「伊勢神宮参拝きっぷ」を事前に東京で買う方法

往復近鉄特急と近鉄電車・バスが3日間乗り放題の「伊勢神宮参拝きっぷ」

近鉄電車が販売している「伊勢神宮参拝きっぷ」は東海発（近鉄名古屋）や関西発（大阪難波、京都、近鉄奈良）から伊勢志摩エリアまでの往復近鉄特急と現地の近鉄電車、伊勢エリアのバスが3日間売り放題のお得なきっぷです。今回、僕らは名古屋まで新幹線で行き、近鉄名古屋から東海発の「伊勢神宮参拝きっぷ」を利用しました。

伊勢神宮参拝きっぷ

後述しますが、今回は東京の近畿日本ツーリストで事前に伊勢志摩参拝きっぷの引換券を購入しました。購入した引換券を近鉄名古屋の特急券売り場で伊勢志摩神宮参拝きっぷに交換します。交換して手に入れたきっぷは以下の通りです。

近鉄発駅からフリー区間（松阪～賢島間）までの往復乗車券とフリー区間の乗車券
「ゆき」（発駅→松阪～賢島間）と「かえり」（松阪～賢島間→着駅）の特急券引換券（観光特急しまかぜとデラックスカーは別途特別車両料金が必要です）
フリー区間（松阪～賢島間）用特急券引換券２枚
三重交通バス伊勢エリア内フリー乗車券
パールシャトル片道1回ご利用券（要予約）

近鉄特急券（往復）と松坂駅〜賢島駅まで3日間有効なフリーパス、伊勢神宮参拝時に便利なバスのフリーパスが付いています。さらに伊勢神宮から伊勢志摩エリアのホテル間のシャトルバス1回券がついて、価格は東海発が大人5,900円、小児（小学生）2,950円、関西発で大人6,600円小児（小学生）3,300円です。

伊勢神宮外宮のある伊勢市駅や鳥羽水族館のある鳥羽駅、伊勢志摩サミットが開催される賢島駅まで伊勢志摩観光に力を発揮するお得なきっぷです。（伊勢志摩サミットが開催される5/21〜5/28は鵜方〜賢島間は運休）

通常、近鉄名古屋から伊勢神宮のある伊勢市駅までは特急料金込みで往復5,540円、三重交通バスで外宮から内宮まで利用すると通常430円なので伊勢神宮参拝きっぷならこの時点で元が取れてしまいます。また近鉄名古屋から賢島までは特急料金込みで往復7,160円なので、むちゃくちゃお得なきっぷだということが分かります。

外宮から内宮はバスで移動

2013年に新しいお宮に遷宮された伊勢神宮は森に囲まれた全国の神社の総元締め。神秘的な魅力がありました。外宮から内宮は場所が離れているので「伊勢志摩神宮参拝きっぷ」の三重交通の路線バス（「CANばす」および「参宮バス」の一部区間を含む）のフリーパスを利用して移動しましょう。

ニッポンレンタカーが約30%の特別割引

伊勢志摩神宮参拝きっぷを持っていればニッポンレンタカーの松阪・宇治山田・鳥羽・鵜方の各営業所で通常料金の約30%引きの価格で車をレンタルできます。予約は各営業所に電話で事前予約が必要です。僕らは志摩市にも足を伸ばしたのでレンタカーを利用しました。帰りは別の営業所で乗り捨てできてとても便利です。

内宮⇄伊勢志摩ホテル間のパールシャトル1回利用できる（要予約）

伊勢神宮内宮～伊勢志摩近鉄リゾートホテル（ホテル志摩スペイン村、賢島宝生苑、（賢島駅）、志摩観光ホテル、海辺ホテルプライムリゾート賢島）間のシャトルバス（通常500円）のパールバス（1日2往復）に1回だけ乗車することができます。ただし乗車前日までに予約が必要です。

東京で「伊勢神宮参拝きっぷ」を入手する方法

伊勢神宮参拝きっぷは近鉄電車の大阪府下・愛知県下と奈良線・京都線・吉野線下市口駅以南の特急券発売駅等の窓口で販売中ですが、東京など他府県の方は、近畿日本ツーリストの各営業所で購入すると手数料無料で購入できます。都心では有楽町、渋谷、池袋などの営業所で購入できます。僕らは新宿プレミアム旅行サロンで購入しました。