スイーツ大好き、東京散歩ぽです!
株式会社シュゼット・ホールディングスが展開する洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」は「創業55周年記念企画」を開催中。今回は10月から販売開始する「55周年記念商品」のメディア試食会を取材してきました。
アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾンへ
「アンリ・シャルパンティエ」といえば、1969年に兵庫県芦屋市に創業した洋菓子メーカーです。当初は27坪ほどの小さな喫茶店としてスタートでしたが、有名百貨店での出店を機に展開して現在は全国94店舗(海外6店舗)で出店しています。この日は2015年にオープンしたカフェ業態の旗艦店「アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾン」1階のサロン・ド・テで試食会が行われました。
55周年記念商品「ヘーゼルナッツ・フィナンシェ」
この日は2024年10月1日(火)から販売を開始する55周年記念商品の数量限定「ヘーゼルナッツ・フィナンシェ」をアンリ・シャルパンティエの小谷シェフがデモンストレーションで作るところが見られました。
フィナンシェにはイタリア・シチリア産の厳選したヘーゼルナッツと大粒で香りの強い「パルマギルジェンティ種」のアーモンドを使用。香りを損なわないように、鮮度を保つ特別な真空パック状態で取り寄せているそうです。ホールのまま試食したのですが、どちらも上品な香りと味わいの極上ナッツです(おつまみにしたい)。
一般的なフィナンシェには使用しないローストしたアーモンドとカラメルのペーストに、「アーモンドプラリネ」をプラスして、コクと深みのある華やかな風味に仕上がります。
冷やした卵白と砂糖、塩を混ぜ合わせたものにフィナンシェ用の粉を合わせ、シチリア産のアーモンドと加えてよく混ぜ合わせていきます。
そこに温めた北海道産のオリジナル発酵バターをたっぷりと合わせていきます。
焼き上がりが均等になるようダマが出来ないように丁寧に混ぜれば、フィナンシェ生地の出来上がり!
出来上がった生地をフィナンシェの型にひとつひとつ絞り入れていきます。絞り入れる量は1つのフィナンシェで約24g。30個の型にちょうどぴったりと入る職人技を目の前で見られました。「アンリ・シャルパンティエ」では、パティシエの技術力を見るテストを年に2回実施しているそうです。
最後に生地の上にダイス状にカットしたヘーゼルナッツをちりばめれば準備完了!
約10分ほどで焼き立てほやほやの「ヘーゼルナッツ・フィナンシェ」が完成。見事な焼き上がりですね。おいしそう!
「ヘーゼルナッツ・フィナンシェ(4個入1,188円税込)」は作れる量に限りがあるそうで、数量限定での販売となるそうです。
ということで、焼き立ての「ヘーゼルナッツ・フィナンシェ」を試食させていただきました。
アーモンドとバターの香りが芳醇で、軽やかな口当たり!しっとりとしながらもヘーゼルナッツの食感がアクセントとなっていて、これはおいしい(^^)
さらに焼き立てということで温かみも加わり、これまで食べたフィナンシェの中でもダントツでした。
カフェ限定メニュー「デセール・フィナンシェ」
続いてカフェ限定メニュー「デセール・フィナンシェ」の制作をデモンストレーションを見させていただきました。
まずは特製のオリジナルフィナンシェ3本の上に生クリームを絞り、バタークリームと砕いたアーモンドをキャラメリゼしたものを円盤状にした「バターディスク」と自家製のバニラアイスをトッピングしていきます。
仕上げにアーモンドを削って、出来上がり!
こちらが「デセール・フィナンシェ(銀座メゾン/ドリンク付き3,300円税込、芦屋本店・酒蔵通り店1,650円税込)」。
温めたメープルシロップをかけると、バニラアイスとバターディスクがほどよく溶けて一体化します。
この日はミニバージョンを試食しました。特製フィナンシェの香りと食感を楽しみながらも、どこかホットケーキのような味わいもあって、懐かしさと新しさが入り交じる「デセール・フィナンシェ」でした!
紅茶は芦屋で70年以上続く紅茶専門店「ムジカティー」の厳選紅茶でスリランカ産のウヴァ茶をベースに高地のヌワラエリヤティーをブレンドしたもの。後味くっきりとしていて、フィナンシェとの相性も良かったです。
こちらの「ポム・タタン〜アップルパイのデセール仕立て〜(ドリンク付き3,300円税込)」は、くちどけの良いカスタードクリームを挟んだ、軽い食感のパイ生地に濃厚なバニラアイスをのせ、カルヴァドス(りんごの蒸留酒)でフランベすることで風味付けをした温かいコンポートをのせています。銀座メゾンでの限定販売となるそうです。(※10/1(火)〜10/31(木)まで)
さらにシンガポール出店10周年を記念して、シンガポールを代表するカクテル「シンガポールスリング」をフィナンシェにアレンジした「シンガポール・スリング<フィナンシェ>」もパッケージをリニューアルしてシンガポールで限定販売されています。
こちらも試食でいただきました。赤いカラーはマラッカ海峡に沈む夕日をイメージしていて、パイナップルベースのフルーティな香りと味わいが特徴です。オンラインショップでも売って欲しい!
SNS投稿キャンペーンがスタート!
/
アンリ・シャルパンティエ創業55周年記念
写真投稿企画&#プレゼントキャンペーン
\アンリ・シャルパンティエとの思い出や、お好きな商品を投稿しよう。
投稿してくださったお客様の中から抽選で55名様に素敵なプレゼントをご用意いたします。◆賞品… pic.twitter.com/xZh6GXY6c6
— アンリ・シャルパンティエ公式 (@ashiya1969) September 20, 2024
そんなアンリ・シャルパンティエ」では、アンリ・シャルパンティエとの思い出や、好きな商品をSNSで投稿すると抽選で55名様に豪華賞品があたるSNSキャンペーン「アンリ・シャルパンティエとの思い出投稿プレゼントキャンペーン」を10月13日まで開催中です。
【A賞】
アンリ・シャルパンティエの喫茶で、2023年洋菓子世界大会優勝パティシエ 駒居のスペシャルデセールナイト
(東京都:銀座メゾン)ペア3組様 実施日 12/12(木)19:00~20:30
(兵庫県:芦屋本店)ペア3組様 実施日 12/5(木)20:00~21:30
東西合わせて計12名様のみのスペシャルイベントにご招待【B賞】
新商品 プレミアムな「ヘーゼルナッツフィナンシェ 4個入」+10月頃に発売のバンダイのガシャポン® 「アンリ・シャルパンティエ-Henri Charpentier- ダブルチャームコレクション」をセットで43名様にプレゼント※「ガシャポン」は株式会社バンダイの登録商標です。
アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾンの中を見学してみた
せっかくなので「アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾン」の店内を見学してきました。石造りのこちらのビルは1930年に建てられたレトロ建築「ヨネイビルディング」の1階に入っています。サロン・ド・テの奥にはケーキやフィナンシェなどの焼き菓子を販売するブティックがありました。
ブティック横には地下階に通じる螺旋階段が。周りには本棚のようになっていて、ちょっぴり不思議な空間ですね。
下に降りてみると、周りには本棚以外特に見当たらないのですが、実は本棚の一部が隠し扉になっていて、その奥にはお客さん用のトイレになっていました!ここに出店する際にサプライズがあったほうが良いとのことで作られたそうです。
石造りの外観は重厚感があって、ちょっぴり入りづらさがこれまであったのですが、中は遊びゴコロがあって楽しい空間でした。
ということで「アンリ・シャルパンティエ」の「創業55周年記念企画」の模様をお伝えしましました。
ちなみに「アンリ・シャルパンティエ」という店名は、同店の名物メニュー「クレープ・シュゼット」を考案したフランス人シェフの名前から名付けたそうです。目の前で仕上げてもらえる「クレープ・シュゼット」は今度、カミさんと食べに行こうと思います。
アンリ・シャルパンティエ創業55周年企画 | アンリ・シャルパンティエ(HenriCharpentier) 公式ブランドサイト
アンリ・シャルパンティエ 銀座メゾン
所在地:東京都中央区銀座2-8-20 ヨネイビル1階
営業時間:ブティック11:00〜19:00(短縮営業中)、サロン・ド・テ:11:00~19:00(L.O18:00)
アクセス:地下鉄「銀座一丁目」駅10番出口から徒歩1分、地下鉄「銀座」駅13番出口から徒歩3分
あわせて読みたい
- 博多もつ鍋やま中 銀座店で本場福岡の「みそもつ鍋」とプレミアムな日本酒を堪能してきた
- 「モネ 睡蓮のとき」展覧会レポート!モネの晩年作品にどっぷり浸ってきた
- コロンバン原宿サロンが4年ぶり復活!同店初のアフタヌーンティーセットをレポ