
こんにちは、東京散歩ぽです。
長野県軽井沢町の「プリンスグランドリゾート軽井沢」で、総事業費約290億円を投じる大規模リニューアルが進められています。
2026年10月19日(月)、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドは、ヴィラタイプの宿泊施設に特化した新ブランド「VILLA PRINCE(ヴィラプリンス)」の創設を発表しました。
その第一号ホテルとなる「ヴィラプリンス軽井沢」の第一弾として「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜(ひがしのもり)」が2027年7月30日(金)に開業します。
今回、品川で開催された新ブランド創設および大規模リニューアルの発表会を取材してきました。
新ブランド「VILLA PRINCE(ヴィラプリンス)」が誕生

「VILLA PRINCE(ヴィラプリンス)」は、西武プリンスホテルズ&リゾーツが新たに展開する、ヴィラタイプの宿泊施設に特化したホテルブランドです。
今回のリニューアルでは、軽井沢プリンスホテルのイーストおよびウエストエリアにある既存コテージの改装や新築を通じてヴィラ化。ホテルエリアを再編し、それぞれ異なる特徴を持つ4つのエリアを展開します。
発表会には、西武ホールディングスの後藤高志取締役会長、西武・プリンスホテルズワールドワイドの金田佳季代表取締役社長、プリンスグランドリゾート軽井沢の影山裕子総支配人らが登壇しました。
後藤会長は、今回のプロジェクトについて、単なる施設の改装ではなく、軽井沢エリア全体の価値向上と、多様化する宿泊ニーズに応えるリゾートへの進化を目指すものだと説明。西武グループが長年にわたり事業を展開してきた軽井沢を、国内外から選ばれるリゾートへと進化させる方針を示しました。
第一弾「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜」は2027年7月30日開業

新ブランドの第一弾として開業するのが、軽井沢プリンスホテルのイーストエリアに誕生する「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜」です。
スキーゲレンデに近いなだらかな地形に、全41棟のヴィラを整備。このうち22棟は愛犬と一緒に宿泊できるドッグフレンドリーなヴィラとなります。
既存コテージの増改築と新築を組み合わせ、建物同士の間隔にもゆとりを持たせることで、軽井沢の豊かな自然を感じながら、プライベートな時間を過ごせる空間を目指します。
また、一部のヴィラでは、自家用車で直接乗り入れることも可能になる予定です。
世界的建築家・坂茂さんが設計!既存の建物や自然を生かしたヴィラに

今回のリニューアルで設計・デザインを手がけるのは、2014年に建築界の国際的な賞「プリツカー建築賞」を受賞した建築家の坂茂(ばん・しげる)さんです。
坂さんは発表会で、既存のコテージをすべて建て替えるのではなく、これまでの歴史や建物の価値を受け継ぎながら、新たな空間づくりを目指したと説明しました。

既存コテージの木材を再利用するなど、環境負荷の低減にも配慮。客室数を減らして1棟ごとのゆとりを確保し、室内と屋外が連続する開放的なヴィラへと進化させます。
また、敷地内の既存の樹木を残し、自然の地形を生かした配置計画を採用することで、軽井沢の森との調和を図ります。
全41棟のヴィラにかけ流し温泉を完備!サウナ付き客室も

客室となるヴィラは、従来のコテージよりも1棟あたりの床面積を拡張。
すべてのヴィラに、坪庭を眺められるかけ流し温泉が備えられるのも大きな特徴です。

客室タイプには、4名で宿泊できる「スノーヴィラ」のほか、サウナとブロアバスを備えたタイプなども用意されます。
チェックインは各ヴィラの客室内で行うスタイルを基本とし、到着後からプライベートな時間を過ごせる滞在スタイルを提案します。
愛犬と泊まれるドッグヴィラは22棟!専用ドッグランも

「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜」では、ペットツーリズムにも力を入れています。
全41棟のうち22棟が愛犬と宿泊できるヴィラとなり、「東の杜 ドッグヴィラ」にはプライベートドッグランを設置。
愛犬が庭で遊ぶ様子を眺めながら、家族でゆったりと過ごせる空間を整備します。
さらに、施設内には屋内ドッグランやドッグケアハウスを設けるほか、屋外には犬専用プールを備えたドッグランも整備する計画です。
愛犬用バスタブやバギーなどの貸し出しサービスも用意される予定で、愛犬と一緒に過ごすリゾートステイの選択肢が広がりそうです。
愛犬と食事ができるレストラン「二樹」も新設

ヴィラエリアには、新たな共用施設「杜のテラス」も誕生します。
曲線を描く屋根が印象的な建物で、レセプション棟とアクティビティ棟の2棟で構成されます。

レセプション棟の1階には、愛犬と一緒に食事が楽しめるオールデイダイニング「二樹(にじゅ)」がオープン。
店内には愛犬用のブッフェボードも設けられ、滞在中の食事を愛犬と一緒に楽しめます。
朝食はメイン料理を選べるプリフィックススタイル、ランチはアラカルト、ディナーは前菜のハーフブッフェとメイン料理を選ぶスタイルを予定しています。
レストランの営業時間は午前6時30分から午後9時まで。室内48席、テラス20席の計68席を備えます。
また、宿泊者専用の「杜のラウンジ」では、滞在中に軽食やスイーツ、ドリンクなどを楽しめる予定です。
プライベートサウナやフィットネスも充実

「杜のテラス」のアクティビティ棟には、4名用のプライベートサウナを2室設置。予約制で利用できる予定です。
このほか、フィットネス施設やスキー・レンタサイクルの受付、ロッカールームなども集約。
冬はスキー、春から秋はサイクリングなど、四季を通じたアクティビティを楽しめる施設となります。
宿泊者には、軽井沢プリンスホテル イーストの「FOREST HOT-SPRING」や、ウエストの「MOMIJI HOT-SPRING」の利用をはじめ、軽井沢駅からの送迎、ゴルフやテニスなどのアクティビティ特典も用意される予定です。
原研哉さんがブランドロゴやホテル名称の開発を担当

新ブランド「VILLA PRINCE」のブランド構築を担当したのは、無印良品のアートディレクションなどで知られるデザイナーの原研哉(はら・けんや)さんです。
原さんは、軽井沢の森が長年にわたって多くの人々に愛され、守られてきた環境であることを踏まえ、その魅力を伝えるためのビジュアルアイデンティティを設計したと説明しました。

ブランドロゴには、森やログハウスが持つ豊かさを表現。書体やサイン計画、ホテルのネーミングまで、一貫したデザインを手がけています。
また、建築やデザインだけでなく、施設を運営する人々や滞在する人々が森や建物を大切にすることによって、施設としての魅力が完成していくという考えも語られました。
2028年春以降には「西の峯」「天の庭」も順次開業へ

「ヴィラプリンス軽井沢」は、今回開業する「東の杜」を含む4つのエリアで構成されます。
- 東の杜(ひがしのもり):2027年7月30日開業予定。全41棟のヴィラを整備
- 中の径(なかのみち):既存の「ザ・プリンス ヴィラ軽井沢」から名称変更
- 西の峯(にしのみね):ウエストエリアに2028年春以降、順次開業予定
- 天の庭(あまのにわ):ウエストエリアに2028年春以降、順次開業予定
それぞれ異なる個性を持つヴィラエリアを展開し、ファミリーや愛犬連れの旅行から、国内外のラグジュアリー層による長期滞在まで、多様なニーズに対応していく計画です。
「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜」は11月9日から予約開始!

「ヴィラプリンス軽井沢 東の杜」の宿泊予約は、2026年11月9日(月)正午から開始されます。
軽井沢駅から徒歩約10分というアクセスの良さに加え、全棟にかけ流し温泉を備え、愛犬と一緒に滞在できる施設も充実する新しいヴィラホテル。
建築家・坂茂さんとデザイナー・原研哉さんが手がける、軽井沢の自然と調和した新たなリゾートの誕生が楽しみですね!
ヴィラプリンス軽井沢 東の杜 施設概要
開業予定日:2027年7月30日(金)
予約開始:2026年11月9日(月)12:00
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1016-75
客室:全41棟(うちドッグフレンドリー22棟)
アクセス:北陸新幹線・軽井沢駅から徒歩約10分
ヴィラプリンス軽井沢 東の杜(公式サイト)
※掲載内容は2026年10月19日の発表時点の情報です。今後変更となる場合があります。
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