こんにちは、東京散歩ぽです!
江東区清澄白河に2015年2月6日(金)にオープンした「Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー) 清澄白河ロースタリー&カフェ」に行ってきました。日本初上陸の注目コーヒー店。初日のお店の様子をお伝えします!
日本1号店はロースタリーカフェ激戦区、清澄白河
東京メトロ、都営地下鉄清澄白河駅から徒歩8分。閑静な住宅街に「ブルーボトルコーヒー 清澄白河ロースタリー&カフェ」があります。
清澄白河には近年「The Cream of the Crop Coffee」や「ARiSE COFFEE ENTANGLE」、「ALLPRESS ESPRESSO」など注目のコーヒー焙煎所が凌ぎを削っています。サンフランシスコ発のコーヒーショップ「Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)」が初出店したのもそんな清澄白河でした。
午前8時のグランドオープンを前に既に多くの人の列が連なっていました。僕は午前7時ごろ到着したんですが既に30人以上は並んでました。入場整理券の配布はなく、店舗の横の駐車場に順番に並んでいきます。
そんな中、開店直前にお店から出て来たのはブルーボトルコーヒー創業者のジェームス・フリーマンさん。クラリネット奏者だったフリーマンさんが音楽の道を諦めて2002年8月にサンフランシスコの自宅ガレージで始めたのがこの「ブルーボトルコーヒー」です。
清澄白河に出店した理由は「ゆったりとした雰囲気がオークランドに少し似ていた」そうで、日本の喫茶店をこよなく愛するフリーマンさんはここ清澄白河に根ざしたお店を目指しているとか。オープン前には地元の方と楽しく談笑している姿が印象的でした。
大きな焙煎機で毎日焙煎、48時間以内に提供
いよいよ入店!もともと倉庫だった2階建ての店内はとても広く、奥にはたくさんのコーヒー豆袋が積まれています。お店の中央には大きな焙煎機が構えており有機栽培の厳選されたコーヒー生豆を自家焙煎して48時間以内にお客さんに出されています。
店内はジャズのBGMがかかっていい雰囲気。
こちらは2010年世界バリスタチャンピオンのマイケル・フィリップスさん。フィリップスさんが清澄白河店と3月にオープンする青山店のバリスタトレーニングをしているとか(^^ )
この日は店内の様子を伺いながら働いていました。
↑こちらが「ブルーボトルコーヒー清澄白河店」のコーヒーメニュー。
ドリップコーヒーはシングルオリジンが(550円〜)、ブレンドコーヒー(450円)、カフェオレが(500円)。エスプレッソコーヒー(450円〜)やアイスコーヒー(500円)が飲めます。
↑豆は毎日、日替わりらしくオープン初日はブレンドがエチオピア産とスマトラ産の「ベラ・ドノヴァン」、ブレンドされてない単一の農園生豆から淹れるストレートコーヒー(シングルオリジン)はケニア産の「ケニア・ニエリ・カザイジ」という品種でした。
↑ケーキやクッキーなどのペーストリーメニューはこちら。
メニューが決まればレジで先にオーダーです。
レジ横にはペーストリーが分かりやすく陳列されてます。
↑有機アーモンドとピーカンナッツが入った「メープルピーカン・ダンディ」(250円)
↑青森のりんごと胡桃が入ったバックルケーキ(写真左450円)と
無農薬みかんを使ったローストオレンジパウンドケーキ(写真右450円)。
↑ハニー&シーソルト グラノーラバー(250円)
↑セサミアブセンスシガー(250円)。
↑持ち帰り用にグラノーラバッグ(227g入り1,500円)も。
↑サンドイッチはグリュイエルチーズとゴートチーズ、ロースハムの2種類。
↑もちろんコーヒー豆(200g1,500円〜)もブレンド豆とシングルオリジン豆が販売されてます。
僕もひとつ購入して家で淹れてみましたよ!
↑店内で使用されているオリジナルセラミックドリッパー(1,800円)や清澄白河店限定のマグカップ(2,000円)などオリジナル商品もありました。
目の前で淹れられるハンドドリップコーヒー
オーダーを受けると順番にドリップコーヒーが目の前で淹れられていきます。
コーヒーミルで1杯づつ、コーヒー豆を挽いていきます。
ものすごくいい香り(^^ )
ドリップコーヒーを淹れる器の台にはタイマーがついていて、しっかり時間が管理されています。
順番に少しづつ丁寧にお湯を注いでいきます。
ドリップコーヒーのお店は行った事あるけど、目の前で淹れてる光景を目前で見た事なかったかも。
ハンドドリップされたコーヒーはフィルターペーパーを通して少しづつ抽出されて出来上がり♪
店内で飲む場合はガラス製のカップへ、持ち帰る場合は紙のカップに淹れてくれます。
エスプレッソコーヒーはエスプレッソマシーンでこちらのバリスタさんが淹れてました。
カプチーノは見事な仕上がりに。
バリスタさんに声をかけてリラックスさせるマイケル・フィリップスさん。
ようやく開店した日本1号店。感慨深い表情が印象的でした。
ケニヤ産のシングルオリジンをいただく
僕は苦味が強いコーヒーはあまり得意ではないんですが、こちらのシングルオリジンは酸味があり苦味はほとんど感じません。芳醇な香りとフルーティーな味わいが口の中いっぱいに広がってすごく美味しいコーヒーでした(^^ )
温度も適温で砂糖やミルクを加えなくても美味しくいただけましたよ!
ペーストリーはオレンジパウンドケーキをオーダー。
オレンジピールの香りが効いてます。
手の平大のダブルチョコレートクッキー(300円)はしっとりと少し柔らかなクッキー。
塩のアクセントがチョコの甘さをより一層引き立たせています。
座席数は8席、地元密着型のロースタリー&カフェへ
この日はオープン初日ということもあってカッピングルームに臨時的に座席を増やしてましたが、清澄白河店は焙煎所をメインとしてるので座席数は8席と決して多くありません。電源もWi-Fiもありません。
日本1号店となるブルーボトルコーヒー清澄白河店はサンフランシスコのガレージではじめたジェームズ・フリーマンさんが初心に戻って地元に根ざしたお店を作りたいという姿勢が受け取れました。今後は店舗を拡大していきますが、ここ清澄白河のロースタリー&カフェが日本のベースになることでしょう。
お店から出ると既に200人以上の行列が出てきました。しばらくはこの混雑は続きそうですね(^^ )
3月には青山店、4月には代官山店が開業予定
ブルーボトルコーヒーは3月7日(土)には青山店が、今春には代官山に新しく開業するLOG ROAD DAIKANYAMA(ログロード代官山)に相次いで出店します。こちらは座席数も多くて実質的な大型店舗になりそうです。
ホスピタリティ溢れ、コーヒー豆や淹れ方を重視するサードウェーブコーヒーの旗手、ブルーボトルコーヒーが清澄白河や青山、代官山でどんなお店を展開するか今後も注目ですね!
青山店(3月7日オープン予定)
東京都港区南青山3-13-14 増田ビル 2F
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