麻布台ヒルズの新「チームラボボーダレス」をレポ!一期一会の作品を楽しむ境界のない世界をさまよう

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こんにちは、東京散歩ぽです!

今回は、昨年開業した麻布台ヒルズ内に2024年2月9日(金)にオープンした「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス(以下:チームラボボーダレス)」へ行ってきました。

オープンに先駆けて行われたメディア向け内覧会を取材して、新しい「チームラボボーダレス」の見どころを探ってきました。

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ガーデンプラザB B1階にある「エプソン チームラボボーダレス」

お台場から麻布台ヒルズ ガーデンプラザBの地下1階に引っ越しした新しい「チームラボボーダレス」。

その入口は麻布台ビルズのガーデンプラザBのB1階にあり、施設自体は地下空間に位置します。

入口はある1点から見ると「teamlab★ Borderless」の文字が浮かび上がりますよ!

無料ロッカーに手荷物を預けます

入口入って右手に無料のロッカーがあります。写真は一部ですが、かなりの数のロッカーがありました。

スマホやカメラだけをもって、上着や手荷物はここに預けておきましょう。

ちなみに館内にトイレはありますが、混む場合もありそうなので、事前に済ませておくことをおすすめします。

こちらのゲートを潜って新しい「チームラボボーダレス」の旅のスタートです。

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50以上の作品が複雑に絡み合う新「チームラボボーダレス」

花と人、コントロールできないけれども共に生きる – A Whole Year per Hour / Flowers and People, Cannot be Controlled but Live

施設面積約7,000平米の広い館内には、これまでのお台場での作品に新作を加えた50以上の作品が複雑に絡み合います。

最初に現れる「花と人、コントロールできないけれども共に生きる」で一気に「チームラボボーダレス」の世界に没入していきます。

この作品はお台場でもまずはじめに見られましたね。花々が印象的に舞う光景が印象的な作品です。

チームラボ《人々のための岩に憑依する滝》、《花と人、コントロールできないけれども共に生きる – A Whole Year per Hour》

その奥に見えてくるのが《人々のための岩に憑依する滝》、《花と人、コントロールできないけれども共に生きる – A Whole Year per Hour》。

こちらもお台場時代に人気の作品。時間によって、花々や大きな滝が流れます。

滝の流れに身を置くと水の流れが変わったり、その場所に花が咲いたりと作品が反応して、見ている人と融合してくれるのが楽しいですね。

大きな鳥の舞う瞬間も。こちらは別の作品から生まれたカラス(八咫烏)が境界を超えて館内を飛び回ります!

《The Way of thr Sea》「虚空の宇宙」

大きな空間に入ってきました。

《The Way of thr Sea》「虚空の宇宙」は、重力を超越して、自分が宇宙空間にふわりと漂うような不思議な感覚です。
ライトスカルプチャー - Flow

新作の「ライトスカルプチャー – Flow 」シリーズは、視覚を覆うほど無数の光の集合体が感じられる作品です。

流れ出ていく光の直線が複雑に絡み合って、円をも描くことができるんですね。

光はLEDなので、カラフルな色味が複雑に交差します。

異次元空間に迷い込む、SF映画の主人公になったかのような没入感があります。

こちらは新作の「Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境によって生み出される光」。

球体の中でキラキラとうごめく「光のシャボン玉」は、ゼリーの塊のような大きくて強い光。どのように煌めいているのか全く想像できないほどの小宇宙が数多輝いています。

めくるめく光の宇宙に放り出されたかのような感覚で、ずっと見ていたい不思議な空間です。

《マイクロコスモス - ぷるんぷるんの光》

「マイクロコスモス – ぷるんぷるんの光」は無限に広がる空間の中に縦横無尽に走るレーンがあり、その上をぷるんぷるんに光る玉が自走する不思議な空間です。

部屋は鏡張りで、乱反射する光が遥か彼方まで続きます。

自走するぷるんぷるんの光りの玉はほのかに明滅しながらよどみなく坂を登ったり下ったりする姿はどこを切り取っても見たことがない写真や動画が撮影できることでしょう。

「生命は闇に咲き闇に帰る微小な光」は、様々な大きなの立方体が張り出した暗闇の空間に、花々の誕生と死滅を永遠に繰り返す様子をコンピュータ・プログラムによってリアルタイムで描かれ続ける作品です。

《Infinite Crystal World》

こちらの《Infinite Crystal World》は、お台場時代でも見られた作品ですね。

《Infinite Crystal World》に身を置くカミさん

《Infinite Crystal World》に身を置くカミさん

光の粒子が縦横無尽に駆け巡り、まるでワープしているかのような感覚になるので、個人的に大好きです(^^)

中心も境界もない存在

こちらは「中心も境界もない存在」。中央にある黒い核のようなものに、触れようとすると反応して変化しますが、触れられない不思議な作品。どうなっているかは実際に現地で確かめてみてくださいね。

こちらの部屋では黒いドットが広がりやがて真っ黒に。その中から白いドットが生まれてやがて真っ白にを繰り返す作品です。

「スケッチオーシャン」もお台場で人気の作品ですよね。

こちらのスケッチコーナーで描いた魚をスキャンすると、すぐに作品内にその魚が登場するとあって、子どもたちを中心に人気です。

ちなみに映し出されるのは、世界の各所にある「チームラボ」のスケッチオーシャンで描かれた魚たち。

逆にこの場所で描いた魚の絵が世界中の「チームラボ」のスケッチオーシャンにも登場しているそう。絵で世界と交流できるインタラクティブな作品になっています。

お台場にもあった喫茶空間の「EN TEA HOUSE」も楽しめます。

EN TEA HOUSEのメニュー

EN TEA HOUSEのメニューはこちら。「水出し緑茶」をはじめ、「麦茶ライスミルクラテ」「焙じ茶カモミール・ライスミルクラテ」などのお茶が楽しめます。

カウンターの上に飲み物が置かれると、可憐な花が浮かび上がる演出も楽しい!

「溶解する炎」は、部屋に吹き出すスモーク(のようなもの)をスクリーンに、幻想的な絵画が映し出されます。

《地形の記憶》、《境界のない群蝶 – 地形の記憶(仮)》もお台場で人気だった作品。

頭上に見えていた花畑が、次第に眼下に広がる様子は小さな動物の目線から、人の目線に変わるような視点の変化が楽しいですね。

《Walk, Walk, Walk:探し、遠ざかり、また出会う》

作品と作品をつなぐ、通路にも様々な作品が映し出されます。

《Walk, Walk, Walk:探し、遠ざかり、また出会う》は、牛舎に乗るカエルやそれを引く人々、蝶の群れなどが描かれていています。

人々に触ると、こちらに振り向いてくれたりとちょっとしたリアクションが楽しい作品です。

出口付近には、グッズショップがあって、お土産が販売されていました。

館内には大きく目立つような案内図はなく、施設内をさながら迷路のようにさまよい歩き回るので、ひとつひとつの作品をじっくりと楽しむには2時間はゆうにかかります。

その時々で映し出される光景は季節や時間帯によって様変わりするので、見るたびに違うまさに「一期一会」を楽しめる境界のない世界が楽しめましたよ!

森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス

場所:麻布台ビルズ ガーデンプラザB B1 (所在地:東京都港区麻布台1-2-4)
開館時間:10:00 – 21:00
※最終入館は閉館の1時間前
休館日:第一・第三火曜日
公式サイト

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