飛騨古川を街歩き。映画『君の名は。』のモデル駅舎から歴史的な白壁土蔵街を巡る

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こんにちは、東京散歩ぽです!

前回に引き続き、岐阜県飛騨市の旅をお伝えしています。2日目は飛騨古川駅から飛騨古川の街並みを歩きます。

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映画『君の名は。』の駅舎モデルとなった飛騨古川駅から街歩きスタート

富山駅から特急「ワイドビューひだ」で約1時間13分で到着する「飛騨古川駅」は、2016年公開の映画『君の名は。』のイメージとなった場所のひとつ。

雨予報でしたが、なんとかおひさまもでて、素敵な光景が見られました。

鯉が泳ぐ瀬戸川と白壁土蔵街

そんな「飛騨古川駅」から5分ほど歩くと、時代劇に出てきそうな街並みにたどり着きます。

ここは瀬戸川と白壁土蔵街。戦国時代に金森氏によって築かれた増島城の城下町の面影が今に続いています。

約500mに渡って軒を連ねる古い建物沿いに流れる瀬戸川には、

毎年4月〜11月まで、気持ちよさそうに鯉が泳いでいます。その数はおよそ1000匹にもなるそう!

川沿いには、鯉のえさ(1袋100円)が売っていて、自由に餌やりできます。

冬の時期は雪深くなるため、町の人々が1匹ずつすくって、温かな池で冬を越すそうです。

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この白壁は登録有形文化財にもなっている「渡辺酒造店」と「蒲酒造場」の2つの歴史的な造り酒屋の白壁です。

渡辺酒造店で日本酒を試飲

この日は明治初期に創業した「渡辺酒造店」を訪れました。

全国酒類コンクールグランプリ受賞し、世界的に評価されている「渡辺酒造店」では、

人気の純米吟醸「蓬莱」などの日本酒が試飲できます。

身体に染みわたる

身体に染みわたる

純米吟醸「蓬莱」はすっきりとしたやさしい飲み口。

ちなみに飛騨の皆さんは夏でも日本酒は熱燗で飲むそう!

最近は「甘酒」も人気ですよね。こちらは「蔵元の冷やしあまざけ」。

無添加、無糖化、ノンアルコールで夏バテ予防にも効きそうな甘酒でした!

「渡辺酒造店」を後にして、となりに見えてくるのは、飛騨最大級の木造建築のお寺「円光寺」。

毎年1月15日には、町内にある3つのお寺「円光寺」「真宗寺」「本光寺」にお参りする「三寺まいり」が200年以上前から続いています。

お寺の周りの川にも鯉がたくさん泳いでました。

昔の風情を今に伝える瀬戸川と白壁土蔵街。

冬は雪が深く積もり、夜にはさらに幻想的な光景がみられるのだそうです。

飛騨古川まつり会館

白壁土蔵街を抜けると見えてくるのが「飛騨古川まつり会館」。

ここ飛騨古川で300年以上続く「古川祭」は、毎年4月19日、20日の2日間にわたって開催される気多若宮神社の例祭で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

こちらでは「古川祭」の見どころが数多く展示されています。

屋根が高い2フロアの展示室には、古川祭の10台の屋台のうち常時3台が展示しています。

「4Kシアターホール」では、毎時20分おきに「古川祭」の見どころが分かる迫力のドキュメンタリーが放映されています。

毎年4月19日の夜に大太鼓を鳴らしながら町内を巡幸する祭りの花形「起し太鼓」は「古川祭」の見どころのひとつです。

展示室には「起し太鼓」のレプリカがあって、その上で記念写真を撮影できます。

「起し太鼓」の上で太鼓を叩くことができる「太鼓叩き」は一生に一度限りの大役なのだそう!

ちなみに「古川まつり会館」隣の広場にある櫓の中には「起し太鼓」が展示されていて太鼓を叩く体験もできるそうです。

福全寺そば

お昼は「古川まつり会館」からほど近くにある「福全寺そば」で、おそばをいただきました。

飛騨市産のそば粉を使用した本格手打ち蕎麦が名物のこちらのお店。

2023年8月1日(火)~9月30日(土)までは、こちらのお店をはじめ飛騨市内21店舗にて、飛騨市内の農家と飲食店がコラボした特別メニューを提供する「飛騨市まるごと食堂」が期間限定で開催されます。

この日は「福全寺そば」で出される特別メニュー「長尾農園の3色トマト蕎麦(1,200円)」を試食させていただきました。

飛騨市河合町で化学肥料、化学合成農薬を使わずにトマトを作る「長尾農園」のトマトをたっぷりと使用したおいしいトマトのお蕎麦です。

今年は東京都内のレストラン10店舗でも飛騨市の野菜を使った「飛騨市まるごと食堂」が開催されるそうです

取材協力:飛騨市

飛騨市公式観光サイト「飛騨の旅」

今回の街歩きコースはこちら!

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