こんにちは!東京散歩ぽです。先日、仙台〜岩手旅行に行った際にずっと行きたいと思っていた「宮沢賢治童話村」へ行ってきました。
宮沢賢治さんは、日本で世代を超えてたくさんの作品が今でも多く愛されている作家の一人ですよね。私は「銀河鉄道の夜」を読んでからすっかり彼の物語の美しさに魅了されてしまい、大好きになりました。そんな賢治さんがその生涯のほとんどを過ごした岩手県花巻市にどうしても行ってみたかったので、今回の旅は本当に楽しみでした@^^@
「宮沢賢治童話村」は岩手県花巻市にあり、宮沢賢治さんの童話の世界をビジュアル的に再現した、まさに五感で楽しむ「楽習」施設になります。
まずは、銀河ステーションの入り口をくぐって中へ。わくわく♪
↑案内板を見ると、かなりの広さ!!目の前に飛び込んで来た広大な景色だけですでに賢治さんの世界へ飛び込んだような感覚になりかなりテンションが上がりました。入り口からまっすぐ進むとこちらのメイン施設でもある「賢治の学校」に行けますが、まずは右手の妖精の小径へ向かいます。
妖精の小径へ
↑「妖精の小径」は『月夜のでんしんばしら』のオブジェがあったり、くるみややまなしの木々に囲まれて、小鳥のさえずりも聞こえてきます。緑の色や、空気も違ったものに感じられて、ああ、美しい物語はこんな自然の中で生まれたんだなあと実感。
お花の色もなんだか鮮やかに目に映ります。
賢治の山野草園
↑「妖精の小径」をぬけて「賢治の山野草園」へ。ここでは四季折々の山野草が見られ、池にはトンボや鯉、小さな蛙がたくさんいて皆さんを迎えてくれますよ。賢治さんの物語には蛙もよく登場するのでなんというか、、ここがまさにリアルな物語の場のような気がして、ちょっと感動^^
↑池にはでっかいアメンボが!!
↑でた〜〜〜!!! 物語『カイロ団長』にでてくる蛙さんでしょうか??はたまた、、
↑こんなバッタさんは久しぶりにみたかも!!
賢治の学校
↑しばし池でくつろいだあとは、「賢治の学校」に向かいます。ここでは、賢治さんの世界を5つのテーマゾーンで表現してあり、まるで童話の世界へ入り込んだような感覚が体験できます。
↑入ってすぐの案内板。順路に従って、5つの部屋を巡ります。こちらはカメラ、ビデオでの撮影がOKですよ!
↑こちらは1番初めのテーマゾーン「ファンタジックホール」です。賢治さんの世界へと向かう、プロローグの部屋です。この部屋から始まって、テーマゾーンは「宇宙の部屋ー大きな生命たちのきらめく世界」、「天空の部屋ーイーハトーブを吹き抜ける風の世界」、「大地の部屋ーイーハトーブに生きとし活けるものたちの世界」、「水の部屋ーうつろう青い魔力の世界」で構成され、約15分で体験することが出来ます。今まで賢治さんの作品や詩を良く知らなかった人でも、一度読んでみたくなるかも^^
ふくろうの小径をさんぽ
↑「賢治の学校」を出てこちらは「ふくろうの小径」。お散歩すると、大きな絵本のオブジェ(^^ )
まとめ 大人も子供も楽しめる!
↑ここは「ふくろうの小径」。すぐ横にあるログハウス展示施設「賢治の教室」では【植物】【動物】【星】【鳥】【石】に関する展示を見る事ができましたよ。
感想としては、とにかく来て良かった!やっぱり「人間が生きて行くには豊かな自然と美味しい空気が必要だ!」と改めて思いました。林の陰から風の又三郎や山猫が、ふっと出て来たり出てこなかったりするかも(´▽`)
東北の方へ旅をすることがあれば是非立ち寄ってみてください!子供さんはもちろん、大人の方も十分楽しめる素敵な施設です。
宮澤賢治童話村
開館時間 8:30〜16:30
休館日 12月28日〜1月1日
入館料 大人350円、高大生250円、小中学生150円
駐車場 有
住所 花巻市高松26-19
交通 宮沢賢治記念館バス停下車徒歩3分
電話番号/FAX 0198-31-2211