やシナモンをまぶしたハワイのロコフード「マラサダパフ」が6種類楽しめます。試食したんですが、ふわふわのドーナツのようでカフェメニューとも合いそうですね。
Spice Theater (スパイス シアター)(渋谷エリア初出店)
こちらの「Spice Theater (スパイス シアター)」は札幌が発祥のカリービストロです。
座席は41席。店内はさながらインドの現地レストランに入ったかのようなローカルな雰囲気!
メニューはこちら。
南インドを基調にエスニックや和など多国籍な要素をミックスし「コルマミルチ」や一番人気「ポークビンダルー」など、本場のスパイスを使いインド・ネパールのシェフが作るさまざまな6種類のカリーやスパイス料理が楽しめます。トッピングの「ナンプラー納豆」が気になる!
7種類の中からお好きなカレーを2種チョイスでき、さらに人気トッピングがついている「スペシャル(1,500円)」や、3種類のカリールーが選べる「3TYPES(1,250円)」など、いろいろなカリーが楽しめそうです。
チャオタイ(タイ料理)
1992年創業「チャオタイ」は、タイ国政府が認定する本場タイ料理のパイオニア的レストランです。
「チャオタイ」の平日ランチメニューはこちら!「ライス付きタイカレー」や「タイの焼きそば」「タイラーメン」などが楽しめます。
「グリーンチキンカレー」などオーダーすると、タイサラダ、グリーンサラダ、スープ、デザートの4点がサービスでついてきます。
他にも「えびすりみのさつま揚げ」「タイ風春雨サラダ」など、タイの一品創作料理やコースメニューなども楽しめるそうです。
1階フロアから2階へはエスカレーターで。オフィスビルではほぼ初めてという天井から緑を吊り下げた「垂直庭園」があり、ボタニカルな雰囲気を演出しています。
Cerveza JPN(セルベサ ジャパン)(スペイン料理)
2階フロアの「Cerveza JPN(セルベサ ジャパン)」は日本初上陸となる本場スペインのカジュアルビアレストランです。
「Cerveza」はスペイン語でビールという意味。独占直輸入の世界各国から集めた50種類以上のクラフトビールを樽生やボトルビールカクテルを楽しみながら、パエリアやピンチョスなどのスペイン料理が楽しめます。
塩・酒・肴 中井商店(日本料理・居酒屋)初出店
こちらの「塩・酒・肴 中井商店」は日本橋の老舗塩問屋「中井商店」の新業態居酒屋です。
店内は落ち着いた和の雰囲気の46席。
こちらではテーブルに常備してある10種類の中井商店オリジナル塩とともに「10種の鮮野菜スティック」「日本橋鶏天」「鶏の唐揚げ&フライドポテト」など塩の魅力を最大限活かした
料理が楽しめます。
ANTICO CAFFÉ AL AVIS(アンティコ カフェ アルアビス)
こちらの「ANTICO CAFFÉ AL AVIS(アンティコ カフェ アルアビス)」は、イタリアの街角にある「バール」をコンセプトにしたカフェです。
シャンデリアが輝く店内はテーブル席やカウンター席が41席。
店の外には12席のテラス席もあり、渋谷ヒカリエへの接続デッキからも近いのでいろいろなシーンで利用できそう。
カフェメニューはこちら!
コーヒーや紅茶だけでなく、レモネードやフローズンドリンクなど種類豊富ですね。
こちらのおすすめは自家製のパニーニ!イタリア産ソーセージなどをはさんだ「モルタデッラとパルミジャーノクリーム」や生ハムと水牛モッツァレラ「プロシュート」などがあります。
特におすすめはこちらの「スピナッチ(600円)」。試食したんですが、黒ごま入りのバンズに、ほうれん草、4種のきのことベーコンをマヨネーズで和えたものはさんだありやさしい味わいで満足感のあるパニーニでした。
NANZUKA TAKEN(ナンズカ テイクン)(BAR)
こちらは渋谷の現代アートギャラリー「NANZUKA」によるバー「NANZUKA TAKEN(ナンズカ テイクン)」。
空山基の彫刻作品や田名網敬一の映像作品をはじめ、佃樹、HR.GIGER、HAROSHIなど、ギャラリー所属のアーティストによるオリジナル作品が展示された店内でカクテルが楽しめるアートバーになっています。
TRATTORIA PIZZERIA 207(東京初出店)
青山側にある「TRATTORIA PIZZERIA 207」は葉山で人気の一軒家イタリアンです。
71席ある店内は昼は明るく、夜は多数の小さなペンダントライトが煌めく星空のダイニングにかわるそう。
こちらでは、イタリアで修業した本場仕込みのシェフの料理とピッツアイオーロによる本格ピッツアやパスタをワインと共に楽しめます。
3階の「オフィスエントランス」フロアへ
2階からエスカレーターであがった3階は「オフィスエントランス」フロアになっています。
フロアにはテーブル席やベンチが点在していて、緑も多くくつろげる空間になっています。
こちらの階段型ユニークスペースの「階段室(たまりば)」。
会議やセミナー、展示会、ポップアップストア、PRイベントなど幅広い用途で利用できます。
タリーズコーヒー
おなじみの「タリーズコーヒー」も出店しています。
店内は89席とゆったり広々。
テーブル席だけでなく、ひとりで集中したい時に利用できそうな半個室ブースなど、いろいろな趣向の座席がありました。
「NANDUKA」が2025年オープン予定
さらに3階フロアには現代アートギャラリーの「NANDUKA」が、新たなコンセプトで2025年にオープンを予定しています。
青山方面広場「AOスポット」に「NANZUKA」のパブリックアートが展示
また、青山方面の広場「AOスポット」には「NANZUKA」のパブリックアート「NANZUKAパブリック」が展示。
開業時の第1弾として、フランスのアーティスト、ジャン・ジュリアンさんの作品「The Tank(水槽)」が展示されています。
さらに渋谷駅方面広場の「SHIBUスポット」には、オーストラリア・シドニーのコーヒーカンパニー「Single O Shibuya(コーヒースタンド) 」がオープン予定。
「SHIBUスポット」では季節のイベントや大型ビジョンを用いた環境演出や冬の時期にはイルミネーションなどを計画しているそうですよ!
ということで新商業施設「渋谷AXSH(アクシュ)」をご紹介しました。接続デッキは、毎日初電〜終電まで開放されるそうなので、渋谷〜青山間を行き来する方にはかなり便利になると思います。レストランやカフェも個性的なお店が多いので、いつ行っても新しい発見がありそうですね!
渋谷AXSH(アクシュ)
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
アクセス:JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、 東急東横線・田園都市線、東京メトロ半蔵門線・副都心線、京王井の頭線「渋谷」駅 至近(銀座線ヒカリエ改札徒歩1分)
公式サイト
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