納豆大好き!東京散歩ぽ(@tokyosanpopo)です。
タカラトミーアーツより2月6日に「魯山人納豆鉢」が発売してされました。今回は伝説の美食家、北大路魯山人の納豆練りまぜの極意を手軽に再現できる小鉢をご紹介します。
北大路魯山人とは?
北大路魯山人(きたおおじ ろさんじん 1883~1959)は大正から昭和にかけて活躍した陶芸家であり書家でした。大正10年には美食倶楽部を主宰し希代の美食家としても大変有名な方です。
週刊ビックコミックスピリッツに連載中の「美味しんぼ」で主人公、山岡士郎の父、海原雄山が師と仰いだ(という設定)としてご存知の方もいるでしょう。
その魯山人が1960年に著した「魯山人の料理王国」という本の「納豆の茶漬け」という章で納豆の「こしらえ方」として以下のように記しています。何故かこの本を持っている僕(^^;)
納豆を器に出して、それに何も加えないでそのまま二本の箸でよく練りまぜる。そうすると、納豆の糸が多くなる。(中略)かたく練り上げられたら醤油を数滴落としてまた練るのである。また醤油を数滴落として練る。(中略)糸のすがたがなくなってどろどろなった納豆に、辛子を入れてよく撹拌する。この時、好みによって薬味(葱の微塵切り)を少量混和すると、一段と味が強くなってうまい。(via P.174)
二本の箸を模した撹拌箸をギアケースにつけ、ハンドルを本体に装着しました。
全てを装着させ「魯山人納豆小鉢」の完成です。iPhone5cと並べてみると意外と小さい。
本当に小鉢サイズです。
さて、今回練りまぜる納豆はタカノフーズの「おかめ納豆 極小粒 ミニ」。
僕も昔から食べている大好きな納豆です。
まずは納豆を小鉢に移します。
本体を装着、それでは納豆を練り上げていきましょう!
今回は魯山人の教えを忠実に再現した「魯山人モード」(約1分30秒)をやってみます。
自分の好きな練り具合まで無限にかき混ぜられる「我流モード」もありますよ!
つまみを押しながら回転させ「始め」に合わせましょう。それでは練りまぜ開始。
はじめは納豆も固くて少しだけハンドルに手応えがあります。
結構ゆっくり回してるんですが2回転ハンドルのおかげでかなり早く楽にかき混ぜられます^^
回転数に応じて小窓から応援メッセージが「まだまだ」、「手を抜くな」、「気合いだ」など魯山人の天の声が表示されます^^
練り始めて約305回(ハンドルを約153回転)したところで表示に「醤油」となり、とある変化が…
なんと本体がパカッと開きます!
パカッと扉が開くと醤油投入口が現れるので、ここに醤油や納豆のたれを入れます。
醤油を入れたら扉を閉めて再びハンドルを回しますよ!
たれを入れた後の納豆はハンドルの手応えがかなり軽くなります。
「極めよ」の天の声が^^
ラストスパート!
「完」の表示がでれば完成です!
同時に醤油の扉が再び開くので一生懸命練っていても気づきますよ。
本体を開けました。
「魯山人モード」は合計424回(ハンドルを約212回転)練っているだけあり、納豆の糸がとてもきめ細やか。納豆の照りも抜群です。
納豆をご飯にライドンさせました^^
うん、美味しそう(´▽`)いただきます!
!!いつもと同じ「おかめ納豆」なんですが、さらさらと柔らかくノド越しが爽やか!
それでいて香りもいつもより強くて納豆の良さが倍増してます!
やっぱ違うなあ^^
関西出身で最近ようやく納豆を10粒ほど食べられるようになった嫁さんもだいぶ食べやすかったらしく、いつもより多めに食べてました^^
こちらは練り上げたあとに万能ネギをのせて仕上げてみました^^
ネギを入れるとさらに美味しくなりますよね。
納豆はイソフラボン、レシチン、サポニンの効果で免疫力を高めたり整腸にも作用して美容効果も高いですよ。便秘は美容の大敵ですからね。
唯一の難点はやはり食べ終わった後のお手入れでしょうか。
取扱説明書には毎回分解してひとつづつ丁寧に洗ってくださいと記されてます。
本体は洗う事が出来ないのでギアケースとハンドル、撹拌箸と小鉢を綺麗に洗って衛生には気をつけましょう。
まとめ
納豆が美味しくなる事は間違いありませんが、忙しい朝に使うにはちょっと余裕がいるかも知れないです。時間が無いときは「我流モード」、余裕があるときは「魯山人モード」と使いわけて美味しい納豆を食べましょう^^
追記 「究極のNTO」という新商品が出たそうです!