こんにちは、東京散歩ぽです。
大台町商工会のご招待で三重県大台町を訪れています!ここ数年でおしゃれなお店が増えてきた大台町。今回は2019年4月に大台町の栃原地区にオープンしたケーキのテイクアウト専門店「hinata(ヒナタ)」さんを訪れました。
ケーキのテイクアウト専門店「hinata」
こちらが2019年4月にオープンしたケーキのテイクアウト専門店「hinata」さんです。すぐ近くには大台町の成人式などが行われる多目的広場「グリーンプラザおおだい」や保育園あります。住居に併設されたかわいい店舗です。さっそく入ってみましょ。
入口から入ると、まず目に入ってきたのはショーケース。お店の中もかわいくてシンプルな造りです。
お隣には一枚板のカウンターテーブルがあり、その上にはフィナンシェなどの焼き菓子も販売しています。テイクアウト専門店なのでイートインはできませんが、待っている間ちょっとだけ休憩だけできそうです。
そんな中、厨房で作業されているこちらの方がお店のご主人、出馬 衣世(いづま いよ)さん。衣世さんはもともと三重県の紀北町出身。「高校生レストラン」というドラマにもなった三重県の相可(おうか)高校の調理クラブに所属し、在学中に調理師免許を取得。その後、有名フレンチレストランのデザート担当やパティスリーで10年間腕を磨いたそう。
大台町出身のご主人と結婚後、一時期は衣世さんの地元、紀北町にいましたが、お店をやりたいという小さい頃からの夢を叶えるため、大台町に移住。店舗を併設させたお家を建てたそうです。
昨年のオープン以来、口コミで話題になり、今では閉店前に売り切れることもしばしば。この日も取材時にはすでにケーキが残り少ない状態でした。普段、ご主人は会社員勤めなので、お店は衣世さん1人で切り盛りしています。
「実際やってみて、ケーキの仕事ってなんて手数の多い仕事なんだろうと思いました」そう語る衣世さん。平日は約100個 、土曜日には150個〜200個ものケーキをたったひとりで作るとあって、朝は夜中の2時から仕込みを始めることもあるそうです。
それでも大きなレストランやパティスリーで働いていた衣世さんは当初、売り切れてしまうことに少し抵抗があったそう「せっかく来てもらったのに悪いなあと思ってたんですが、主人が『お客さんはそう思ってないよ、売り切れたら売り切れでいいやん』という言葉をもらってから少し楽になりました」そう話す衣世さんのご主人は、仕事が休みの土曜日にレジ打ちを手伝うなど、衣世さんを影でサポートしています。
地元素材を使った「hinata」の手作りケーキ
こちらが「hinata」さんの手作りケーキ!特別にお店でいただきました。
こちらは「苺のミルフィーユ」(400円)と「シュークリーム」(150円)。
「苺のミルフィーユ」はサクサクのパイに甘さ控えめのカスタードクリームとイチゴがたっぷり挟まっています。上にのっているイチゴやブルーベリーもかわいらしい。「シュークリーム」もしっかりめシュー生地とバニラビーンズの効いたカスタードクリームとの相性もばっちり!
こちらの「ショコラムース」(320円)は、フランス産ヴァローナのチョコを使ったムースと甘酸っぱいラズベリームースの2層仕立て。
この日はお隣の和歌山県産有田みかんのコンフィを使ったショコラタルト(280円)も。
衣世さんは「タルトのサクサク感も楽しんで欲しいなと思って作り置きせず、出来たてを提供したいと思っています」とこだわりを話してました。この他にも地元、大台町のほうじ茶を使った「ほうじ茶」プリンや、ベイクドチーズケーキ、キッシュなど、地元の素材を使った約10種類のケーキを販売しています。
公式インスタグラムをチェック!
お店の準備段階からインスタグラムで店休日や売り切れなどのお店の情報を発信している「hinata」さん。フォロワーはすでに1,400人を超え日に日に伸びているそう。投稿を観て、遠方の方も足を運んでいるそうです。美味しいそうなケーキの写真がずらりと並んでいるので、お店に行かれる際は要チェックですよ!
「新しいことはなかなかできないけど、メニューは頻繁に変えるようにしてます」と笑顔で話す衣世さん。ご夫妻で支え合いながらひとつひとつ丁寧に作る「hinata」さんのケーキは、どれも繊細でクオリティの高いケーキばかりです!
hinata(ヒナタ)
所在地:三重県多気郡大台町栃原1687-12
営業時間:10:00〜17:00(売り切れ次第CLOSE)
定休日:月曜日・日曜日
駐車場:8台
公式インスタグラム