こんにちは、東京散歩ぽです。
今回は、お台場のパレットタウンに2018年6月21日(木)にオープンした森ビルとチームラボが共同運営するデジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless(森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス )」に行ってきました。
オープン初日の模様をお伝えします!
追記:こちらの施設は2022年8月31日に閉館しました。
お台場パレットタウンへ
「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless(森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス )」(以下:チームラボボーダレス)があるお台場パレットタウンにやってきました。
ヴィーナスフォートに隣接し、ゆりかもめの青海駅が直結、りんかい線の東京テレポート駅が近いこちらは、大きな観覧車が目印の建物。以前は「東京レジャーランド」という大きなゲームセンターがありましたが昨年、閉店。そこに新しく出来たのが今回、チームラボが手がけるこちらのデジタルミュージアムです。
初日は前売り券が完売!入場は約1時間待ちでした
今回、僕らは前売り券をネットで購入して、オープン初日に行ってきました。
前売り券、当日券、ともに特に入場の時間指定は無いので、好きな時間に行けます。
しかし、昼過ぎごろに到着したところ、当日券はすでに完売し、入場列は長蛇の列!係の方に聞いた所、入場まで約1時間待ちでした。
後述しますが、やはりオープン直後はかなり混み合うあるようです。
【当日買える】お台場「チームラボボーダレス」入場Eチケット(印刷不要)はこちら>>
こちらが入口。きっかり約1時間ほどで入場できました。
返金式のロッカーあります
チームラボボーダレスでは、できるだけ手ぶらで入ることをおすすめしてました。
中に入ってすぐ左手には荷物を入れる用のロッカーと傘立てが多くありました。
ロッカーは100円返金式なので、邪魔な荷物や傘はこちらに入れておきましょう!
荷物を預けたらこちらの待機列に。
入場時はネット購入時にもらったQRコードをかざせば、購入人数分入れます。(チケットは分割もできます)
入場は20〜30名程度のグループで一緒に入ります(入場後は自由に行動できます)。
またカメラでの写真撮影(動画撮影)は他のお客さんに迷惑をかけないことと、フラッシュ撮影、三脚を使った撮影、自撮り棒での撮影以外は全面OK!SNSでの共有もOKでした。
入場口には「Wander, Explore and Discover(さまよい 探索し 発見する)」の文字が。
いよいよ入場です(^^ )
地図なきデジタルアート美術館を探検しよう!
入ってまず驚いたのは、中はとても暗く、順路も地図も無いということ(^^ )
入場した時点で、入口が3ヶ所に別れ、好きなところから見てきます。
僕らが初めに行きついたのは、「Borderless World」と呼ばれるとても広い空間でした。
空間全体に色彩豊かなプロジェクションマッピングが映写され、今まで見たこともないような光景が広がってました。
映像は常に動いていて、まるで映像の世界に自分が入り込んだような錯覚に。これはすごい!
これだけ広くて綺麗な映像が流れていれば写真も撮りたくなりますよね。皆さん、思い思いに写真を撮ってました。
大きな空間を囲む回廊にも途切れなく映像が流れます。
Light Shell(光の彫刻空間)
ふと行き着いた空間。
中に入ってみると部屋を囲むようにたくさんのスポットライトが流れる音楽と連動して、様々な光を演出していました。
ここはLight Shell(光の彫刻空間)と言われる部屋。
縦横無尽に動くスポットライトはまるで生き物のよう。
女の子が光に向かって手をかざしてました。
床は鏡面仕上げになっていて、まさに光と光が交差する不思議な空間でした。
クリスタルワールド Wander through the Crystal World
すでにどこにいるのか自分を見失っていると、部屋の入口にちょっとした列をなした部屋に行き着きました。
5分ほど待って入ったこちらは「クリスタルワールド Wander through the Crystal World」。
LEDが何個も埋め込まれた長いスティック状のものが天井から無数に吊るされて、まるで光のカーテンのような世界です。
ふと上を見上げると、空から無数の星が降り注いでいるかのよう。
映画『2001年宇宙の旅』を初めて観たときのような、不思議な感覚に思わず息を飲みました。
ここも床は鏡面仕上げ。不思議な写真が撮れますよ!
呼応するランプの森
さて、この施設内でも一番人気の部屋がこの「呼応するランプの森」。
並んでから入るまでおよそ15分〜20分ほど待ったかと思います。
ちなみにこの部屋、中は鏡に囲まれてるんですが、写真でも分かるように一面のみマジックミラーになっていて、外側から中の様子が見ることが出来ました。
中の様子を見てみると文字通り、無数のランプが宙を浮いていて、その中で写真を撮ることが出来ます。
ちなみに1回に入れる人数は決まっていて(およそ15人くらい)、中での時間もおよそ2分程度と短いです。
もし、写真を撮るときは、撮影する場所、アングル、機材などを事前に確認して入りましょ!(でないと本当に一瞬で終わります(笑)
中に入ったらランプがオレンジ色に変化してました!
ベトナムのランタン祭りにも匹敵する幻想的な写真が撮れます(^^ )
さて、続いては階段をあがって1つ上の階に行ってみましょう。
階段にもデジタルアートが続きます。
チームラボアスレチックス 運動の森
こちらの「チームラボアスレチックス 運動の森」はその名の通り、体が動かせるアスレチックや体験系の作品のあるエリアです。
こちらの「マルチジャンピング宇宙」はまるで宇宙空間を漂っているようなトランポリンのアクティビティ。
こちらの「グラフィティネイチャー 山山と深い谷」は、床が凸凹になっていて、そこを通る生き物のプロジェクションマッピングはまるでほんとに生きているかのような迫力でした!
その奥にあるのは「重力にあらがう生命の森」は大きなバルーンがひしめき合うエリア。
バルーンは赤、青、緑など次々色を変えていきます。
こちらは「光の森の3Dボルダリング」。LEDのついた腕章を腕につけて、同じ色のLEDだけを触って進むと回数に応じて光や音がなるアクティビティです。
カメラを持ちながらは結構難しかった!次回また挑戦したいなあ。
「色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング」はゆらゆらと揺れる木のアスレティック!
周りの映像が動くので、酔いやすい方はご注意を。
「裏返った世界の、巨大!つながるブロックのまち」は家や駅のブロックを移動させるとその間を走る道や線路のプロジェクションマッピングが自動で移動するというアクティビティ。
お子さん向けですが、これはおもしろい!
学ぶ!未来の遊園地 Future Park
さて、こちらは「お絵かき水族館」エリア。なにやら不思議な生物がたくさん泳いでますね。
実はコレ、自分の描いた絵がそのまま作品として登場するというもの。
備え付けの用紙に色鉛筆で描きますよ。早速、嫁さんが僕をモチーフにした「マナブ蛸」を作成^^;
係のお姉さんにスキャンしてもらうと、
瞬時に映像に反映。
面白すぎるっ(笑)
ということでチームラボさんと即席コラボも出来ますよ!
ちなみにこのアクティビティは外国からのお客さんにもすごく好評でしたよ!
「すべって育てる!フルーツ畑」は映像の中を滑る滑り台。僕も園児に混じって滑りましたw
また、さらに小さい子たち用にも楽しく遊べるエリアが設けられているので、全世代で楽しめますね。
EN TEA HOUSE
さて、最後にご紹介するのは、お茶が楽しめる「EN TEA HOUSE」。
「水出し茶」「ゆず緑茶」「緑茶」「カモミールほうじ茶ラテ」の4種類のお茶が一服500円(おかわり200円)で楽しめます。
入場時にオーダーして代金を支払うと、食券のような印をもらいました。
入口前にはライトアップされた水出し茶のドリッパーが置かれていてとても綺麗。
中はコの字状のカウンターが3つほどあり、各14人ほどが座れました。
テーブルは畳でできていて、良い手触り。
印を係の方に渡すとすぐに茶碗をもってきて、テーブルでお茶を注いでくれました。
すると、あら不思議。お茶のところに可憐な花の映像が映し出されるじゃありませんか。
器を移動させると華は舞い散り、ふたたびお茶の中に小さな花が咲きました。
なにこの侘び寂び。癒やされる。
この日はとても暑かったので、冷たい水出し茶が喉を潤してくれました。
時間を忘れて探検できる
施設内は時計もなく、表示も最低限で、時間を忘れて楽しめました。
ちなみに施設内は先ほど紹介した「EN TEA HOUSE」以外に、自販機で飲み物が購入出来る場所はありますが、食事できる場所はありません。長時間楽しみたい方はしっかり食べた後に行くのがおすすめです。
また、入場が一番込み合うのはお昼前後。僕らが出た16時ごろは全く並んでませんでした。施設は19時まで(土日祝は21時まで)営業しているので、少し時間をづらしてもよさそう(人が少ないほうがいい写真も撮りやすそう!)
僕らは結局4時間ほど遊んだのですが、結局すべての作品(全50種類あるそう)にいきつけませんでした。また近いうちに行きたいな。
チームラボの世界にどっぷり浸れる広大な会場(なんと10000㎡ある)は、まさに「Wander, Explore and Discover(さまよい 探索し 発見する)」を表した境界なきデジタル作品の迷路でした。
この夏、おすすめのスポットですよ!
↑約1分間の動画にまとめましたので、よければご覧くださいね!
追記 豊洲の「teamLab Planets TOKYO DMM.com」にも行ってきました。
詳細記事はこちらをご覧ください!
チームラボボーダレスは2023年に虎ノ門・麻布台に再オープンします
【閉館】MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless
所在地:江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン
営業時間:平日11:00〜19:00 土日祝10:00〜21:00
休業日:無休
料金:一般3,200円 4歳〜中学生1,000円
駐車場:950台(1時間500円、以降250円/30分・土日祝(8/13〜15)は1時間600円、以降300円/30分
アクセス:ゆりかもめ青海駅直結、りんかい線東京テレポート駅から徒歩3分
公式サイト:https://borderless.teamlab.art/jp/
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