「考えたこと」を記録すれば、見えないものが見えてくる

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「情報は1冊のノートにまとめなさい」の著者、奥野宣之さんの新刊「旅ノート・散歩ノートのつくりかた」が出版され、Evernoteの達人、五藤隆介さんとのライブトークに行って来ました。

ライブトークの様子と、新刊の感想をお伝えします。

4月4日に紀伊国屋新宿南店でお二人のライブトークが行われました。

奥野宣之さん(@okuno0904)は「情報は1冊のノートにまとめなさい」など数々の著書を出版し、今回「歩くのがもっと楽しくなる 旅ノート・散歩ノートのつくりかた」を出版されました。

五藤隆介さん(@goryugo)はブログ「goryugo.com」を主宰する有名なブロガーさん。Evernoteの使い方、関連アプリなどを紹介し、一昨年「たった一度の人生を記録しなさい」を出版。現在はEvernoteの公式アンバサダーも務めるデジタルライフログの達人です。

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アナログとデジタルの違い

奥野さんは自分の行動記録をメモやノートに記録するアナログライフロガー。五藤さんはiPhoneで写真、メモなどの記録をEvernoteに集約するデジタルライフロガーです。

記録の方法は違えど、ありとあらゆる物事を記録するという面において共通しているお二人。

今回のライブトークで気になったところを抜粋してみました^^

奥野さん

・記録ノートは現在187冊目!

・散歩中は道中メモに記録。メモには事実の羅列。

・メモ帳セットを常に持ち歩いてる。
(雨の日は防水メモを使っている)

・スタンプ、切符、本の帯、入場券、葉っぱなどは取っておく。

・大晦日に1年分の記録を読み返す。(昔の自分を再発見する。)

五藤さん

・Facebookはライフログツールとしてとても優秀。

・Fasteverでメモを、Evernotefoodをアルバムがわりに使っている。
(食べもの以外にイベントや外出時など)

・Google Latitudeがイチオシ。
(アプリを入れておけば移動を自動記録してくれる)

・しおりなどもらった物は全てScanSnapでスキャンして捨てている。
(葉っぱは無理なので写真に撮って残す)

・記録は好きだけど、物を増やすのは嫌い。

スマートフォンが普及し、ライフログが最近では身近になりライブトーク会場は多くの方が来場していました。奥野さんは最後に「ライフログは溜まってからが面白い」と言われてました。僕もTwitterやfacebook、このブログもライフログの一環として記録しています。とにかく記録し続けることで見えてくる面白さを求めて今後も続けていこうと改めて思いました。

奥野さん、五藤さん貴重なお話ありがとうございました!

 

歩くのがもっと楽しくなる 旅ノート・散歩ノートのつくりかた

ライブトークが終了し今回出版された奥野さんの新刊「歩くのがもっと楽しくなる 旅ノート・散歩ノートのつくりかた」を早速、読みました。

学生の頃から10年以上記録し続けてる奥野さんの散歩ノートづくりのノウハウがたくさん詰まった1冊です。

ノートづくりはフェーズを分けて

奥野さんはノート作りのポイントとして旅の前・途中・後とフェーズを分けています。

◯旅の前 あこがれを集める(雑誌・新聞・ガイドブック)

◯旅の途中1 素材を集める(パンフレット・チラシ・半券・切符・写真)

◯旅の途中2  道中メモを工夫する
(客観的事実(ルート・時間・イベント)自分の声その他なんでも書いてみる)

◯旅の後1  素材を切ってレイアウトする。

◯旅の後2 加筆・ルートマップ・年表を貼り付けて完全版旅・散歩ノートの完成

p.30より

 

全て時系列で行きたい場所から気になった記録を1冊のノートに記録している奥野さん。情報を1ヶ所に集めることで「自分の関心」を発見することが出来ます。

1冊のノートに集めることであらゆる情報が時系列に並びますが自分で編集しているのでどんな事柄に興味があるのか簡単に発見できそうです。

「考えたこと」を記録すれば、見えないものが見えてくる

旅の途中、メモする際は客観的事実と同時に自分自身の声をセットで記録します。客観的事実を◯印、自分の声を☆印で表すことによって後で読み返した時、とてもわかりやすくなります。

自分の声を集めることは物事をよく見ることにも繋がります。しかも自筆のメモは自分の関心や気分がかなりはっきり出ます。気分まではデジタルではなかなか残せないですよね。

今回奥野さんの本を読んでいて、散歩ノートを作ることとブログを書くことはとても似ているなあと感じました。東京散歩ぽでは今まで客観的事実が多く、あまり自分の考えたことを表明することが少なかった様に感じます。今後は自分の考えをもっと前面に押し出してみようと思います^^

写真 (31)

奥野さんが作るような散歩ノートを作るのはなかなか大変な作業ですが、まとめるとかなり面白いノートになるのは間違いありません。自分の字で書き、資料を貼り、編集してまさに自分新聞を作ればデジタルでは味わえない唯一無二のノートが出来そうですね。

僕は先日、モレスキンノートを頂いたので散歩に出た時は持ち歩いてスタンプなど、その場でしか記録出来ないものを集めはじめました。

「ライフログは溜まってからが面白い」

皆さんもライフログを始めれば、新たな自分が発見できるかもしれません。

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ブロガーサミット2013に参加(週刊 東京散歩ぽ8/26) | 東京散歩ぽ

[…] 「考えたこと」を記録すれば、見えないものが見えてくる | 東京散歩ぽ このブログ「東京散歩ぽ」は読んでくれてた方に「ここ面白そうだな」とか「このイベント楽しそう」などと言ったお出かけの「キッカケ」を提供できればいいなあと思っています。しかし時として買った商品のことだったり、iPhoneアプリのことだったりジブリ映画のことだったりと東京散歩とは全く関係ないネタも数多くあります。 […]

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