東京駅地下にラーメン新店舗2店がオープン!店主の想いがたっぷり詰まった味噌ラーメンと家系ラーメン

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ラーメン大好き、東京散歩ぽです!

東京駅八重洲南口地下1階にある「東京ラーメンストリート」にて新店舗「味噌麺処 花道庵」と「家系ラーメン 革新家 TOKYO」が2023年10月25日(水)にオープンします。
今回はオープンに先駆けて行われた、メディア向け試食会を取材してきました。

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味噌麺処 花道庵

まずは2008年に中野区野方で創業し、都内で2店舗を展開している「味噌麺処 花道庵」。

ラーメンデータベースの味噌ラーメン部門で1位を3度獲得。「東京ラーメン・オブ・ザ・イヤーでも10年連続で掲載されている名店です。

「味噌麺処 花道庵」のメニュー

「味噌麺処 花道庵」のメニュー

店前の食券機で食券を購入して入店します。

店内はカウンター席、テーブル席など29席。

テーブルには、粗目にすりおろしたにんにくと一味唐辛子、酢が常備されています。

この日は東京駅限定メニューの「特製味噌ラーメン(1,350円税込)」を試食しました。

基本となる「味噌ラーメン」の上ににんにく醤油で煮込んだ豚バラ肉と厚めのチャーシューがたっぷり乗っていてボリューム満点!

通常お店では、記念の時やイベント時など限られた時に提供しているメニューなのだそうで、この東京ラーメンストリートの店舗では毎日食べられるのが嬉しいですね。

ベースとなるスープは、ゲンコツと豚足に鳥の足(もみじ)を煮込むことでゼラチン質がたっぷり。そこに家庭でも一般的に使用されている神州一味噌を合わせることで絶妙なとろみを生み出しています。

もやしは町中華で出されるレバニラ炒めや野菜炒めからヒントを得て、強火のラードで炒めることでシャキシャキ食感のもやしに仕上がっています。

麺は三河屋製麺の特注麺。太くてもちっとしていて、味噌のスープとの絡みがとても良いです

店主の垣原さんは「この特注麺の前身はとにかくクセが強いですが衝撃的に美味しかったので、当初をやろうとしていた味噌ラーメンのベースをその麺に合わせる作業に時間かけました」と話すぐらい、店主さんがこの麺に惚れ込んで作り上げた味噌ラーメンとなっています。


厚めのチャーシューは、煮て味付けしたものを燻製し、さらに別の醤油に漬け込んでカットしているひと手間もふた手間もかけた一品。

「チンピラ玉子」は野方のお店で1日40個〜50個でる人気商品。

辛味調味料として麺に入るのはもちろん、これを肴にお酒を飲んでも美味しいみたい!

この日、一緒に取材した奥野大児さん(X:@odaiji)は「麺はもちっと柔らかく、口の中の滞在時間が長い麺ですが、味噌スープが濃厚でガツッとくるので口の中で混ざり合うことで美味しい味噌ラーメンになっています。もやしはシャッキリとしていて口の中でもちっとした麺と、もやしとのシャキもち感が心地良いです。チャーシューもバラ肉も甘くて優しい脂で、馴染み深い味。それがまた味噌スープに合っています。全体的に細やかな心配りが行き届いた味噌ラーメンで美味しかったです」と話していました。

味噌麺処 花道庵 店主の垣原 康さん

味噌麺処 花道庵 店主の垣原 康さん

店主の垣原 康さんは「店は今年15周年を迎えることができました。もともと父が札幌出身で札幌ラーメンを初めて食べたときの感動は今でも忘れられません。その体験をもとに、もっと美味しくて自分でしか作れないものを作りたいと思いました」と挨拶。

「味噌麺処 花道庵」のラーメンはどこの一般の家庭でも手に入れられる食材を使った、まさに何回食べても飽きのこない「どこにでもありそうでなかった」味わいの味噌ラーメンでした。

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家系ラーメン 革新家 TOKYO

続いて「味噌麺処 花道庵」のすぐ左隣りに出店する「家系ラーメン 革新家 TOKYO」をご紹介。

こちらは東京ラーメンストリート内にある人気の「ソラノイロ」を⼿掛け、ミシュランガイド東京・ビブグルマンに3度掲載された店主・宮崎千尋さんが『家系ラーメンに⾰新を起こす!』をコンセプトに新たにオープンさせた新店舗です。

「家系ラーメン 革新家 TOKYO」のメニュー

「家系ラーメン 革新家 TOKYO」のメニュー

こちらでもまずは食券を購入して入店しましょう。

店内はカウンター席とテーブル席が26席。

店内の壁面には熊本で活躍されているイラストレーターの方が描いた歌舞伎や龍などの迫力ある壁画が待ち受けています。

麺や味、油はお好みで注文できるそう!今回はすべてスタンダードな「普通」でいただきました。

こちらでは東京駅限定の「⾰新家スペシャル」(1,380 円税込)を試食させていただきました。

店主の宮崎さんは新店舗を出すにあたって、蒲田の名店「らーめん飛粋(ひいき)」に弟子入りし、それを元にオリジナルの家系ラーメンに仕上げていったそうです。

毎日炊き上げるスープは国産の豚⾻、背脂、鶏ガラをふんだんに使用。タレは「らーめん飛粋(ひいき)」直伝のヤマサ「吟選しょうゆ」を使用して、味に深みを出しています。

脂はコクと旨味のある親鶏と若鶏の脂をブレンドした濃厚なスープ。小松菜は「江戸菜」を使用して、甘みと苦味が濃厚なスープとの相性もばっちりです。

麺は国産小麦100%の「春よ恋」と「ゆめちから」を使用。国産ならでは小麦の風味を強く感じるコシのある中太麺になっています。

さらにチャーシューは3種類味わえて、低温調理した柔らかなロース肉は濃厚なスープが染み込んで極上の味わい!

国産豚の吊るし焼き焼豚モモ肉と煮豚バラ肉のチャーシューもラーメンをさらに華やかにしています。

家系ラーメンといえば、卓上調味料も楽しみのひとつ。

こちらのお店ではラーメンタレ、特製旨辛醤、さっぱり生姜、スティーブジョブ酢(りんご酢)、おろしニンニク、ニンニク味噌の6種類が常備。

特にすりおろしたニンニクに味噌を合わせた「ニンニク味噌」は、ラーメンのスープに溶いて味変したり、ライスにそのままのせてご飯の友にもなる万能調味料です。

奥野さんも大満足

奥野さんも大満足

奥野大児さんは「スープはガッツリととろみがしっかり出てて、こんなに鶏感が強くて濃厚な家系ラーメンは珍しい。卓上の調味料も一般的な家系ラーメンとひと味違っていて「味噌ニンニク」はまさにライス向き。これはライスが欲しくなる。ライスとセットで頼んでスープに浸した海苔と一緒に食べたら最高だろうなあ」とコメント。

たしかにライスとの相性は間違いなし!ラーメンとライスはぜひセットでオーダーしてみてくださいね。

家系ラーメン 革新家 TOKYO 店主の宮崎千尋さん

家系ラーメン 革新家 TOKYO 店主の宮崎千尋さん

家系ラーメン 革新家 TOKYO 店主の宮崎千尋さんは「2年前から家系ラーメンブームがある中で、この東京ラーメンストリートにも家系があるべきだなと思い、新しい形の家系ラーメンを出店しました。家系ラーメンにイノベーション(革新)を起こしたい、ラーメン業界にも革新を起こして、東京ラーメンストリートをもっと盛り上げたいです」と意気込みを話していました。

東京ラーメンストリートに新たにオープンした2店舗では、それぞれの店主の熱い想いがたっぷりと詰まった至極の一杯が味わえます。

東京駅近くに行った際はぜひ行ってみてくださいね。

「味噌麺処 花道庵」「家系ラーメン 革新家 TOKYO」

場所:東京駅八重洲南地下1階(東京駅一番街 地下1階)
営業時間:10:30〜23:00(L.O.22:30)※都合により営業時間が変更になる可能性あり
東京ラーメンストリート特設サイト | 東京駅一番街(外部サイト)

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