カシオっ子です東京散歩ぽです!
今回は大阪で開かれたアウトドアアンバサダープログラムのイベントに参加して、今年4月に発売されたカシオの新しいスマートアウトドアウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F20」について開発の方から詳しいお話を聞くことができましたのでその模様をお伝えします!
PRO TREK Smart WSD-F20
カシオ(正式社名はカシオ計算機株式会社)といえば今年で創業60年を迎え「G-SHOCK」などの時計をはじめ、デジカメや電子辞書、かつては携帯電話・スマートフォンなども作っていたメーカーとしても有名ですよね。
そんな時計や情報機器を作り続きけたカシオが満を持ちして発売したのが、スマートアウトドアウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F20」です。「PRO-TREK」といえば高度計やコンパスがついたアウトドアに最適なG-SHOCKに次ぐカシオの人気商品ですが、このWSD-F20はそのスマートウォッチ版として開発されました。
今回は新規事業開発部でこのWSD-F20で開発に携わった岡田佳代さんから開発の経緯や製品特徴について詳しく聞かせていただきましたよ!
「PRO TREK Smart WSD-F20」の開発コンセプトは「時刻を見るくらい簡単に、現在地をチェックできる時計」。
時計は時刻を見るのが当たり前ですが、登山などアウトドアの時に簡単に現在地をチェックできる時計にならないかな?というところから目玉機能として「GPSとオフライン地図」を見れる「PRO TREK Smart WSD-F20」の開発がスタートしたそうです。
GPSは衛星3測位で従来の1/4の低消費電力
アウトドアアクティビティなどの時は携帯の電波が届かない圏外のところがまだまだ多いですよね。
しかしGPSは電波が届かない圏外でもGPSの衛生を通じて現在地を示してくれます。WSD-F20は日本の「みちびき」やロシアの「GLONASS」など3つの衛星に対応したGPSを搭載してます。
しかも従来の1/4の低消費電力GPSチップを搭載して測位の精度が高く、電池寿命が長くなるよう、様々な実証実験で作り込みをしてきたそうです。
オフライン地図をDLして圏外でも現在地を確認できる
さらにオフライン地図は事前に地図を「WSD-F20」にダウンロードしておくだけで圏外でも現在地の地図をフルカラーで確認することができます。
この2つを持ち合わせることで世界中のどこでもWSD-F20の地図上で現在地がわかるようになりました。まさにアウトドアに最適なスマートウォッチなんですね。
カシオだから出来たスマートなアウトドアウォッチ
G-SHOCKを作るカシオだけに「PRO TREK Smart WSD-F20」にもそのタフさは受け継がれています。
防水機能は5気圧防水構造になっていてマイクや充電端子もカシオ独自構造。水泳しても大丈夫という防水性を誇ります。
MIL STANDARDに準拠
タフさを表す指標としては米国国防省が制定した米軍の物質調達規格「MIL-STD-810G」に準拠。
落下や振動はもちろん、高温、低温、温度衝撃など、あらゆる厳しい環境にも耐えうる堅牢なボディを併せ持ちます。岡田さんはこの冬に八ヶ岳を登山して実際にー10℃のなかこの「WSD-F10」をつけて登ったそうですが、問題なく動作したそうです。
スマートツールデザイン
スマートウォッチはほどんどが画面の液晶ボタンをタップしての操作となりますが、アウトドアのフィールドでは雨に濡れた手で操作する場合も多々ありますよね。
WSD-F20は3つの物理ボタンが時計の右側に配置してあり、手袋をつけていてもMAPを見るなどは手軽に操作できます。またそのボタンの脇にもガードが付いていてボタンを間違えて押さないような工夫や保護ベゼルは液晶画面を守る役割を果たしています。
省電力の二層液晶ディスプレイ
スマートウォッチは電波を発するため、電池持ちが一番のウィークポイントとなりますが、WSD-F20は二層液晶ディスプレイで通常の画面とは別に時刻をデジタル表示でシンプルに見ることもできます。自動切り替えモードにしておくと電池を長持ちさせることができて便利です。
iPhoneでも使えるWSD-F20
カシオにとって2機種目のスマートウォッチとなるWSD-F20。
実は昨年発売された前機種の「WSD-F10」を僕は持っているんですが、GPSが内臓してなかったり、オフライン地図が見られなかったりと、決して使い勝手が良いとは言えませんでした。
しかし今回の機種は先ほどあげたようにGPSが内臓、オフライン地図が見られるといった大幅な進化がありました。
それに加え、iPhoneとの連動もパワーアップ。
登山アプリの「YAMAP」や「Runkeeper」などのアプリにも対応できるようになりましたよ!これはiPhoneユーザーにとっては朗報でしょう!(アプリのダウンロードにはGoogleアカウントが必要です)
またWSD-F20には初期段階で5種類のアクティビティアプリ(トレッキング、サイクリング、フィッシング、パドルスポーツ、スノー)がプリインストールしてます。
MAPとも連携して地図上に声でメモをつけられたり、アクテビティのログをGoogleドライブに転送してスマートフォンで見ることもできます。
カシオも社員さんはカラバリのブラックをつけてました。
ウォッチフェイスはカシオオリジナル以外にサードパーティのウォッチフェイスもたくさんあってお好みの写真を壁紙にできるウォッチフェイスもあるそうですよ!
アプリのバリエーションもあるのでいろんなウォッチフェイスを試してみたい(^^ )
タッチアンドトライではカシオの社員さんとお話ししてより深い機能の話を聞きました。
WSD-F20はカシオから発売中の防水、防塵、耐衝撃、耐低温のタフネスギアアウトドアレコーダーの全天周モデルの「FR100」や超広角モデルの「FR200」と連携することができます。
こちらは実際に連携させてカメラで撮影した画面を時計で確認することもできます。
これでアウトドアアクティビティやったりするの楽しいだろうな!
世界限定500本の「LIMITED EDTION」も
WSD-F20はオレンジとブラックの2色展開なのですが、この日は6月に発売された世界限定500本の「LIMITED EDTION」も見ることができました。
サファイヤガラスをもちいた限定モデルは黒にベゼルはブルーが施されていてカッコよかったな!
PRO TREK Smart WSD-F20で「ソトでアソベ」
ということでアウトドアアンバサダープログラムのイベントの模様をお伝えしました。
今回の機種の開発はスポーツや旅を楽しむ人々に使ってもらいたいとのことから「アドベンチャートラベラー」をキーワードに「ソトでアソベ」というキャッチコピーでユーザーのアウトドアへの冒険心をGPSと地図が入ったWSD-F20でサポートしたいという思いから始まったと聞き、まさに外がメインフィールドの僕にうってつけのスマートウォッチということを確信しました!
ちなみに型番となってる「WSD」とは「Wearables Smart Device」の略なんですが、裏キーワードとして「ワクワク そして ドキドキ」という遊び心も入っていたそうですよ!なるほど(^^ )
PRO TREK Smart WSD-F20をモニターします!
今回「PRO TREK Smart WSD-F20」をモニターで使用させていただく事になりました。前の機種「WSD-F10」との比較や実際にアウトドアでの使用感などを今後もお伝えできればと思います。
早速、つけてみたんですが、WSD-F20は前機種よりもさらに無骨なゴツさが増して本当にカッコイイ!G-SHOCK好きの僕としてはこのフォルムめちゃくちゃ気に入りました。
これからんの散歩に、ランニングや登山、この夏のアウトドアアクティビティに活躍してくれそうです(^^ )