茨城県北芸術祭レポ・前編 レトロな街に溶け込む現代アートをさんぽする 【PR】 #KENPOKU

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かつて茨城県南地域に住んでました東京散歩ぽです!
今回は茨城県経営者協会からのご招待で2016年9月17日(土)~11月20日(日)まで茨城県北地域の6市町で開催中の「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」を取材してきました

茨城県北芸術祭とは?

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茨城県北芸術祭は茨城県北地域の6市町が海エリア(日立市・北茨城市・高萩市)と山エリア(常陸太田市・常陸大宮市・大子町)を舞台に国内外で活躍する85組のアーティストによる街と融合した約100作品のアートが楽しめる芸術祭となってます。

とにかく県北地域だけもかなり広いので都内から行く場合は1泊くらいするといろんな作品が楽しめると思います。今回、僕らは実際に1泊して芸術祭と茨城県北の観光名所やグルメなどを楽しみながら県北地域を巡ってきました。それでは1泊2日の茨城散歩ぽスタートです!

水戸駅からレンタカーに乗って芸術祭めぐりスタート!

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上野駅から常磐線特急「ときわ」に乗って約1時間20分。

茨城県の県庁所在地の水戸駅に到着しました。

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限られた時間で一つでも多くのアートに触れたいということで今回はここからレンタカーを借りて芸術祭を巡ってみたいと思います。

2日間でいくつの芸術作品に出逢えるか!楽しみ!

道の駅でパスポートをゲット

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車を走らせて、まず向かったのは常陸太田市にこの7月に出来たばかりの「道の駅 ひたちおおた 黄門の郷」。

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県の特産物の農産物やお土産物がたくさん手にはいるこちらの道の駅。ねば〜るくんグッズかわいい(^^ )

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こちらの一角で「茨城県北芸術祭」のパスポート及び公式グッズが販売中です。僕らは今回、芸術祭のパスポートとともに茨城県北地域の対象宿宿泊がセットになった「茨城県北芸術祭 作品鑑賞パスポート付き宿泊プラン」で宿を予約しました。これで予約するとパスポート(前売り一般2,000円)がついた上に宿泊料金が最大1人10,000円引きになるので、めちゃくちゃお得です。

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こちらのブースで宿泊予約のプリントを見せてパスポートを受け取ります。

パスポートはここ以外でも県内18ヶ所で受け取れます。

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茨城県北芸術祭公式ガイドブック」(1,300円税込)も予約人数分、無料で付いてきます。どんだけお得なんや!

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パスポートの内部は「スタンプラリー」の台紙になってました。芸術祭の各所にはスタンプが設置してありそれを30個以上集めると抽選で、県北地域のお米や特産品などが当たりますよ!この2日間で何個集められるかわからないけど、スタンプ集めてみよう(^^ )

常陸太田市鯨ヶ丘地域へ

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道の駅ひたちおおたから車で10分ほどの常陸太田市鯨ヶ丘から芸術祭めぐりはスタート。

ここ鯨ヶ丘では街のいたるところの窓がピンク色に染まってます。この建物は昭和11年に建てられた登録有形文化財の「梅津会館」です。重厚な建物に明るいピンクが映えます。

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屋内の展示の場合は中のスタッフの方にスタンプを押してもらいましょう。

さてどんな、作品が見れるかな。

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階段を上がって2階の扉を開けてみると、

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そこにはタイのアーティスト、ニラン・オラニウェーさんの作品『イ / バ / ラ / キ』が広がります。

ほのかに甘い香りのする空間。うん?この白いところが作品かな?と思ってよく見てると、、

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白い板の表面にはなんと茨城県の地図が浮かび上がっています!細かい!聞くところによると、これすべてベビーパウダーで出来ているのだそう!びっくりです!

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部屋の隅に置かれていたのがこの地図を作った時の型紙。この上にパウダーを振りかけて地図を作ったのだとか。道理でベビーパウダーの香りがすると思った(´∀`)

とても手間と時間のかかった素晴らしい作品。一見の価値ありですよ!

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梅津会館のお隣に何やら雰囲気の良いお米屋さんが。

「大和田米穀店」の窓の一部もピンク色に(^^ )

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ちょっと失礼してお店にお邪魔すると、四代目だというご主人が迎えてくれました。こちらのお米やさん、江戸時代から続く老舗米穀店。最後に「我が家の家宝を見せてあげよう」と出してくれたのが、

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先代が大正時代に富士山の麓で買ってきたというそろばん!これは年代物ですね!今では珍しい下の段が5つ珠のそろばん。このそろばんとともにお米屋さんも歩んできたのですね〜。

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鯨ヶ丘地域は歴史的な建物が数多く残る街。

明治20年に建てられたもともと銀行の建物をそのまま使ったお蕎麦屋さんの左手の屋敷では、

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小林弘和さんと山田春奈さんによるクリエイティブユニット「SPREAD」の作品『LifeStripe』が展示。漁師、学生、茨城県知事といろんな人々の1日の生活をカラーパターンしてして展示してます。職業や年代によってまったく違う人々の暮らし。とても興味深かったです。

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散歩途中にお店の前で出会ったみーちゃん。

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お店の人がお世話している看板猫。こういった地元の方とのふれあいも芸術祭の面白いところ。

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鯨ヶ丘の名物、くじら屋さんでは「くじら焼き」をいただきます!

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ふんわりした生地に小倉あんが入った「くじら焼き」は散策途中の休憩に良い感じ(^^ )

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お店には感想コーナーがありました。みんなくじらを描いてるので、

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嫁さんもくじらを描いてた!

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鯨ヶ丘地域はレトロな街並みとが現代アートが融合してて、いろんな発見が出来る散策しててとても楽しい街でした( ´ ▽ ` )ノ

竜神大吊橋へ

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こちらは全長375m、湖面からの高さはなんと100mもある竜神大吊橋へ来ました。

青い大吊橋が架かるこの谷にはかつて雄竜と雌竜がいたという伝説が残ります。

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上からはこんな超絶景が望める大吊橋!これはスゴイ!

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ここでは日本最大一の高さ100mのバンジージャンプが楽しめると日本中からジャンパーが集まるそうです。僕らが見てる前で女性が跳んだ!

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竜神大吊橋では10月中旬より韓国のアーティスト、チェ・ジョンファさんによるアートが展示されるそうです。楽しみ!

常陸大宮市・旧家和楽青少年の家

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次に向かったのは常陸大宮市の家和楽(やわら)地区にある元宿泊施設。

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台湾のアーティスト、ワン・テユさんはこの内部を大きなバルーンに包んだ作品を作りました。

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まるで建物に包まれた感覚になる作品。2階からは数ヶ所から写真が撮れるので作品の一部になったようなこんな写真も撮影できます。

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その隣の体育館に入るとそこには驚異の光景が!イエメン生まれのザドック・ベン=デイヴィットさんの『ブラック・フィールド』は約27,000本もの繊細な金属製の植物が一面に広がっていて、思わず見入ってしまいます。

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ぐるっと裏側に回るとさらに驚くべき仕掛けが!

真っ黒だった草花がカラフルで鮮やかな色彩を放つ草花に様変わりします!これには本当にびっくりした!

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1本1本が繊細にカラーリングされている27,000本の草花。

いい時もあれば悪い時もある。まるで人生を表しているようで、この芸術祭でも印象的な作品でした。

大子町・常陸大子駅前商店街

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次に向かったのは大子町の常陸大子駅前商店街。駅前にはかつて1970年までここを走っていたSL(C12型蒸気機関車)が常設展示してます。

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この街も昭和初期に建てられたレトロな建物が多い。

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古民家を改装したカフェ「daigo cafe」この日は臨時休業でした。

窓からはいい雰囲気の店内が見えて。ここでお茶したかったな。

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大子町では東京藝大の皆さんの作品が街中で多く見られました。街の中に溶け込む身近なアートを感じられます。

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この日は雨降りの予報でしたが、あまり大きく崩れることはなく芸術祭を楽しむことができました。それにしてもアーティストによってこんなに表現が違うんですね、見る方もそれぞれ感じ方も変わるのがとても面白い!一度にたくさんの芸術作品に触れることができる「茨城県北芸術祭」の旅はまだ始まったばかり。

そういえば大子町には日本三大瀑布の「袋田の滝」があるんですよね。夕暮れまでまだ少しあるし、ちょっと行ってみよう。

中編へ続く。

KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭

会期:2016年9月17日(土)~11月20日(日)[65日間]
開催市町:茨城県北地域6市町
日立市 高萩市 北茨城市 常陸太田市 常陸大宮市 大子町
公式サイト:https://kenpoku-art.jp/

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