【国立天文台 三鷹・星と宇宙の日2018を見学してきた 前編】日本最大の屈折望遠鏡が大きい【PR】

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こんにちは、東京散歩ぽです!

東京都の「多摩の魅力発信プロジェクト」の一環で調布市と三鷹市を取材しています!
三鷹市にある「国立天文台」では「三鷹・星と宇宙の日2018」が開催!10月26日のプレオープンに行ってきました!
※この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

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国立天文台三鷹キャンパスへ

三鷹市にある国立天文台 三鷹キャンパスにやってきました。

国立天文台は日本の天文学の中核を担う研究機関・大学共同利用機関です。

国立天文台は国内外に18の観測所や施設がありますがこの三鷹キャンパスはその本部に当たる施設です。

特別公開の「三鷹・星と宇宙の日2018」へ

国立天文台三鷹キャンパス構内図

国立天文台 三鷹キャンパスは年末年始以外常時公開されてるんですが、今回は10月26日(プレ公開)と27日に開催された「三鷹・星と宇宙の日2018」という年に1度の特別公開イベントに行ってきました。

この日は通常は非公開の建物の内部の他に様々な展示物や催しものがありました。その一部を廻ってきたので、今回はその模様をお伝えします!

第一赤道儀室(国登録有形文化財・1921年建設)

第一赤道儀室(国登録有形文化財・1921年建設)

まずは国立天文台三鷹キャンパスで一番古い第一赤道儀室(国登録有形文化財・1921年(大正10年)建設)へ。

こちらは太陽観測用20cm屈折赤道儀で天体の動きにあわせて星を追尾できる架台で、こちらでは1938年から60年間、スケッチによる太陽黒点の観測や写真儀による太陽全体の写真撮影が行われていたそうです。

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中に入ると大きな望遠鏡がありました。

主望遠鏡のレンズ口径は20cm、焦点距離は360cm。1927年のカール・ツァイス社製で約13等星の暗い星でも観測することができるそうです。建物のドームはなんと木製!スリットの開閉と屋根全体の開閉は人力で行っていたそうですよ!

さて、次の望遠鏡まで歩きます。国立天文台の構内は深い緑の中にあって、星も多く見えそうですね。

こちらは太陽からの土星の距離を1400億分の1に縮めた展示「太陽系ウォーク」。

このサイズ感だと地球から太陽はかなり近いんですね。それに比べると土星の遠いこと!

天文台歴史館(大赤道儀室・国登録有形文化財・1926年建設)

天文台歴史館(大赤道儀室・国登録有形文化財・1926年建設)

続いては天文台歴史館(大赤道儀室・国登録有形文化財・1926年建設)。

高さ19.5m、ドームの直径は15mもある巨大な建物です。

建物の2階には日本最大の屈折望遠鏡があります。これは大きい!!

レンズ口径は65cm、焦点距離は1021cm。カール・ツァイス社製で屈折望遠鏡としては日本最大の口径になるそうです。1998年3月まで研究観測されてたそうです。

ガリレオの望遠鏡 精密復元

ガリレオの望遠鏡 精密復元

また1階には人類で初めに望遠鏡を使って天体観測を行ったガリレオ・ガリレイの望遠鏡(レプリカ)もありました。

展示も博物館に匹敵するほど、貴重な資料などが展示してました!

ということで次回は普段非公開の「太陽フレア望遠鏡」を目指して、森の中の道を進みます!

後編の記事はこちら!

国立天文台 三鷹・星と宇宙の日2018 後編 非公開のアインシュタイン塔に登ってみた【PR】

国立天文台 三鷹キャンパス

所在地:東京都三鷹市大沢2-21-1
アクセス:京王線調布駅・JR武蔵境駅からバスで約15分「天文台前」下車すぐ
見学可能日時:年末年始期間(12月28日〜1月4日)を除く毎日午前10時から午後5時。入場は午後4時30分まで。
公式サイト:https://www.nao.ac.jp/

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