成吉思汗だるま上野御徒町店をレポ!札幌ススキノで70年続くジンギスカン専門店

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こんにちは、東京散歩ぽです!

札幌ススキノで70年続くジンギスカン専門店「成吉思汗だるま」が東京に初出店!今回は2024年7月14日にオープンした「成吉思汗だるま 上野御徒町店」のメディア向け試食会を取材してきました。

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成吉思汗だるま 上野御徒町店

お店の最寄り駅は東京メトロ銀座線「上野広小路駅」、都営大江戸線「上野御徒町」、千代田線「湯島駅」、JR山手線「御徒町」から徒歩数分。赤い「達磨大師」の看板が目印です。

成吉思汗だるまについて

1954年(昭和29年)に創業した「成吉思汗だるま」は、北海道・札幌ススキノの本店をはじめ、これまで札幌市内6店舗で展開しているジンギスカン専門店です。

今年、創業70周年を機に以前から要望が多かった東京に初出店したと言います。

成吉思汗だるま 上野御徒町店の店内

1階席

1階席

お店は1階席と2階席があり、1階席はカウンター席が8席。各席にはジンギスカン鍋と排煙ダクト、鍋を照らすピンスポットが設置されています。

2階席

2階席

2階席は本店と同じ馬蹄形のカウンター席が15席ありました。できるだけ札幌のお店の雰囲気と同じにしているそうです。

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成吉思汗だるま 上野御徒町店のメニュー

成吉思汗だるま 上野御徒町店のメニューはこちら。

肉の種類は名物の「成吉思汗(ジンギスカン)」、上肉、ヒレ肉の3種類。さらにサイドメニューは「ママの手作りキムチ」や「チャンジャ」「韓国のり」など。

ドリンクは生ビールをはじめ、瓶ビールは「サッポロクラシック」や「北海道余市ワイン」「りんごのほっぺ 酎ハイ」「北海道コーン茶」など、北海道名物も豊富です。

ということで、この日はお店おすすめの「成吉思汗」などのお肉や野菜とともに試食でいただきました。

特徴的なヘルメット型のジンギスカン鍋に玉ねぎや長ネギの「最初のお野菜」が敷かれて羊肉の脂をセット。

スタッフさんが丁寧に鍋の準備をしてくださいます。いい匂いしてきた〜!

まずはドリンクで乾杯。

僕は「JA余市」で造られたりんご100%のストレートジュース「りんごのほっぺ」を使用したやさしい甘さの酎ハイをチョイス!

一緒に取材した奥野 大児さんは生ビール!「成吉思汗だるま」のロゴ入りジョッキが映えますね。

成吉思汗をいただきます!

(左上から)成吉思汗、ヒレ肉、上肉(手前)

(左上から)成吉思汗、ヒレ肉、上肉(手前)

ということで、この日は70年前からの看板メニュー「成吉思汗(1,290円税込)」と、数量限定の「上肉(1,690円税込)」、「ヒレ肉(1,690円税込)」を試食させていただきました。

価格は札幌のお店より+10円しか変わらないそうです。この物価高騰の時代にすごい。

まずは「成吉思汗(1,290円税込)」。

ニュージランド産とオーストラリア産のマトン(モモ、バラ、ウデ、肩ロース、ロース)を一度も冷凍することなく、鮮度の高いまま、開店前に職人さんが手切りして出しているそう。ドリップもなく、新鮮なマトン肉が楽しめます。

二代目女将が仕込むお店特製のタレをたっぷりとつけていただきます!

ジンギスカン鍋をというとクセのある匂いと味わいが特徴的ですが、こちらの「成吉思汗」は匂いも抑えめで脂も上品ですね。

タレの付け添えに唐辛子とおろしにんにくで味変も可能です。

続いては数量限定の「ヒレ肉(1,690円税込)」を焼いていきます。ヘルシーな赤身なので女性からも人気があるそう。

一頭から数百グラムしか採れない希少部位の「ヒレ肉」はミディアムレアで。

お肉にはやっぱりライスがつきものですね。

一緒に取材した奥野 大児さんも試食体験。

「うまいっ!」

「うまいっ!」

 

こちらも二代目女将自らが味の決め手となるチャンジャを作って、漬け込んだ「ママの手作りキムチ(395円税込)」も「成吉思汗だるま」にはなくてはならない一品。

オリジナルの「おしんこ(230円税込)」もやさしい味わいです。

3皿目は数量限定の「上肉(1,690円税込)」。

ジンギスカン鍋の上で焼いていきます。

こちらはミディアムレアの焼き加減で食べられるそうです。

穀物飼育の羊を使用しているという「上ロース」は脂身も適度に多くて柔らかい!

さらにほどよく焼けた玉ねぎと長ねぎもジンギスカンの旨味が染み込んで味わい深いジンギスカンでした。

人気の裏メニュー「〆のお茶漬け」

食後の〆は「成吉思汗だるま」の常連さんたちに人気の「お茶漬け」を体験。まずは先ほどのライスの上に番茶をかけます。

そこに「成吉思汗」の旨味をたっぷり吸い込んだ秘伝をタレをかければ出来上がり!極上のお茶漬けでした。

副社長の金有燮さん(写真右)とサブマネージャーの金天憓さん(写真左)

副社長の金有燮さん(写真右)とサブマネージャーの金天憓さん(写真左)

この日の試食会では「成吉思汗だるま」の取締役副社長で三代目の金有燮(ユソプ)さんと、サブマネージャーで四代目の金天憓(チョネ)さんが挨拶しました。

28年間教員を務めて1年半前に三代目に就いた金 副社長は「達磨大師のロゴは先代が中学2年生の頃が『七転び八起き』の精神を描いたもの。開拓者精神とともに店のコンセプトです。東京進出は肉の鮮度が課題でしたが、「だるま」ファンでもある取引業者のみなさんのご協力とチルド技術の向上で肉の鮮度を落とさずに東京まで輸送することができました。もっと羊肉文化を広げていきたいです」と話していました。

司法書士の資格を持つ金チョネさんは「出店場所はいろいろと探し歩いて、札幌のお店の周りの雰囲気と似ているこの場所にしました」と挨拶。札幌のお店を知っているお客さんからも好評なのだそうです。「成吉思汗だるま」東京進出の背景には三代目と四代目の情熱と行動力にあったんですね。

今後は整理券システムを導入

そんな「上野御徒町店」ですが、オープン初日は最大6時間半待ちの行列を作ったそうで、その後も多くの来店者がいることから、今後は整理券システムの導入を予定しているそうです。さらに食事時間は1時間で設定することで、多くのお客さんが楽しめるようにしているそうです。

北海道の本場の味を堪能できる「成吉思汗だるま」は、今後もその魅力を発信し続けていくことでしょう。

成吉思汗だるま 上野御徒町店

所在地:東京都文京区湯島3-41-5
電話:03-6240-1430 ※予約不可
営業時間:17:00〜23:00
店休日:なし
だるま 上野御徒町店 | 札幌ジンギスカン だるま(公式サイト)

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