日本橋兜町を街歩き!“金融の街”から“カルチャーの街”へ進化中。11月初旬からはイマーシブツアーも

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こんにちは、東京散歩ぽです!

前回、日本橋・茅場町に開業した「キャプション by Hyatt 兜町 東京」の模様をお伝えしました。今回はその内覧会に合わせて行われた街巡りツアーで、ホテル周辺に広がる兜町を歩き、その街並みを体感してきました。

金融の中心地「兜町」

金融の中心地「兜町」

「兜町」といえば、東京証券取引所をはじめ、多くの証券会社が立ち並ぶ金融街ですよね。ここはかつて、かの渋沢栄一の邸宅があり、その後は銀行や証券取引、郵便の発祥の地として栄えてきました。

しかし近年は株取引が電子取引になったことで、街に来る人が少なくなってしまったことから、主に兜町の再開発を手がけるデベロッパー「平和不動産」が、人が集まる街にしようと進めている再開発事業『日本橋兜町・茅場町 街づくりビジョン』により、大きく様変わりしています。

それでは新たに誕生した施設や店舗などを見て回る街巡りツアーに出発です。

「KABUTO ONE」

KABUTO ONE

ホテルを出発して、まずは兜町の新しいランドマーク「KABUTO ONE」へ。ここは2021年に開業した地上15階建ての複合ビルで、オフィスだけでなく、ラウンジやイベントスペースも併設しています。

KABUTO ONE「The HEART」

1階アトリウムに設置された世界最大規模のキューブ型大型LEDディスプレイ「The HEART」には、兜町らしくいろいろな企業の株価が表示されています。株価が上昇した際は赤色、下落した際は青色で表示されていて、この日は全体的に上げ相場だったみたいですね。

KABUTO ONE「赤い石」

「The HEART」の下には、渋沢栄一が縁起石として自宅に置いて生涯大切していたという「赤石」が。左手で触ると運気が上がるといわれているそうですよ!

KABUTO ONE 渋沢栄一像

その傍らにはベンチに座った渋沢栄一像があり、一緒に写真が撮れるフォトスポットになってました。

商売繁盛の神様「日本橋日枝神社」

商売繁盛の神様「日本橋日枝神社」

次に訪れたのは、地元の人々から「兜町の日枝さま」と親しまれる日本橋日枝神社へ。

商売繁盛の神様「日本橋日枝神社」

ビルに囲まれた参道を進むとそこには上を向いた狛犬が!

商売繁盛や運気上昇、子授け・安産など多方面にご利益があるとされ、金融関係者のみならず、起業家や若いビジネスパーソンの姿も多く見られるそうです。

旧銀行跡の食の複合ショップ「BANK(バンク)」

旧銀行跡の食の複合ショップ「BANK(バンク)」

日本橋日枝神社から歩いてすぐのところにあるのは「BANK(バンク)」。こちらは旧銀行跡につくられたベーカリー、ビストロ、カフェ・バー、インテリアショップ、フラワーショップが一つになった複合ショップです。

旧銀行跡の食の複合ショップ「BANK(バンク)」ベーカリー

1階のベーカリー「Bakery bank(ベーカリー バンク)」で、メロンパンとあんバターを買ってきたんですが、これがおいしい!おしゃれな店内だったので、今度はビストロにも行ってみたいですね。

ストックホルム発の「SR Coffee Roaster」

ストックホルム発の「SR Coffee Roaster」

こちらはストックホルム発のマイクロロースターと共同開発した「SR Coffee Roaster」の日本上陸1号店。今年5月にこの場所に移転したそうです。

ストックホルム発の「SR Coffee Roaster」

「キャプション by Hyatt 兜町 東京」のホテル内のカフェ「Talk Shop」で提供されるオリジナルブレンドは、こちらのお店で焙煎されたコーヒー豆を使用しているそうです。

街歩きイベントの後に訪れてみると、多くの人で賑わっていました。「バスクチーズケーキ」がおいしいとのことでしたがこの日は売り切れだったので、パウンドケーキをカフェ・ラテとアイスティーでいただきました。ゆったりとした雰囲気がいいですね^^

「東京証券取引所」と歴史的建築「日証館」

東京証券取引所

街歩きツアーは、兜町の中心に建つ「東京証券取引所」へ。僕らの著書「東京の懐かしくて新しい暮らし365日」の中でも1月4日の「仕事初めの大発会」として、ご紹介しましたね。平日には館内を自由に見学できるので、また改めて行きたいです。

日証館
「東京証券取引所」横の道路を進んだ先には1931年に完成した「日証館」が見えてきます。渋沢栄一の邸宅跡地に建てられたこちらは、日本初の証券取引所として誕生した歴史的建造物です

チョコレート&アイスクリームショップ「teal」

1階にはチョコレート&アイスクリームショップ「teal」と、カカオのデザートコースなどが楽しめる「nib(ニブ)」が出店していて、クラシックな外観と、モダンな店舗が融合しています。

スウェーデン発クラフトビール「Omnipollos Tokyo」へ

スウェーデン発クラフトビール「Omnipollos Tokyo」

路地を進んだ先に見えてくるのは、築70年のうなぎ屋「松よし」があった場所をリノベーションして誕生した「Omnipollos Tokyo(オムニポロス・トウキョウ)」。

ストックホルム発のブルワリーが手がける日本初出店店舗で、素材のクオリティと製法にこだわった常時10種類のビールが飲めるスタンドも併設しています。

「平和どぶろく兜町醸造所」

平和どぶろく兜町醸造所

最後に訪れたのは、2022年に完成した木・樹の魅力を有機的に活用した木造ハイブリッドビル「KITOKI」1階にある「平和どぶろく兜町醸造所」。

平和どぶろく兜町醸造所

こちらでは、できたてのどぶろくをその場で味わえるブルワリーパブです。「キャプション by Hyatt 兜町 東京」の「Talk Shop(トークショップ)」では、こちらのお店とコラボしたオリジナルカクテルも販売されています。

キャプション by Hyatt 兜町 東京

ということで街巡りツアーが終えてホテルに到着。兜町は古くから「金融の街」として発展してきた場所ですが、その歴史や背景をもとに、古き良きものと新しい挑戦が共存して、新たな人々を呼び込みながら、次世代のカルチャーが息づきはじめていました。

「キャプション by Hyatt 兜町 東京」は、そんな街の新たな魅力を発信していく“拠点”となりそうですね。

イマーシブツアー「旅先で出会った人ツアー」が11月初旬から開催

イマーシブツアー「旅先で出会った人ツアー」が11月初旬から開催

ちなみに11月初旬からはホテルを起点に街の魅力に企画された、イマーシブツアー「旅先で出会った人ツアー」が開催されます。

実際に街を歩きながら兜町の文化や歴史、食を体験して、魅力に没入できる街歩きツアーになりそうですよ!

今回の散歩コースはこちら!

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