こんにちは、東京散歩ぽです。
江東区有明のシンボルプロムナード公園(石と光の広場横)にて、東京2020大会の聖火が灯された「有明聖火台レガシー設置お披露目セレモニー」が2020年10月15日開催。その模様を取材してきましたので、お伝えします。
有明聖火台が設置
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中は「夢の大橋有明側」に設置していた聖火台。
この日、東京ビッグサイトのほど近くにあるシンボルプロムナード公園(石と光の広場横)に再設置され、お披露目セレモニーには小池百合子 東京都知事らが参加しました。
小池 都知事は「聖火台が再び、有明の地に戻ってまいりました。大会史上はじめて、水素を活用した聖火台でサステイナブルな社会への道筋を象徴するひとつとも言えましょう。明日からは間近で見られますのでどうぞ、お楽しみください」と挨拶しました。
吉田沙保里さんらが登場
山下泰裕 日本オリンピック委員会(JOC)会長から、国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長からのメッセージ代読後にはセレモニーのゲストとして、瀬立モニカ選手(東京2020パラリンピック パラカヌー出場)、アテネ、北京、ロンドンでオリンピック3連覇を達成した元女子レスリング選手の吉田沙保里さん、根木慎志さん(シドニー2000パラリンピック 車いすバスケットボール出場)が登場。
吉田沙保里さんは「東京オリンピック・パラリンピックでは、選手の皆さんのたくさんの活躍を見て勇気や希望や夢、感動をいただきました。私自身は東京オリンピックの開会式で聖火ランナーを務めさせていただき、本当に一生の思い出となりました。本日、この聖火台のレガシーが設置されて、東京オリンピック・パラリンピックのことを次世代の子どもたちに知っていただけたら嬉しいなと思います。そして、ここ有明に聖火台を観に来ていただけたら嬉しく思います」と挨拶しました。
ミライトワとソメイティ、子どもたちがパプリカダンスを披露
その後は東京2020のマスコット、ミライトワとソメイティと共に都内のダンス教室に通う子どもたちが登場し、NHK2020応援ソングの「パプリカ」に合わせてパプリカダンスを披露。吉田沙保里さんたちも一緒にダンスしていました。
いよいよ、有明聖火台に記念の炎の灯す点灯式。
吉田沙保里さんらが東京2020で使用したトーチを次世代を担う子どもたちに渡しました。
子どもたちが有明聖火台にトーチを掲げて、灯りを点します。
灯された有明聖火台は燃焼装置はなく、ミストスクリーンに投影された炎のような光が灯されました。
最後は皆さんで記念撮影。2022年10月16日以降は一般公開されて、誰でも見ることができます。
東京2020大会は残念ながら無観客開催でしたが、大会に出場した選手たちの奮闘は今でも記憶に残ってます。有明聖火台は大会の記憶を後世に継承するレガシーとして、未来を担う子どもたちの希望の灯りになるといいですね!
有明聖火台
所在地:シンボルプロムナード公園(石と光の広場横)(東京都江東区有明3-7)
アクセス:東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」徒歩4分、新交通ゆりかもめ「有明駅」徒歩6分
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