浅草の浅草寺では2014年の3月14日(金)から5月7日(水)までの期間中、「大絵馬寺宝展と庭園拝観」が開催中です。
普段は非公開の伝法院内の庭園では樹齢300年のしだれ桜が見られましたよ!
浅草寺の東日本大震災復興支援
平成23年に国の名勝に指定された浅草寺の伝法院庭園。その庭園と浅草寺の寺宝、絵馬など普段は非公開の品々がこの期間だけ公開されています。入場料は全て、東日本大震災の復興支援として寄付されているそうです。
庭園には樹齢300年のしだれ桜があるとか、早速入ってみましょう!
入り口に入るとまずは展示館で浅草寺の寺宝と絵馬を観賞します。絵馬と言っても「大絵馬」というかなり大きいサイズで江戸から明治時代に描かれた絵馬はかなり見応えがありました。
展示館を抜けるといよいよ伝法院の庭園に入りますよ。ここからは撮影OK!(三脚の撮影は禁止)
庭園に入るとまずは五重塔と東京スカイツリーのランデブー^^これは期待大です!
伝法院庭園のエリアマップ。
特別展示館から伝法院の前を通り、ぐるっと回る回遊式の庭園です。
庭園に入るとまず左側に見えてくるのは「経が島」
経が島は浅草寺中興第一世の忠豪上人の墓塔や板碑壁がある浅草寺の聖域で立ち入りは禁止。
明治時代には秘園とされていた庭園、眺めはなかなか風流です^^
経が島から少し進むと伝法院が見えてきました。
伝法院大書院の手前には樹齢300年のしだれ桜が^^
4月上旬に行きましたが、少し散り始めでした。
それにしても大きい(´▽`)
伝法院大書院ではなにか法事の準備が行われていました。
こちらの伝法院は明治4年に作られた建物。
伝法院の手前には大きな池があります。
伝法院の庭園は寛永年間に幕府の作事奉行であり茶人の小堀遠州によって築かれました。回遊式庭園の伝法院庭園は約一万平方メートルの広さ。
浅草の喧騒からは想像もつかないほどの静寂があたりを包みます。
庭園といえば灯籠。
お約束の鯉と亀もいました^^
池の奥を回っています。綺麗な庭園。
そして池に注ぐ渓流の音がなんとも心地いい(^^ )
庭園の池の反対側からは伝法院大書院、五重塔、東京スカイツリーと新旧タワーと伝法院のそろい踏みが見られますよ。
スカイツリーの手前にはヤマザクラが。この他、オオシマザクラなど3種類の桜が伝法院庭園で見る事が出来ます。
季節によって見どころが変わる伝法院庭園。
これからはヤブツバキやミツバツツジ、ゴールデンウィーク頃にはフジも見頃になるとか。
桜が終わると新緑の季節。
浅草で目にも鮮やかな庭園さんぽ。おすすめです。
www.senso-ji.jp
午前10時~午後4時(午後4時30分閉館)
入場料:300円(中学生以下の同伴者2名まで無料)