小金井公園内にある江戸東京たてもの園に新しい復元建物「デ・ラランデ邸」が公開されました。
明治に建てられた西洋建築の一階ではパンケーキも食べられる喫茶室がありますよ!
この日は公開記念セレモニーとあってデ・ラランデ邸前には多くの関係者、お客さんが参加してました。
ここ江戸東京たてもの園は歴史的な建造物が復元移築されている施設。東京散歩ぽでも幾度となく訪れています。
デ・ラランデ邸はドイツの建築家、ゲオルグ・デ・ラランデが住んでいた西洋建築。神戸異人館の風見鶏の館を設計した方です。
1892年、新宿区信濃町に東大教授の北尾次郎邸として建てられた後、デ・ラランデが増築し住んでいました。
今回移築復元されたのは大正初期(1910年当時)の建物ということで当時住んでいたデ・ラランデの名前が付いたそうです。
デ・ラランデ邸の外観
デ・ラランデ邸の外観。ドイツ建築家ということで当時のドイツの家に近かったのかな?
スレート葺きの赤い屋根(マンサード屋根)は当時の東京でも目立ったでしょうねえ。
デ・ラランデ邸前のサトザクラも綺麗に咲いてました。
デ・ラランデ邸の裏側。
バリアフリー化されたエレベーターがあり、足が不自由な方でも階段を登らずに二階をみることが出来ますよ(^。^)
小金井市長、江戸東京博物館長によるテープカットでオープンしました。
さあ、それでは二階から見てみましょう。
階段にはレッドカーペットが。横浜の山手西洋館でも見られましたね。
二階には6部屋ありました。
木のぬくもりが優しい。
こちらは寝室。シンプルながら上品な造り。
大正初期のデ・ラランデと家族の生活が伺い知れます。
2階のこちらの部屋は広い。
デ・ラランデは妻と5人の子供たちと生活していましたが、1941年わずか41歳でこの世を去りました。
2階はバルコニーも設置してあります。
当時としては贅沢な造りだったんでしょうね。
建具やドアノブは当時のものをそのまま移したようです。
鍵穴がなんとも古典的^^
ドアノブその2
ドアノブその3
もうええちゅうねん^^;
さて、1階の喫茶室に行ってみましょう。
武蔵野茶房
1階では復元された食堂とリビングがそのまま喫茶室になっています。
今回こちらで出店しているのは武蔵野茶房さん。
晴れている日は外のテラスでも楽しむことができますよ(^o^)
営 業 日:3~5月、8月~11月は開園日に営業。 1月、2月、6月、7月、12月は土日祝日営業。
営業時間:4月~9月/10時30分~17時 10月~3月/10時30分~16時
こちらが食堂の喫茶室。白い天井にシャンデリア。
上品なマダムが素敵なひとときを満喫しておられます^^
柱や壁の装飾やレリーフもお見事。
パンケーキと有機珈琲のセット
さて今日はパンケーキと有機珈琲をセットでオーダーしました。
パンケーキはスタンダードなタイプ^^ 皿の花がらと同じ花が一輪添えられて可愛い^^
ケーキ類と飲み物をセットでオーダーすれば150円引きされ、パンケーキと有機珈琲のセットは900円でした。
たっぷりとメイプルシロップをかけて^^
いっただきま~す(^o^)
うん、ふわふわ!
最近デカ盛りのパンケーキが増えてきたからちょっと物足りないけど、カフェタイムに食べるには十分でごじゃります。
本日のロールケーキ(バニラソフト付き)
こちらは嫁さんオーダーの「本日のロールケーキ(バニラソフト付き)」
ティーカップもなかなかオサレなカップでございました^^
この他にも特製カレーライスやハヤシライス、ドイツビールやワインも用意されてますよ!
リビングには暖炉も。この喫茶室で休憩すればしばし大正浪漫に浸れそうです。
このデ・ラランデ邸で江戸東京たてもの園の建築物はちょうど30軒目となったそうです。年配の方は懐かしさを、若い人は目新しさが得られる貴重な施設。今後も歴史的な建物を数多く復元し後世に伝えていって欲しいです。
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