別所哲也「次回作には私も・・」第4回いばらきショートフィルム大賞は『水戸黄門Z』が受賞

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第4回いばらきショートフィルム大賞授賞式
映画好きの東京散歩ぽです!
2017年6月1日(木)〜6月25日(日)まで東京や横浜の会場で開催中の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」。
今回は6月18日(日)に二子玉川のiTSCOMSTUDIO&HALL二子玉川ライズで開催された「第4回いばらきショートフィルム大賞授賞式」の模様をお伝えします!

橋本 昌 茨城県知事 

橋本 昌 茨城県知事

今回で4回目となる「いばらきショートフィルム大賞」は映像から生まれる茨城の風景、文化、食の魅力を国内外に発信し、観光誘客の促進を図る「スクリーンツーリズム」を推進するために企画されました。今年は昨年を上回る86作品の中からノミネートされた2作品の上映と同賞の授賞式が行われました。

登壇した橋本昌茨城県知事は「(茨城県は)フィルムコミッションを立ち上げて映画、テレビなど5,300本の支援をしてきています が、なかなか茨城県だということを知られてません。そこで別所さんにお願いして茨城を舞台にしたショートフィルムを作ってもらってそれを表彰するようにしました。今日はみなさんにご覧いただいて最優秀賞を決めていこうと思います。ゆっくりと茨城に関するショートフィルムをお楽しみください。」と挨拶しました。

ノミネート作品の上映後「第4回いばらきショートフィルム大賞」の受賞作品が発表されました。

【大賞】 水戸黄門Z

第4回いばらきショートフィルム大賞授賞式

【あらすじ】
立ち寄った町で良からぬ噂を耳にした水戸黄門御一行 は、町の内情を探るべく行動を開始。一方、助三郎は偶然出会ったどこか哀しげな町娘と恋に落ちてしまう。町に巣食う悪の正体は?そして助三郎の恋の行方は?

「水戸黄門Z」大川祥吾監督

「水戸黄門Z」大川祥吾監督

大賞を受賞した『水戸黄門Z』の大川祥吾監督は「この作品は3年くらい前から制作して試行錯誤を経て、去年の年末くらいに完成しました。黄門様のことをいろいろ取材してじっくり作り上げたのですが、タイトルが少し悪ふざけしてるので茨城県の人たちに怒られないかなとすごく心配してました。今回認められたのでこれからも作っていきたいと思います。」と受賞あいさつをしました。

【奨励賞】食の黄門様~きっと,明日はうまくいく~ 

【あらすじ】
東京で売れない女優をしている紺野紗香(25)は,茨城で黄門様の格好をしていた。ほとんど女優としての仕事が無い紗香に茨城のグルメをPRするイベントの仕事が舞い込んでくる。久しぶりに大きな仕事に喜ぶ紗香だったが…

またノミネートのもう1作品『食の黄門様~きっと,明日はうまくいく~』の宮本秀光監督には奨励賞が贈られました。

別所哲也さん

別所哲也さん

この日、いばらき大使の委嘱状を交付された「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」代表でいばらきショートフィルム大賞の審査員を務めた別所哲也さんは「(水戸黄門Zは)なによりその音楽性だったり、水戸黄門という歴史上の人物を現代的にアレンジしながら、ショートフィルムの魅力と茨城の魅力をミュージカル調に存分に届けたんじゃないかと思います。次回作には私もミュージカル俳優としてオファーを頂きましたら、その際は検討させて頂きます。」とコメントすると、会場からは大きな歓声が上がりました。

チャン・グンソク監督作品が上映・手形展示も

第4回いばらきショートフィルム大賞授賞式

また授賞式後には特別招待作品として韓国俳優のチャン・グンソクさんが監督したショートフィルム『偉大なる遺産』が上映。2011年にチャン・グンソクさんが主演した映画『君はペット』の制作発表を茨城空港で開いて茨城との繋がりも深い韓国と茨城県は友好交流協定を締結しています。この日はチャン・グンソクさんの手形も特別に展示されました。

第4回いばらきショートフィルム大賞授賞式

奇しくも今回ノミネートされた2作品は水戸黄門がテーマということで授賞式に登場した茨城県のゆるキャラ、ハッスル黄門も嬉しそうでしたよ!「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」は2017年6月1日(木)〜6月25日(日)まで開催中です!

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