いよいよ内部へ!撮影はここまで
玄関前まで到着しました。ということで撮影はここまで。内部からは撮影禁止になります。内部も一部屋づつ職員の方が詳しく説明してくださいました。
- 正面玄関と渡り廊の坪庭
まずは入り口を入って奥に行くとそこには坪庭があり孟宗タケの竹林の手前には京都の白川砂に貴船石が配されている和の空間が広がります。
実はその坪庭が見える廊下側が主賓が入場する正面玄関になるそうです。
- 47畳の主和室
池が見える大きなガラス窓の奥に主和室がありました。47畳の広さを持つこの広間で賓客を和食でもてなすそうです。畳は一部は持ち上がるようになっていて掘りごたつにすることも出来ます。各部屋前には過去の接遇時の写真が掲示されていました。
主和室の前には池が広がり、92匹の錦鯉が泳いでいるそうです。
各国首脳はこちらで池の鯉に餌をやるのが恒例行事になっているとか。サッチャー元英国首相が鯉に餌をやる姿の写真が飾られてました。池も手入れがされていてとても綺麗でした。
- 即席料理室
主和室を過ぎて奥へ進むとカウンター席で「寿司」や「天ぷら」などを楽しめるカウンター席の即席料理室があります。料亭のようなこちらの料理室は主和室よりも少人数の場合に利用されるそうです。離れの古民家に来たような、お部屋でした。
- 茶室
即席料理室のさらに奥に進むと「待合」と呼ばれるスペースがありさらに進むと「茶室」があります。茶室は靴のまま入って少し広めの部屋になっており、一段高いところに4畳半の畳席があってそこで茶席が催されるそうです。
外国の賓客の方など正座が苦手な方は畳に上がらず椅子席で茶を楽しむこともあるとか。
こちらには人間国宝が作った茶器や京都大徳寺のご僧侶が書した掛け軸が飾られていました。
全ての部屋を見学して外に出てきました。元をルートを戻ります。
庭も手入れが行き届いていてとても綺麗でした。
まとめ
約40分間の迎賓館和風別館「游心亭」のガイドツアーが終了しました。この後は自由解散になり、主庭や本館の外観を見ることができました。和風別館は建物自体は40年以上経過していますが内部はとても明るく手入れが行き届いていて、さすが国賓をもてなすに値する建物だなと思いました。
主和室からの池と築山の景色は本当に見事なので、機会がありましたら見学してみてくださいね!