調布市・神代植物公園にある世界最大の花「ショクダイオオコンニャク」が開花しているのとの情報を得て早速現場に急行しました!
神代植物公園
ここ神代植物公園へは京王線調布駅、つつじヶ丘駅、JR中央線吉祥寺駅、三鷹駅からそれぞれバスで20分から25分ほどのところにある調布市の公園です。
こちらに7年に1回しか咲かないといわれている花「ショクダイオオコンニャク」が開花したとの情報を得て早速行ってきました。
ちなみに月曜日は休園日なのですがこの日、2015年9月7日(月)はショクダイオオコンニャクの開花するとして臨時開園日となり多くの方が見に来てましたよ!昼前に到着したところそこには噂を聞きつけた皆さんが!私も早速その列へ(^^ )
ショクダイオオコンニャクあった!
これが今回神代植物公園で3年9ヶ月ぶりに開花したショクダイオオコンニャクです!
ショクダイオオコンニャクは別名「スマトラオオコンニャク」という名前でインドネシアのスマトラ島だけに生育するサトイモ科の希少植物(絶滅危惧種)なんですね。
大きいものは高さ3m,直径1m以上にもなることから「世界で一番大きな花」として有名ですが植物園の説明によりますと「世界一大きな枝分かれしていない花序」という表現が正しいのだそうです。
日本での開花例は少なく過去11例しかなく、今年の7月には小石川植物園からの預かっていたショクダイオオコンニャクが開花しましたが、今回展示されているショクダイオオコンニャクは平成23年に開花して以来3年9ヶ月ぶりに開花をしました。それにしても、ほんとに変わった形。
↑順番を待っている間に、園の方がショクダイオオコンニャクについて、いろいろ説明をして下さいました。
↑ショクダイオオコンニャクの特徴は、その大きさと、もう一つはなんといっても独特の匂いです!係りの方が香りがよくわかるように団扇であおいでくれましたが、日が経つとだんだん匂いは薄れてくるそうです。(^^;)
その香りは、かなり刺激的でお肉か魚が腐ったようなものすごい臭い!
↑近くで見るとすごい迫力!中央からまっすぐ伸びるのは「花序付属体」と呼ばれていて周りの花びらを「仏炎苞」という名称なんだとか。
↑裏側に回ってみるとショクダイオオコンニャクの花序の一部が開いてあり花の根元に雄花群と雌花群が見られるようになってました。先ほど園の方が団扇であおいで下さった香りはここから嗅がせてもらいました^^;
【緩く閲覧注意です!】
↑ここから中の雄花群と雌花群をお見せしますが、少しだけ閲覧注意です!
よろしいでしょうか。。
それでは中をご覧下さい!
↑係りの方に「じつはショクダイオオコンニャクの本物の花はここにあります。」と言われて、(゚д゚)びっくり!!なんだか、宇宙からの生物みたいななんとも不思議な物体。上の雄花から花粉が出て下の雌花に受粉し種子が出来るそうです。
ショクダイオオコンニャクはその開花の時期といい大きさといい、その個性的な香りといいすべてが珍しくて貴重な存在ですね。開花はわずか2日間ということで今回は実物をこの目で見ることが出来ていい経験をしました〜!
「神代植物公園」は今日行った時はバラ園などは一部工事で見ることが出来ませんでしたが、少し散策してみるとやっぱり美しい。緑や綺麗な花もたくさんあって池には蓮やオオオニバス、水鳥も見れます。
この日はあいにくの雨でしたが、また天気の良い日にゆっくり来たいと思いました。植物公園を一通り回ったあとは深大寺門の方へ出れば、鬼太郎茶屋や深大寺名物のお蕎麦屋さんがたくさんあるので、そちらを散策するのもおすすめですよ〜!
www.tokyo-park.or.jp
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