
コーヒー大好き、東京散歩ぽです。
銀座で23年にわたり愛され続けてきた喫茶店「炭火焙煎珈琲.凛銀座四丁目本店」が、ビル建て替えに伴い移転。2026年8月5日(水)、銀座3丁目の「銀座グランディアⅡビル」に「炭火焙煎珈琲.凛本店」としてリニューアルオープンしました。
オープン前日に開催されたメディア向け内覧会へおじゃまし、新しくなった店内やこだわりのコーヒーをひと足早く体験してきました。
23年間愛された喫茶店が、新たな本店として再出発

以前の店舗は「和光」の裏手にあるビル2階で2003年にオープン。銀座の喫茶文化を大切にしながら、炭火自家焙煎コーヒーと丁寧なおもてなしで多くのファンを魅了し、食べログ「喫茶店 百名店」にも選ばれてきました。
しかし今年3月、ビルの建て替えにより惜しまれながら閉店。それでも「銀座で続けたい」という強い想いから物件探しを続け、このたび銀座3丁目に新たな本店が誕生しました。
新店舗は53坪・55席のメゾネット空間

以前の店舗は23坪・37席でしたが、新店舗は53坪・55席のメゾネット空間になっています。
10階と11階を結ぶらせん階段は、まるで映画のワンシーンに登場するような雰囲気。
発表会では、店舗を運営する有限会社日東計装 代表取締役・成英穀さんが挨拶し、「ずっと働いているスタッフさんが、らせん階段がある店を持つことが夢だったことを思い出し、『もうここしかない』と決めました」というエピソードも披露されました。

10階は以前の店舗の温もりを受け継ぎ、11階はよりラグジュアリーでゆったりと過ごせる空間に仕上げられています。

ゆったりできるソファ席も。

ゆったりとした空間です。

窓際の席からは銀座の街並みを眺めることができ、都会の喧騒を忘れて過ごせる贅沢な時間が流れていました。
珈琲を淹れるところを見られるオープンカウンター

以前の店舗の雰囲気を受け継ぐ、大きなオープンカウンターもこだわりのひとつです。
注文が入るたびに豆を挽き、一杯ずつハンドドリップで淹れる様子を間近で眺めることができます。

オープンカウンターの後ろにはデザインも柄も様々な種類のカップ&ソーサーが並びます。その数はなんと約120セットにもなるそうです!
ウェッジウッドをはじめとする名窯や、エルメス、ディオールなどブランドのカップがずらり。その多くはお客さんから譲り受けたものなのだそうです。
スタッフさんがお客さんの雰囲気を見ながら、一人ひとりに合わせてカップを選んでくれます。
炭火焙煎珈琲.凛本店のメニュー

炭火焙煎珈琲.凛本店のメニューはこちら。
コーヒー、紅茶をはじめ、ジュースやアルコールなども楽しめます。

ケーキセットはもちろん、お食事はパスタやホットサンド、フレンチトーストも楽しめます。

この日は実際にコーヒーを淹れるところを見させていただきました。
同店の最大の特徴が、炭火による自家焙煎です。焙煎は自社で行い、3kg釜を使って熟練スタッフが炭火で丁寧に焙煎しています。
代表の成さんによると、日本国内で炭火焙煎を採用している店は全体の約5%ほど。ガス式や熱風式とは異なり、豆の芯までじっくり火が入り、コクや旨味が引き立つ味わいになるそうです。

コーヒー豆を蒸らしたところを見計らって、お湯をていねいに注いでいきます。

コーヒーのいい香りが店内に拡がります。
「煎りたて・挽きたて・淹れたて」の”3たて”にこだわり、炭火で焙煎した豆を一杯ずつ丁寧に抽出するスタイルは、新店舗でも変わりません。

18歳で喫茶の世界に入り、銀座で23年間店を切り盛りしてきた代表の成さん。「豆を挽く音やコーヒーを淹れる様子も含めて楽しんでいただきたいです。オープンカウンターにすることで、お客様と私たちの距離が自然と近くなります。ただコーヒーを提供するだけではなく、お客様お一人おひとりと何かつながりを持ちたいという思いでやっています」と笑顔で語っていました。
ちなみにコーヒーの基礎知識や炭火焙煎、ハンドドリップを学べる「コーヒー教室」を定期的に開いているそうです。

いろいろな絵柄のカップに淹れたてのコーヒーが注がれていきます。

どんなカップで運ばれてくるのか、楽しみ!
ブレンドコーヒーと栗のムースをいただきます!

今回いただいたのは、お店の定番「ブレンドコーヒー(1,200円)」です。
ブラジルやコロンビアなどを独自配合したブレンドで、炭火焙煎ならではの香ばしさと、力強い苦みのあとに広がるコクと旨味が印象的です。
コーヒーのお供には、お店おすすめの「栗のムース(900円)」をいただきました(ケーキセットで1,950円)。
選んでいただいたカップ&ソーサーは、ウェッジウッドの「サムライ」。
現在は廃盤となっている希少なシリーズで、市松模様・格子柄をアレンジした和の趣を感じるデザインです。
「自分のために選んでもらえた」という特別感も、この喫茶店ならではの魅力だと感じました。

「栗のムース」は、国産栗や自然卵など厳選素材を使い、ほのかにブランデーが香る大人の味わいです。ホイップクリームは注文ごとに泡立てるフレッシュなものを使用しています。

こちらはお隣の方のエルメスの人気テーブルウェアシリーズ「ガダルキヴィール(Balcon du Guadalquivir)」のカップ&ソーサー。柄が変わるだけで、スイーツとコーヒーの印象もガラリと変わりますね!




スイーツはすべて、お店の手づくりです。

スイーツはお店の入口のショーケースでも見られます。

店内には緑や花々も多くディスプレイされています。

その中には7年かけて実をつけた約2メートルのコーヒーの木も展示されていました。

11階の窓側の席からは銀座並木通りと有楽町エリアを見ることも出来ましたよ!


炭火焙煎の一杯、スタッフが選ぶカップ、店内に飾られた生花、ゆったり流れる時間。
以前の店舗よりも広くなった空間には、23年間大切にしてきた”居心地の良さ”がそのまま受け継がれていました。
銀座でゆっくりコーヒーを楽しみたい人は、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
炭火焙煎珈琲.凛本店
オープン日:2026年8月5日(水)
住所:東京都中央区銀座3-3-14 銀座グランディアⅡビル10・11階
営業時間:月~木:10:00~22:30、金・土:10:00~23:00、日・祝:10:00~22:00
定休日:なし
席数:55席
COFFEE RIN | 珈琲 凛(公式サイト)
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