おいしいもの大好き、東京散歩ぽです!
株式会社ぐるなびは「ぐるなび ふるさと納税」サービス第2弾として、2022年9月29日より東京・大阪・京都の飲食店で地域の食材を用いたコース料理のレストラン食事券を自治体のふるさと納税返礼品として提供開始。
この日、北海道紋別市の地域食材を用いたオリジナルコース料理のメディア向け試食会が行われました。
魚と日本酒 羽田市場 常磐橋タワー店
会場となったのは東京駅からほど近い大手町の「TOKYO TORCH 常盤橋タワー」地下1階にある「魚と日本酒 羽田市場 常磐橋タワー店」さん。
「羽田市場」さんは東京駅構内の「羽田市場食堂」など、現在10店舗を展開している居酒屋さん。漁業者から食材を直接買い付けて空輸・陸送することで日本各地の新鮮な海の幸がその日のうちに食べられると話題のお店です。
ぐるなび初の「食事券型ふるさと納税」がスタート
この日は株式会社ぐるなび、北海道紋別市、羽田市場の3者が登壇し、ぐるなび初となる「食事券型ふるさと納税」の仕組みについて話しました。
東京・大阪・京都の都市圏にある対象の飲食店で使用できる食事券となり、お店はミシュランガイドに掲載される人気店や話題のお店が掲載されています。
取り組みはまず、和歌山市と紋別市から開始。ぐるなびが持つ飲食店ネットワークを活かし全国の各自治体と生産者をマッチングして、今後はふるさと納税に取り組む自治体数と地域の産品を活かして、食事券型返礼品を提供するレストラン数を拡大するそうです。
ふるさと納税寄付額日本一の「北海道紋別市」の食材
この日は昨年度、ふるさと納税寄付額で日本一の152億円をマークした北海道紋別市の新鮮な食材がお目見え。
紋別市ではオホーツク産ホタテやズワイガニのしゃぶしゃぶ、いくら醤油漬けなどの海の幸をはじめ、牛乳やバターなども人気で、集まったふるさと納税はアザラシの保護活動や流氷・海洋・森林の環境保全などに使われるそうです。
羽田市場 ギンザセブン(銀座)蟹茹で名人が焚いた紋別毛ガニ1杯 小鉢と江戸前握り10貫のコース 飲み放題付<1名様分>(寄附額75,000円)
こちらは東銀座にある「羽田市場 ギンザセブン」さんでいただける返礼コース「羽田市場 ギンザセブン(銀座)蟹茹で名人が焚いた紋別毛ガニ1杯 小鉢と江戸前握り10貫のコース 飲み放題付<1名様分>」(寄附額75,000円)。
8種類の魚料理(小鉢)と毛ガニ、江戸前握り鮨10貫に飲み放題(2時間)がついた1名分のコースです。
魚と日本酒 羽田市場 常盤橋タワー店(大手町)北海道 紋別市のお魚&プレミアム日本酒(3杯)マリアージュコース<1名様分>(寄附額75,000円)
こちらは「魚と日本酒 羽田市場 常磐橋タワー店」さんでいただける「北海道 紋別市のお魚&プレミアム日本酒(3杯)マリアージュコース<1名様分>」(寄附額75,000円)。
この日はこちらのコースからいくつか試食させていただきました。
まずは先付けの「小鉢6種盛り合わせ」。
たらこ炙り、あん肝ナメロウ、イカ肝醤油漬け、帆立の大蒜(にんにく)漬け、岩モズク酢、石狩漬けと紋別の珍味が勢揃い。
特に「岩モズク酢」は希少な天然の岩モズクを使用していて「ジャキジャキ」とした今までに食べたことのない食感!奈良漬けが入った「あん肝ナメロウ」は、思わずお酒を飲みたくなるパーフェクトな酒の肴です。
こちらはお刺身(本日のおすすめ5種盛り)。煮切り醤油を刷毛でセルフで塗っていただきます。こちらも新鮮でおいしい。
「プレミアム日本酒マリアージュコース」ということで、好きなプレミアム日本酒を3杯楽しめます。
この日は三重県の純米吟醸「而今(じこん)」と、佐賀県の特別純米酒「鍋島」を試飲しました。(※他にも十四代、獺祭など仕入状況に応じて銘柄は変更)
どちらもなかなか手に入らない希少な日本酒なのだそう。先程の先付けとのマリアージュは最高です。
こちらは紋別産の「浜茹で毛蟹」。
すだちを絞ってカニ味噌でいただけば間違い無しのうまさです。
煮物は紋別産水ダコを使用した「タコの柔らか煮」。
「タコってこんなに柔らかいの?」とびっくりするほど、柔らかな食感に感動しました。
最後は「羽田市場 ギンザセブン」さんでいただける返礼コースについてくる江戸前握り鮨10貫から紋別産の「マツカワカレイ」「ほっけ」「ホタテ」の握り寿司。
シャリは赤酢を使用していて新鮮な紋別産のネタとの相性もばっちりでした。
実質負担2,000円でこんなにおいしいものが楽しめるのがいいですね。ごちそうさまでした!
試食会に登場した株式会社ぐるなび 代表取締役社長の杉原章郎さん(写真中央)は「都市圏で使える食事券型ふるさと納税の魅力は、これまでのふるさと納税に近隣のレストランでふるさと納税を味わうという選択肢が加わり非常に魅力があります。各地のレストランと食材が豊かな産地とのマッチングになり、飲食店、料理人、消費者に対して、まだ観ぬ各地の魅力的な食材に出会う機会を創出するなど、食の循環を加速させる様々な可能性があるものと考えております」と挨拶しました。
ふるさと納税のレストラン食事券は今までもありましたが、日本各地の地域食材を都市圏の人気レストランの料理として楽しめる食事券はこれまでなかったかと思います。
今後は様々な自治体と組んでお店を増やしていくそうなので、様々な価格帯の返礼品コースが登場すれば、ふるさと納税の楽しみがさらに広がりそうですね!
魚と日本酒 羽田市場 常磐橋タワー店
所在地:東京都千代田区大手町2丁目6−4 TOKYO TORCH 常盤橋タワー B1
魚と日本酒 羽田市場 常盤橋タワー店|羽田市場
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