古い建物大好き、東京散歩ぽです!
東京で初めてとなる大規模建築公開イベント「東京建築祭」が2024年5月25日(土)、26日(日)に開催(※一部プログラムは5/18(土)〜5/24(金)に開催)。
今回は5月21日(火)に開催された日本橋三越本店6階の「三越劇場」の特別公開に参加してきました。
本館6階の「三越劇場」へ
この日は「東京建築祭」の特別公開イベントとして、午前と午後に普段はなかなか入れない「三越劇場」の内部に無料で入れました。
ちなみに撮影・SNS投稿ともにOKでしたが、他の方が写り込まないようにすることと「東京建築祭にて撮影」と明記することが条件でした。
ロビーからまずは劇場の1階へ。
三越劇場は1927年(昭和2年)に「三越ホール」の名称で開場した劇場です。
客席数は全部で514席(1階402席・2階112席)あるそうです。
舞台の上部の三越のロゴマークに歴史を感じます。
舞台の両側には三越のライオンを彷彿とさせるライオン像が見守ります。
そのとなりの舞台袖に通じる木製ドアもかなりいい味を出してました。
劇場の壁面は大理石と華やかな石膏彫刻が彩ります。
特に劇場中程の出入り口と2階席のファサードの壁画装飾は見事。
1階天井のステンシルにもライオンが見られました。
続いて、階段を上がって2階席へ向かいます。
2階出入り口のドアには今ではなかなか見られない「のぞき穴」が設けられていました。
2階席からは劇場全体がさらによく見えます。
2階席の後方から。
なんとなく日本家屋的な要素も見られて、和洋折衷な雰囲気でした。
2階席からは天井のステンドグラスがよく見えました。開場当時からたくさんの人を魅了してきたんですね。
三越劇場は舞台と観客席の距離感がとても近く、それでいてゆったりと観劇できそうな素晴らしい劇場でした。
普段はなかなか写真撮影できないとあって、多くの人が来場してスマホなどで三越劇場を撮影していました。
5月25日(土)、26日(日)に開催される「東京建築祭」では、東京ステーションホテル、新東京ビルヂング、国際ビルヂング、堀ビル、明治生命館(丸の内 MY PLAZA)、日証館、三井本館、江戸屋、丸石ビルディング、川崎ブランドデザインビルヂング、井筒屋、カトリック築地教会、SHUTL(中銀カプセルタワー カプセル再活用)、築地本願寺、安井建築設計事務所 東京事務所など通常非公開の建築が公開時間内に限り自由に見学できます(※ガイドツアーは受付終了。三越劇場の見学は5/21(火)のみ)。
東京の貴重な建物さんぽに出かけてみてはいかがでしょう!
東京建築祭
開催日:2024年5月25日(土)・26日(日)
※一部、5/18(土)ー5/24(金)に開催するプログラムもあり。
主催:東京建築祭実行委員会
開催エリア:本橋・京橋、丸の内・大手町・有楽町、銀座・築地、その他
公式WEBサイト
あわせて読みたい
- 迎賓館赤坂離宮開館50周年記念事業が開催!「西の間」が4/11(木)から初公開、夏には撮影可能な部屋も
- セイコーハウス銀座の時計台が期間限定でミッキーマウスデザインに!ディズニー創立100周年を記念した展示会も
- 【新一万円札】日本橋エリアに渋沢栄一の銅像を発見!近くには貨幣博物館も