横浜アソビル「イマーシブジャーニー」が12月誕生!ピラミッドと古代エジプトに没入体験してきた

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こんにちは、東京散歩ぽです!

横浜駅直結の「アソビル」3階に、国内最大級の大型XR(クロスリアリティー)エンタテインメント施設「IMMERSIVE JOURNEY」(イマーシブジャーニー)」が、2024年12月1日(日)にオープン!オープンに先駆けて行われた発表会に、エジプト考古学者の吉村作治さんと映画監督の北野武さんが登場しました。

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発表会に吉村作治先生と北野武さんが登場

エジプト考古学者の吉村作治さんと映画監督の北野武さん

「クフ王かと思いました」と吉村先生との再会を喜ぶ北野武さん

「IMMERSIVE JOURNEY」の第1弾上映作品である「Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)」は、Excurio社の「没入型探検」の技術を導入し、4500年前の古代エジプトを舞台とした壮大なVR体験で、パリをはじめ世界15都市以上で150万人以上を動員している人気コンテンツです。

この日は、「ホライゾン・オブ・クフ」の⽇本語訳を監修した古代エジプト考古学者の吉村作治先生が登場。さらに特別ゲストとして長年親交があり、年末のエジプト特番でも共演している北野武さんが登場して、再会を喜んでいました。

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エジプト考古学者の吉村作治さんと映画監督の北野武さんが体験

発表会では実際にお二人がヘッドセットをつけて「ホライゾン・オブ・クフ」を体験。

「すげえ。よく出来てるな〜」と北野武さん

「すげえ。よく出来てるな〜」と武さん

体験後に感想を聞かれると「昔よりも進化して体感がちょっと違うよね。距離感もすごいし、ここにいたのが全然わからないくらい。これを基本に考えると、現実っていうのは一体何だろうと思ってしまって、今の画像なんか見せられると、生きてること自体がイリュージョンではないかとか、過去って本当にあったのかとか、いろいろ考えてしまうんですよね」と、現実世界と遜色のないVRの世界に驚いていました。

エジプト考古学者の吉村作治さんと映画監督の北野武さん

同時に体験した吉村先生は「よく出来ててびっくりしました。作品を観たら次はぜひ実際のピラミッドを見に行ってほしい」とコメント。先生は今も月1〜2回ほど、エジプトに足を運んでいるそうで、本当に頭が上がります。

武さんは「知識として見れるもんだったら全部見といた方が良いし、偏ってしまうとつまんない。よく出来てるな思うと同時に、人間の科学はここまで進化したかっていう感じもあるけども、一番進化した形で本物を見たてみたり、逆に見てなくても進化してからいろいろなことが分かることもあるし、当然2つ見るべきだと思いますよ。ただ、時間とかの都合で一番良いのはこれ(IMMERSIVE JOURNEY)だなって感じがします」と絶賛していました。

株式会社CinemaLeap 代表取締役社長の大橋 哲也さん

株式会社CinemaLeap 代表取締役社長の大橋 哲也さん

施設を主催する株式会社CinemaLeap 代表取締役社長の大橋 哲也さんは、日本国内ではXRの普及が進まず、デバイスの所有者やコンテンツ利用者が少ない状況を打破するため、大規模なVR体験が可能な横浜駅直結の「アソビル」にオープンさせたと言います。

「いろいろな作品があるので、今後は⽇本の歴史や文化、アニメなどと掛け合わせることで、世界中の皆さんに楽しんでいただけるようなものができるんじゃないかなと思っています」と話していました。この後、体験レポートをお伝えしますが、ヘッドセットはひとりひとり装着するので、同じフィールドで別のコンテンツを体験できることも可能となるそうです。

第1弾:古代エジプトへの旅「Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)」を体験してみた

ということで、ここからは実際に「IMMERSIVE JOURNEY」(イマーシブジャーニー)」の第1弾となる「Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)」を体験レポートです。

対象年齢は8歳以上。1名から利用できます。チケットは「アソビュー」から事前購入できますが、当日現地でも購入できるそうです。

1〜3名まで:休日:5,000円/1名、平日:4,000円/1名
4名以上:土日祝:4,500円/1名、平日:3,800円/1名

入口横に無料ロッカーもありました。プレイ時間は約1時間(レクチャー15分、本編45分)と長時間ということもあり、荷物はできるだけロッカーに預けて身軽なスタイルで臨むのがおすすめです。

こちらのゲートから入場して、進んだ先の端末でまずは名前を登録します。

「Manabu」で登録してみました。プレイ中は他の人がアバターで表示されますが、この名前は一緒にプレイするメンバーのみに表示されます(他のプレイヤーには表示されません)。

こちらがVRヘッドセット。スタッフさんが名前をヘッドセットに登録して装着します。

VRヘッドセットを装着するとこんな感じ。僕はメガネを掛けているのですが、メガネを掛けながらでも問題なく見られました。(メガネの形によって変わるそうです)

ヘッドセット自体にカメラがたくさんついていて、外部の環境を認識しています。

フィールドの広さは1,000平米と国内最大級!数名ずつスタートして、最大75名が同時プレイできるそうです。

フィールドや壁にはいろいろなマーカーが描かれていて、このマーカーをヘッドセットのカメラが認識することで、プレイヤーが壁や柱にぶつからないようにしたり、プレイヤーが1か所に溜まりすぎないように制御しているそうですよ!

改めて「Horizon of Khufu(ホライゾン・オブ・クフ)」は、はじめは現代のピラミッド内を探検しながら進んでいくのですが、途中から時空を超えて、4500年前の古代エジプトにタイプスリップ。当時の雰囲気を追体験できる45分間のちょっとした小旅行です。

こちらは体験中の様子。手を前に出すと、画面上にも自分の手のアバターが現れます。

まずはピラミッドの圧倒的なスケール感に驚きつつ、近くにあるものと遠くにあるものの遠近感がとてもリアル!最初の5分間くらいは慣れるまで注意が必要です。

ピラミッド内に時おり出てくる猫をなでてます

ピラミッド内に時々出てくるかわいい猫をなでてます

ピラミッドには多くの段差がありますが、ストーリー内では、宙に浮くエスカレーターのようなものに乗るので高さは支障ありません。そのため、車いすの方も同じコンテンツを一緒に体験できるそうです。

ピラミッドでも象徴的な大回廊と王の間は現地でも見られますが、体験中はピラミッドの内部を縦横無尽に巡ったり、鳥目線でピラミッドを上空から俯瞰できる非現実的な体験も。

さらに、4500年前にタイムスリップしての古代エジプトの光景は圧巻の一言。吉村先生監修のピラミッドの歴史ガイドの説明も学びが多くて、これはもう一度体験しないと1回では消化しきれないほど、濃密な体験でした。(良い意味でちょっぴり疲れました)

一緒に体験した方の中にはピラミッド内に入る時に体感温度が変わったり、ピラミッドから外に出た時に風を感じたりした方もいました。体験後にCinemaLeapの大橋さんにお聞きしたところ、風などの演出は特にしていないとのことで、視覚情報からそうした感覚がもたらされたというのは、いかに没入感がものすごいかということよく分かります。

巨大なピラミッドを目の前に感じて「いつか本物のピラミッドを見てみたい!」と思える「IMMERSIVE JOURNEY」の「Horizon of Khufu」でした。今後のコンテンツ展開も楽しみにしたいと思います。

Immersive Journey(公式ホームページ)

Immersive Journey

所在地:神奈川県横浜市西区高島2-14-9 アソビル3F ※横浜駅直結
営業時間:平日11:00~21:00/土日祝10:00~22:00

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