春花園BONSAI美術館に行ってみた!日本人の美意識が創る活きた盆栽アートを堪能

こんにちは、東京散歩ぽです!

今回は江戸川区新堀にある「春花園BONSAI美術館」を取材してきました。

SPONSORED LINK

2002年にオープンした「春花園BONSAI美術館

ここ「春花園BONSAI美術館」は、2002年にオープンした盆栽の美術館です。

広さ800坪の園内には、大小様々な盆栽が展示されていています。その数はなんと1,000以上。

ハリウッドスターのレオナルド・ディカプリオさんやキャメロン・ディアスさん、Amazonの創業者、ジェフ・ベゾスさんなど、海外の著名人の訪問も多く、トリップアドバイザーでは明治神宮、皇居、東京スカイツリー、浅草に次いで東京で5番目に人気のある場所として、コロナ前は年間35,000人もの人が来場していたそうです。

この日は世界的に活躍する盆栽作家であり、園主の小林國雄さんにお話を聞くことが出来ました。

小林さんは先代の頃からこの地で草花などを育てる園芸農家をやられていたそうです。盆栽に携わったのが小林さんが28歳の頃。それ以来50年以上、盆栽の道を進み、4回の内閣総理大臣賞など、数多の賞を受賞。これまでに30ヶ国で海外講演やデモンストレーションを200回以上するなど、国内外で盆栽の素晴らしさを伝えてきました。

樹齢千年を超える「真柏(しんぱく)」

樹齢千年を超える「真柏(しんぱく)」

樹齢千年を超える「真柏(しんぱく)」は、白骨化した中で部分的に生きている幹から青々とした葉が茂るまさにアート作品。こうした作品は近年、海外で高く評価されていて、これまでにヨーロッパや中国、台湾など様々な国から100人以上のお弟子さんが入門したそうです。

小林さんは「個性」「調和」「品位」「〜らしさ」を活かすことが盆栽にとって大事なことと話します。30〜40年作らないと思う通りにならない盆栽もあれば、3〜5年で完成するのもあり、樹種によって違いがあるそうです。そんなことから盆栽は「時間経過のアート。時間が経てば経つほど良くなるから、時間が経たないとと魅力が増してこないです」と小林さんは話してました。

太鼓橋や鯉が泳ぐ池もあり風流な園内

太鼓橋や鯉が泳ぐ池もあり風流な園内

もともと1300年前に中国で生まれて、800年前に日本に伝わったという盆栽。

小林さんは「海外の方は盆栽を生きた植物のアート、命あるもののアートとして捉えています。日本には四季があり、デリケートで繊細な日本人の美意識が、今の盆栽を作ったんです」と日本人の美意識と感性によって、今の盆栽の形が確立したと話しました。

SPONSORED LINK

和室では盆栽体験や茶道体験も

数寄屋造りの和風建築の中には、純和風の畳の和室が15室もあり、床の間にはくちなしの花の盆栽が飾られていました。この空間に身を置くだけでもなんだか気分が落ち着きます。

茶室も3か所あり、茶道体験や盆栽体験も行われていましたが、コロナの影響で海外からの来客は大幅に減ってしまったそうです。今年(2022年)は、海外からのお客さんも戻ってくるといいですね。

啓雅亭の2階からは「春花園BONSAI美術館」にある盆栽を一望できるおすすめのスポット。

ひとつひとつの盆栽を間近で見させてもらいましたが、鉢から縦横無尽に躍動する盆栽の枝葉を小林さんたち、盆栽師のみなさんがものすごい時間をかけて創り上げていく、まさに「活きた芸術品」でした。

それ以上に盆栽の魅力を誰にでも分かりやすく伝えてくださる小林さんのフランクな人柄と匠の技に、海外の方も魅了されて、多くの方が訪れる人気のスポットになったというのも納得です。

活きたアート「盆栽」をじっくり堪能できる「春花園BONSAI美術館」。近くに寄られたらぜひ!

春花園BONSAI美術館

所在地:東京都江戸川区新堀1-29-16
入館料:1,000円
営業時間:10:00〜17:00(月曜日定休)
公式サイト:http://www.kunio-kobayashi.com/

あわせて読みたい