お祭り大好き!東京散歩ぽです。
先日、仲の良いお友達と一緒に初めて2017年10月14日、15日に開催された「川越まつり」に行って来ました。
「川越まつり」は、江戸「天下祭」を再現した何台もの豪華絢爛な山車が蔵造りの美しい川越の町並みを曳行するスケールの大きなお祭り。2016年にはユネスコの無形文化遺産に登録されました。精巧な人形、幕の刺繍や彫刻などそれぞれの個性の光る様々な美しい山車を一挙に見ることができる、とっても豪華絢爛なお祭り!今年2017年は2日間で74万人もの人が訪れたそうです。
川越祭りの会場に着くと、さっそく六軒町の山車がやってくるのが見えました。なんという存在感!こちらのお人形、面は能楽の一つ、式三番の黒式尉(こくしきじょう)と呼ばれる三番叟。下の舞台で繰り広げられるお囃子も賑やかで、見ているだけでテンションが上がります。思わずカメラを向けちゃいましたよ!
こちら地ビールの「コエドビール」に舌鼓をうつ千恵さん。いつも色々楽しいイベントに誘ってくれてありがとう!
お囃子はお祭りに華を添える大切な見どころの一つ。舞台では笛、大太鼓、締太鼓、鉦の5人囃子に舞い手がひょっとこやおたふくなどユニークな面をつけて軽やかに踊ります。
リズムとメロディーは流派や囃子連によって違うそうですが、 多くの場面では笛がリードをつとめ、そのメロディーはこちらまで踊り出しそうになるくらいリズミカルです♪ 舞にはそれぞれストーリーがあるそう。
見ているだけでこっちも自然と笑顔になっちゃう。すごいパワーだ!
雨予報だったのにも関わらず、なんとかお天気は持ちました。
中央通りにはた〜くさんのひと、人、人!
かっこいい!!一際目を引く天狐の舞子さんは鮮やかな舞で見物客を魅了していましたよ!
こういう山車やお囃子って動画でも撮りたくなるよね〜
こちらのパルテノン神殿のような立派な建物は「川越商工会議所」。
もともとは1927年(昭和2年)に建築された旧武州銀行川越支店なんですって。
途中、こんな可愛いお祭り犬と出会いました^0^ ねじり鉢巻にハッピ♪
あまりの可愛さに、行き交う人も足を止めて写真を撮っていました。
ちょっと寄り道。12月3日に酉の市が開催される川越熊野神社へ寄ってみました。
川越熊野神社の参道にはなぜか足つぼのエリアがあって皆で体験!かなり痛い!でも、すごく体に効きそう。
川越に行かれたらぜひ、ここの足つぼチャレンジして見てね^0^
再び、中央通りに。
この荘厳な昔ながらの味わいのある建物と、華やかな山車、どこを切り取っても絵になるなあ!
山車は本当にたくさんの種類があって、それぞれ個性豊かで、ぱっと見は似ているようでもよく見ると、どの山車にも自慢のポイントがあって、見比べを楽しむのも面白いですよ
黒や赤の漆、金箔も使われているからこんなに豪華なんですね! 。彩りもあざやかな刺しゅう仕上げの幕も美しい。こういった細かい装飾の部分も主題である人形にちなんだデザイン仕上げになっていることも多いんですって。丹精込めて作られているので本当見応えがありますね。
こちら、いたるところで見かけたお面。とても欲しかったけど結局買わず。来年は絶対買うぞ!
どこか親しみのある可愛い看板を見つけたのでパシャり。「ぽ」
菓子屋横丁でたい焼き
さて川越祭りでは本当にたくさんの屋台が出ていて、ちょこちょこ色々食べ歩きしながらお祭りを見るのも楽しみの一つなのですが、皆でたい焼き食べたい!となり、菓子屋横丁にあるこちらのたい焼き屋さんに立ち寄りました。
うーーー。あんこがぎっしりで美味しい@^^@ たい焼きは尻尾からかぶりつくタイプです。
こちらは川越市役所前の通り。
この時は山車もいなくて静かでした。賑やかな通りと静かな通り、川越祭を様々な角度から堪能。贅沢な一日。
川越城中ノ門堀跡
偶然見つけたこの門構え。なにやら歴史の匂いがする、、(笑)ということでちょっと寄ってもらった。
おお!土塁を発見しエキサイト!
ここは江戸時代の寛永16年(1639)川越藩主の松平信綱が北の守りとしてこの中ノ門堀を築いたそうです。今では宅地化が進み、お城の名残は近くにある本丸御殿とここくらいしか残ってないそうですが、ここを見るだけでも川越城の大きさがわかりますよね!城好きとしてはとても嬉しい発見でした。
川越氷川神社へ
川越氷川神社に向かいました。だいぶ日も暮れて、夜のお祭りもなんともムードがあって素敵です。
ここでもお囃子がいい感じです。こういう雰囲気ってちょっとどこかへタイムスリップしたような気分でワクワクしませんか?
なにこれ?こんな可愛い鯛のおみくじがある!ということで皆でやって見ることに。うまく釣れるかなあ〜♪
可愛い鯛のおみくじゲット。一年安鯛ですように!!
無数の絵馬のトンネルを潜って。幻想的。
お参りが終わって、再び本川越駅方面へ。
この道路のたくさん付いている白い筋は、山車の通ったあとなんです!面白い^^
皆で夜の川越を散策。こちらは雰囲気のある割烹「佐久間」さん。二階の窓の部分が千と千尋の神隠しに出てくる湯屋の窓に似ている!と盛り上がりました。(千とリンが座っていたところですね笑)
こういうのずるい(笑)絶対買っちゃいますよね!うなぎのたれで焼いたというお団子を食べました。
こちら山車の出ない町内や囃子連の方達が道路に面して仮設舞台で行う居囃子。笛、太鼓、鉦のリズムにあわせ、楽しいお面を付けた踊り手が、軽やかに踊ります。
思わず足を止めてしばし見入ってしまいました。みているとこちらも知らず知らずのうちにリズムをとってしまう!これも川越祭りになくてはならない演出の一つ。
ライトアップが美しい昔ながらの建物。出店と提灯。
夜になると、提灯にも灯がともり、昼間とはまたガラッと印象の違う幻想的な雰囲気が楽しめますよ!
曳き方衆の提灯が乱舞する「曳っかわせ」は、川越まつり最大の見どころと言われています。昼も夜もそれぞれ違った面を楽しむことができるのが最高。
「時の鐘」へ
川越を代表するスポット「時の鐘」前に来た時、ちょうど山車が向こうからやってきました。
ノスタルジックなムード。いつまでもこの雰囲気に浸っていたい、、なんて思いました。
ライトアップされて、豪華さがさらに増す夜の幻想的な山車。
なんとも神々しい雰囲気、完全に魅了されてしまいました。
こう、夜に見る山車の迫力ってどう説明していいのか。「はは〜っ」ってなりますよね^^
日本にこんなお祭りがあって嬉しい。本当に誇らしい気持ちに。
初めてきた川越祭り。昼間は、人形や彫刻、幕の刺繍など、それぞれ違う個性をもった山車を比べながら見て回るのが楽しいし、夜は提灯にあかりも灯り、幻想的にライトアップされた山車の姿や、曳き方衆の提灯が乱舞する曳っかわせを楽しむなど見どころがいっぱいでした!
近くの神社を回ったり、たくさんの出店を楽しんだりと、盛りだくさんで本当に楽しかったです!来年もこれ絶対行きたい!一緒にいってくださったみなさん、ありがとうございました*^^*