【上野恩賜公園】10種類の桜が見られる東京国立博物館「春の庭園開放」で花見さんぽ

博物館でお花見を

上野恩賜公園といえば桜の名所として毎年たくさんの人で賑わいますよね。ここには恩賜上野動物園をはじめ国立科学博物館や国立西洋美術館など国立、都立の文化施設が数多くある芸術と文化の公園です。

今回はその中でも日本最古の博物館、東京国立博物館に行って来ました^_^

こちらが東京国立博物館！石造りの巨大な建築物には国宝や重要文化財が数多く収蔵されています。3月10日(火)～4月19日(日)までは桜の名品見ながら、館内でさくらスタンプラリーや桜ギャラリートークなどのイベント「博物館でお花見を」が開催中ですよ！

今回は先日お伝えした1000円で東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館の常設展を観覧できる「UENO WELCOME PASSPORT」で入場しました。パスポート型のなかなかしっかりしたお得なパスポートチケットですよ！

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春の庭園開放

東京国立博物館本館の北側にはソメイヨシノをはじめオオシマザクラ、ギョイコウザクラ、エドヒガンザクラなど10種類もの桜が楽しめる庭園があります。毎年、桜の季節と秋の紅葉時期に期間限定で庭園が開放されてます。

2017年の開園期間は2017年3月14日（火）から5月7日（日）まで。開園時間は午前10時から午後4時までです。庭園へは博物館の入場料のみで入場できます。（観覧料一般：620円　大学生410円　高校生以下は無料）

庭園へは本館の右手側を進んで裏へ回りましょう。入り口にはミカドヨシノとオオシマザクラの樹々がお出迎えしてくれます。この日の東京は開花宣言の前日。ちょっと来るのが早かったようです。

こちらはシダレザクラ。蕾がほころんでうっすらピンク色に染まり始めてました。

5棟の茶室があります

こちらの庭園には春草庵、転合庵、六窓庵、応挙庵、九条館という5つの由緒ある茶室が点在しています。こちら九条館はもともと京都御所内の九条邸にあったものを東京赤坂の九条邸に移しその後、昭和9年（1934年）に九条家から寄贈されこちらに移築されたそうです。

内部には入れませんでしたが、風通しのため、窓が全て開放されてました。襖などには江戸時代前期、狩野派の手による楼閣山水図を見ることができます。ここでお茶会とか開かれてるんですね。事前に予約すれば借りられるそうです。なかなかのお値段します。国立博物館だもんね(^^;)

九条館の前には早咲きのカワズザクラが咲いてました！見られて良かった(^^ )

かなり広い東京国立博物館の庭園。そろそろお腹が空いてきましたね〜。

すると…

さくらカフェ

池の前に「さくらカフェ」なる休憩所がありましたよ。4月12日までこちらでコーヒーや紅茶がいただけます。

こちらに期間限定でカフェを出店しているのはコーヒーケータリングの「MOTOYA EXPRESS」さん。
限定公開の庭園とお花見しながらカフェなんてなかなか嬉しい演出！

カフェメニューはこんな感じ。値段もお手頃で嬉しい限り(^^ )　春らしく「さくら甘酒」なんてメニューもありました。

桜のマドレーヌやマフィン、リッチナッツバラウニーなどコーヒー、紅茶によく合うお菓子も売ってました。

コーヒーを一服。目の前には池と茶室が見えて小鳥のさえずりが聞こえてきます。ようやく寒さから解放されてみんなも嬉しそう。

池の周りにはシダレザクラとヤエベニヒカンが開花寸前でした。4月には満開の桜の中、穏やかなひと時が過ごせそうです。

まとめ

春と秋の期間限定で公開されている東京国立博物館の庭園は綺麗に手入れされていて見応えは抜群です。4月前後には東京国立博物館敷地内に植えられた10種類の桜が咲きそろって日本の古き良き春の風景を垣間見れそうですね。ソメイヨシノとはまた違った10種類の桜を楽しめる東京国立博物館。今の季節は特におすすめです。