こんにちは、東京散歩ぽです!
2019年3月16日(土)に埼玉県飯能市宮沢湖畔に「ムーミンバレーパーク」がグランドオープンします。今回はメディア向け内覧会にて取材してきましたので、その模様をお伝えします!
世界初の常設ムーミンテーマパーク
「ムーミンバレーパーク」は、西武池袋駅から西武池袋線の特急レッドアロー号なら40分(急行で50分)で到着する飯能駅からバスで約13分のところにある埼玉県飯能市の宮沢湖畔にあります。隣接する商業施設「メッツァビレッジ」は2018年11月9日に開業し、ひと月足らずで10万人が来場しました。
ムーミンバレーパークのマップ
その「メッツァビレッジ」の隣にオープンするのが、世界初の常設ムーミンテーマパーク「ムーミンバレーパーク」です。
マップを見てみると、パーク内は4つのエリアに分かれていて、それぞれでムーミンの世界観が楽しめます。
- はじまりの入り江(Poukama / ポウカマ)
- ムーミン谷(Muumilaakso / ムーミラークソ)
- コケムス(Kokemus)
- おさびし山(Yksinaiset vuoret / ユクシナイセット ブオレット)
入園料について
入園料はこちら!
- おとな(中学生以上)1,500円(税込)
- こども(4歳以上小学生以下) 1,000円(税込)
- 3歳以下は無料
一部のアトラクションは有料
入園料の他に、一部のアトラクションは有料です。(パークの入園チケットは、公式サイトから事前に予約できます。アトラクションチケットは当日、入園後にスマートフォンから当日券を購入できます)
- 飛行おにのジップラインアドベンチャー 1,500円(税込)
- 海のオーケストラ号 1,000円(税込)
- ムーミン屋敷 ガイドツアー 1,000円(税込)
- リトルミイのプレイスポット 700円(税込)
パークのエントランスには、ムーミン一家を型どった絵本型のモニュメントが。人気のフォトスポットとなりそうですね。
パークのテーマは「いつでも、戻って来ることが出来る場所」。来場者はムーミンバレーパークを訪れた「旅人」となり、「ムーミン」の世界に入っていきます。
ムーミン谷を再現した風景
パークに入園して湖沿いに歩いていくと見えてくるのが「ムーミン谷(Muumilaakso / ムーミラークソ)」エリアです。
エンマの劇場
エンマの劇場では、ムーミン一家やスナフキン、リトルミイたちによるショー「楽しいムーミン一家〜春のはじまり〜」1日3回が行われます。 (先着順・無料)
ちなみにパーク内は一部の展示のみフラッシュ撮影がNGってだけで、ショーやアトラクション内も他のお客さんに迷惑がかからなければ写真と動画の撮影はOK。SNSシェアも自由っていうのはほんとすごいですよね!(暗い中でのスマホ画面を明るく点灯しながらの撮影や個人情報などには十分配慮しましょう!)
楽しい唄あり、踊りありのコミカルでかわいいショータイムですよ!
エンマの劇場の横には小川が流れ、まさにムーミンの絵本のような景色が広がっています。
コケムス(Kokemus)
こちらは展示施設の「コケムス」。
「Kokemus(コケムス)」とはフィンランド語で”体験”という意味。原作者トーベ・ヤンソンさんの人生とムーミン作品を織り交ぜた展示を見ることで、物語を追体験しながらムーミンの世界をさらに深く知ることが出来ます。
入口には花束を持ったムーミンのモニュメントが(^^ )
コケムス3階「体験展示ムーミン谷の自然」
(写真タップで拡大します)
コケムス3階「体験展示絵本『それからどうなるの?』」
エレベーターで3階に上がるとそこは「体験展示ムーミン谷の自然」や「体験展示絵本『それからどうなるの?』」があります。ムーミン一家やおなじみのキャラクターたちが現れて、光や音などで直感的に楽しめて体験できる展示になっています。
コケムス2階では企画展「トーベ・ヤンソンとムーミン展」が開催
2階では日本とフィンランド修好100周年を記念した企画展「トーベ・ヤンソンとムーミン展」(2019年3月16日〜2020年3月16日まで)が開催。
原作者トーベ・ヤンソンさんが描いた油絵や貴重な品々や、ムーミンキャラクターズ社による貴重なコレクションが展示されています。
8m超のムーミン谷のジオラマは必見!
コケムスの1階から3階をつなぐ螺旋階段にある高さ8m超えの「ムーミン谷のジオラマ」は必見!
とても精巧に作られたジオラマはムーミン屋敷の中が見えるようになっていて、ムーミンたちの話し声が聞こえてきそうでした。
コケムス1階「ムーミン谷の食堂」
「楽しいムーミン一家」の挿絵をモチーフにした1階の「ムーミン谷の食堂」では、「ムーミン谷の彗星」のワンシーンをモチーフにした「彗星ハンバーグ(1,500円税別)」やスナフキンの帽子をイメージした「緑の帽子パスタ(和風ガーリック)(1,200円税別)」など、キャラクターの片鱗を感じられるメニューが食べられます。
さらにコケムスではワークショップ「paja(パヤ)」やキャラクターグッズが販売している「ムーミン谷の売店」なども入っています。
ムーミン屋敷(Muumitaro(ムーミタロ))
コケムスの隣にあるのが「ムーミンバレーパーク」のシンボル「ムーミン屋敷(Muumitaro(ムーミタロ))」です。こちらは、ムーミン一家と仲間たちが住むおうちで、原作に忠実に再現した地下1階から地上3階屋根裏までのお屋敷。
約20分の有料ツアー(ひとり1,000円税込)に参加すると、1グループの少人数でガイドさんの説明をじっくり聞きながらムーミン一家の暮らしぶりが体験出来ます。
ムーミン屋敷1階はキッチンとダイニング
1階はキッチンとダイニング。家具や食器もムーミンの故郷、北欧フィンランドのものばかり。見ているだけでも楽しいです(^^ )
ムーミン屋敷2階はリビングと寝室
2階はリビングとムーミンパパとムーミンママの寝室。
淡いピンク色のかわいいお部屋の窓には、パパとママの仲睦まじい写真と花が飾ってあったり、裁縫道具やミシンがあったりと思わずほっこりしました。
3階はムーミン、リトルミイの部屋、屋根裏にはムーミンパパが執筆を行う書斎
3階にはムーミンの部屋。その隣にはリトルミイの小さな部屋があって、屋根裏にはムーミンパパが執筆を行う書斎があります。原作に忠実に再現されていて、ムーミン一家の暮らしぶりが細かくみることが出来ました。
ムーミン屋敷の地下室は貯蔵庫
地下室は貯蔵庫がある「ムーミン屋敷」。
様々な仕掛けがあり、それを探すのも楽しみですね!さらに、ツアーに参加すると最後にちょっとしたおみやげがもらえるそうです!
参加型シアター「リトルミイのプレイスポット」
「ムーミン屋敷」の隣にある「リトルミイのプレイスポット」は、座って見られる参加型のシアター。(大人・子ども700円税込)
リトルミイのかわいいいたずらに翻弄されているうちに、いつの間にか僕がリトルミイの1人として登場してました(笑)。大人も子どもも楽しめるアトラクションですよ!
リトルミイの店
ちなみにその向かいにはいろんなリトルミイのグッズが販売している「リトルミイの店」がありました!
こちらもかわいい!
海のオーケストラ号
「リトルミイのプレイスポット」の隣にある「海のオーケストラ号 Merenhuiske(メレンフイスケ)」では、勇気、挑戦、友情、家族の絆をテーマに、ムーミンパパの若き日の冒険を一緒に体験できます!(大人・子ども1,000円税込 / 3歳以下は無料)
壁面や床面に投影するプロジェクションマッピングに加えて、大きな船などの立体造形物が登場する日本初の体感モーフィングシアターは一見の価値あり!
写真スタジオ「ムイックフォト」
写真スタジオ「ムイックフォト」では、ムーミンたちと一緒にカメラマンによる写真撮影をしてもらえます。
2つのスタジオから選べて、ムーミンたちと写真が撮れるそうですよ!(料金は1カット台紙付き2,000円税込(焼き増しも同じ料金)
おさびし山
ムーミンバレーパークの一番奥にあるエリア「おさびし山」は冒険と思索の山。
ムーミンの世界観をアクティブに体験できるエリアです。
物語に登場した森の中を行き来できる吊橋や、ツリーハウスなどがある「ヘムレンさんの遊園地」など小さなお子さんでも楽しめるアスレチックエリアになっています。
飛行おにのジップラインアドベンチャー
おさびし山の頂上からは、ムーミンの小説『たのしいムーミン一家』に登場する“飛行おに”になって、ルビーの王様を求め、森の中をジップラインで滑空する「飛行おにのジップラインアドベンチャー」が楽しめます。(大人・子ども1,500円(税込)※身長は120cm〜190cmまで、体重30kg〜100kg未満)
往復約400mの宮沢湖面をかなりのスピードで横断するジップライン!パーク内でもスリル満点のアクティビティになっています。
スナフキンのテント
おさびし山の一番奥にひっそりとあるのは「スナフキンのテント」。世界を放浪するスナフキンが1日に数回、ふらりと現れるとか。もし会えたらラッキーですね!
はじまりの入り江:カフェ・レストラン『レットゥラ』
再びエントランスのエリア「はじまりの入り江」に戻ってきました。
こちらにあるカフェ・レストラン『レットゥラ』ではムーミンたちが大好きなパンケーキやフードがいただけます。
宮沢湖畔を眺めながら食べられる屋外テラスもありますよ!
『レットゥラ』のメニューはこちら(タップで拡大します)
雲とコットンキャンディーパンケーキ
こちらは「雲とコットンキャンディーパンケーキ」(1,800円税別)は魔法の帽子から出てくる雲をイメージした綿あめが載ったふわふわのパンケーキ。ムーミン屋敷を型どったポッドコーヒー(1,300円税別)とマグカップもかわいい(^^ )
他にもフレッシュなベリーがたくさん乗った「ベリーベリーLettu(2,300円税別)」やディル(ハーブ)に1日漬け込んだポークをプルーンとりんごと一緒に蒸し焼きにした「リンゴとプルーンの本格ローストポーク(2,500円税別)」など、北欧をイメージしたオリジナルメニューがたくさん食べられました。
自分だけの小さな発見があるムーミンバレーパーク
ムーミンバレーパーク内にはベンチもたくさん設置してありました。
ベンチの隅にはムーミンや仲間たちの言葉が記されています。(タップで拡大します)
なにかに立ち止まった時、ふとこの言葉が目に入ったら、また一歩踏み出したくなるような素敵な言葉ばかりでした。
ムーミンバレーパークに訪れるゲストは”旅人”、スタッフは旅人に寄り添う”住民”というのを目指しているということもあり、これまでのテーマパークとは違って”新しい町”に来たかのような雰囲気がとても心地よかったです。
エリア内の各スポットはディテールまで細かく作り込まれていて、小物はムーミンの故郷、フィンランドで揃えるなど徹底的にムーミンの世界観を忠実に再現しているところに深いこだわりを感じました。
ムーミンバレーパークに寄り添うような大きな宮沢湖や森や山が、その世界観を強調していて本当にムーミンの世界に迷い込んだかのようでした。
そんな”自分だけの小さな発見”が必ず見つかる「ムーミンバレーパーク」は2019年3月16日(土)にグランドオープン。
入園チケットと一部のアトラクションチケットは公式WEBサイトで発売中です。
ムーミンバレーパークがあるメッツァへの交通アクセスの詳細はこちらの記事をご覧ください!
ムーミンバレーパーク公認ホテルについての詳細はこちらの記事をご覧ください!
ムーミンバレーパーク 概要
所在地:埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ
入園料金:
おとな(中学生以上) 1,500円(税込)
こども(4歳以上小学生以下) 1,000円(税込)※3歳以下は無料
「メッツァ」公式WEBサイトから事前予約出来ます。
交通アクセスについて
【電車&バスの場合】
- 飯能駅を経由する場合
池袋駅から西武池袋線(約50分)※特急レッドアロー号を利用すると約40分で飯能駅へ
横浜駅から電車:約90分 乗換:0回
飯能駅からバスで「メッツァ」へ。
「飯能駅北口」1番乗場より
「メッツァ」行き直行バス(国際興業・西武バス運行)及び
「メッツァ経由武蔵高萩駅」行き路線バス(イーグルバス運行)、
メッツァ停留所(旧 宮沢湖停留所)下車(所要時間約13分) - 東飯能駅を経由する場合
八王子駅から電車:約35分 乗換:0回
川越駅から電車:約35分 乗換:0回
東飯能駅からバスで「メッツァ」へ。
JR八高線「東飯能駅東口」2番乗場より
「メッツァ」行き直行バス(国際興業、西武バス運行)、
メッツァ停留所(旧 宮沢湖停留所)下車、(所要時間約12分)
※東飯能駅からメッツァへの運行は土日祝日のみ
【車の場合】
・狭山日高インターチェンジから県道262号線経由5.4km(約12分)
・青梅インターチェンジから県道218号線経由約11km (約30分)
・飯能駅北口から宮沢湖入り口まで約3km(約10分)
駐車場について
WEB予約の場合:平日1500円、土日祝日2500円(再入場不可)(予約はチケットサイトから予約可能)
予約なしの場合:平日600円/1時間(平日上限1800円)土日祝日1000円/1時間(平日上限3000円)
ムーミンバレーパーク公式WEBサイト:https://metsa-hanno.com/moominvalleypark/
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