こんにちは、東京散歩ぽです!
カミさんと5月20日に「大阪・関西万博」に行ってきました。今回は当日の持ち物やTips、パビリオンの予約方法、当日の立ち回りや心構え、反省点など、事前に知っておくと、効率的に回れる情報をお伝えしたいと思います。
なお、この記事でご紹介する予約方法やtips、会場の状況は日々アップデートを繰り返しているので、数週間後には変更している可能性があります。最新情報は公式サイトなどをご覧くださいね。
目次
当日までにやっておくこと
当初は予備知識なしで行こうと思ってたのですが、ある程度知ってないとパビリオンなどはほとんど回ることができないことを知ったので、いろいろと調べました。夢洲の万博会場はとにかく広くて、すべて回るには1日どころか数週間はかかるほどの大ボリュームです。
効率的に回るにはグループよりも少人数の方がおすすめです(単身で行くのが最強)。
今回は2名・1日だけの来場でどれくらい回れるかをお伝えします。
まずは来場当日までにやっておくことリストはこちらです。
- チケットを事前購入して「来場予約」をする(お目当てのパビリオンに行きたいのなら午前9時入場がおすすめ)
- 2ヶ月前抽選申し込み(お目当てのパビリオンを優先して申し込むのがおすすめ)
- パビリオンの7日前抽選申し込み(お目当てのパビリオンを優先して申し込むのがおすすめ)
- パビリオンの3日前からの空き枠先着申し込み(午前0時からスタートですが、2時間前からログインするのがおすすめ)
「2ヶ月前」「7日前」の抽選申し込みと、3日前からの「空き枠先着申込」を駆使して、お目当てのパビリオンの抽選予約に参加しておきましょう。
僕は2ヶ月前抽選の申し込みを忘れてしまい、7日前抽選は「日本館」の予約が当たりましたが、3日前はログインに時間がかかってしまい、結局2日前にキャンセル待ちを狙って「いのちの遊びクラゲ館」を事前予約し、当日を迎えました。
当日のおすすめ持ち物リスト
万博のパビリオン巡りを主目的とした地図をVer2.04をコンビニ印刷できるよう登録
画像の2枚めのものが印刷できますセブンイレブンのネットプリント
予約番号05835047
2025/05/29迄地図は拡散、二次配布、改造等何でも可です
※ただし個人使用の範囲でご利用くださいリプに更新情報・PDF等 pic.twitter.com/pWBLrA0zzm
— つじ@万博4/8回目 (@t_tsuji) May 22, 2025
- モバイルバッテリー(電池の減りが通常の3倍くらい早いです)
- レジャーシート(または折りたたみイス)※後述します
- 日傘、携帯クーラー、ペットボトル、携帯食などの暑さ対策(これからの季節は必須です)
- 会場マップ(公式マップや「つじ」さんの非公式マップなど1枚は事前に用意 ※大阪の親戚にA3サイズでもらいました。ありがとう!)
- 入場のQRコードのスクショ(または紙に印刷)
当日はスマートフォンで「当日予約」などをするため、モバイルバッテリーは必須です。(※1人1個推奨)
会場では多くの人がスマホから同時にアクセスするため、いつもよりも電池の減りがものすごく早いことを知っておきましょう。僕はiPhoneだったので、普段は80%まで充電していますが、この日は100%に充電して、朝から「低電力モード」に変更。さらにネットなどを見ない場合は「機内モード」で電波を遮断して電力を極力保ってました。
さらに今後は酷暑が予想されるため、熱中症対策として日傘や帽子、携帯クーラー、ペットボトルの水など、熱波から身体を守るアイテムを用意するのがおすすめです。会場内は食べ物も多く販売していますが、ゼリーなどの携帯食などがあると時間の節約にもなります。
当日編(開場前の心構え)

今回は「夢洲駅」近くの東ゲートから入場しました。
事前情報で午前8時までに待ち列に並んだ方が待ち時間が短く済むとのことで、午前7時30分ごろに「夢洲駅」に到着しました。この時点でも駅には多くの人がいますが、中には会場スタッフも含まれているようです。
東ゲートに到着したのは午前7時40分ごろ。この時点で、前には数百人は並んでいるようでした。
午前9時の開場まではこちらの場所で待つ(途中で2回ほど移動しました)のですが、開場まで時間が長いため多くの人がレジャーシートや折りたたみイスを持参して、座って待っていました。
この日の最高気温は真夏日寸前の29℃。朝はそこまで気温は高くなかったものの、直射日光を長時間浴びただけでも汗ばんでくるので、日傘や帽子でしっかり体力を温存しておきましょう。
S字クランクの動線を進んで開場45分前に東ゲート前に移動。
その後に保安検査ゲート前に移動するんですが、その最終コーナーでインコースが混雑を起こして、なかなか進まない状態に。できるだけアウトコースに陣取って居たほうが結果的に保安検査ゲートまで少し早く着きそうです。(まさに急がば回れ状態)
ちなみに保安ゲートは中央付近があたりが一番混雑するので、人の少ない両端を選んで並んだほうが早く入れます。

会場30分前からは各保安ゲート前で待機。できるだけ空いている左端のゲートに並んで、手前には約30人くらい。
このあと、手荷物は空港にあるようなX線検査を受けて、金属探知ゲートを潜り入場します。
入口時にチケットのQRコードをかざすのですが、ネットはアクセスが混雑する場合があるので、事前にスクショした画面の保存しておくか、紙にプリントしたものを持参すれば、スムーズに入れます。
入場して1時間がゴールデンタイム

なんかかんやで入場したのが午前9時05分。午前9時から1時間が1日で最も人が少ない時間帯と思われる「ゴールデンタイム」です。
まずは予約していない一番行きたいパビリオンに向かいましょう。通常2時間待ち以上はかかる人気の「イタリア館」や「アメリカ館」「住友館」などは、入場してスタンバイなしですぐに入れる可能性があります。(すぐに受付停止する場合もあります)
さらに入場してから約5分後にスマートフォンで「当日登録(予約)」が開始します。(※当日予約センターでも予約できますが、かなり混雑します)。
iPhone SafariにMakeoverという機能拡張を入れるとCSSをカスタマイズできるので、次のCSSを指定すると、万博のパビリオン予約の検索結果一覧がちょっとだけ見やすくなります。(予約可能なパビリオンのタイトルのみ表示されます。)
.style_search_item_note__vExQQ,
.style_event_links__jS3Q_,… pic.twitter.com/t09jVkHgRS— 緒方壽人 Takram / 『コンヴィヴィアル・テクノロジー』発売中 (@ogatahisato) April 29, 2025
スマートフォンの「当日登録(予約)」は、現状で「空き枠」も「満席」もすべて表示されるので画面が非常に見づらいのですが、デザインエンジニアの緒方壽人さんがポストしていた「CSS」というアプリで上記のコードを入れておくと、「空き枠」のみのパビリオンを表示してくれるので、かなり便利でした。ただこちらは非公式なので自己責任でどうぞ。(※公式で早くに改善しますように)
お目当てのパビリオンに向かいつつ、空き時間で「当日登録(予約)」をしますが、注意点としては、できるだけ現在時刻から近い時間帯の予約がおすすめです。
「当日登録(予約)」は、その予約が終わった後に再度、登録できますが、仮に「当日登録(予約)」を遅い時間で取ってしまうと、その予約が終わらない限り、次の「当日登録(予約)」が出来ないので注意が必要です。
本日も9時と12時に当日予約の枠の開放を行いました。
これから14時と17時にも開放します。
毎回大変人気で短時間で予約が埋まってしまいます。
チャレンジしても取れなかった皆様申し訳ありません。
次の時間帯または明日以降に改めてお試し下さい!#null2 #expo2025 pic.twitter.com/Ay5vhpjz2y— Expo2025 「null²(ヌルヌル)」シグネチャーパビリオン公式 (@expo2025_null2) May 22, 2025
また、朝一で取れなくともその後、12時、14時、17時など時間帯で空き枠が開放されるパビリオンがあるので、その時間帯を狙って当日登録を狙いましょう。
ただ、この時間帯はアクセスもつながりにくくなっているそうなので、空いていれば「当日予約センター」で予約するのもありです。
シグネチャーパビリオンの2館は「キャンセル待ち」ができる
シグネチャーパビリオンのうち「いのちの未来(石黒P)」と「いのちの動的平衡感(福岡P)」は、キャンセル待ち整理券が配布されます。どちらも当日パビリオン入口前の「キャンセル待ち」のQRコードからアクセスして、メールアドレスを登録(複数人で登録可能)するとキャンセル待ちが出た場合、メールで通知が来ます。
メールが来てから30分以内にパビリオンを訪れれば、すぐに体験できるので、とても便利でした。ただ、この「キャンセル待ち」も午前中には予約で一杯になる可能性が高そうです。
「万博GO」で待ち時間のないパビリオンをチェックする

「万博GO」という非公式サイトで、当日の各パビリオンの待ち時間が投稿されているので、それを参考にして、待ち時間の少ないパビリオンを優先的に見に行きました。
投稿時間から経過時間が近いほど確度が高いので、かなりおすすめです!
混み合うランチタイムは事前予約がおすすめ

会場内はいたるところに、グルメスポットがあったり、各パビリオンにもレストランやカフェが併設していますが、どこも混在していて、行列は必至です。
「絶対このレストランに行きたい!」という明確な目標がある場合は、早めに現地に行くことをおすすめします。
今回は大阪グルメが集結する「大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」を事前予約して、時間を節約しました。通常は立ち席の無料席ですが、1人550円で予約すると、50分間指定席に座って食事できます。(さらに無料の水のペットボトルとスイートポテトのお菓子が付いてきました)
一番のメリットは、どのお店も指定席専用の「ファストレーン」があって、ほぼ待ち時間なく人気の大阪グルメを購入できること。人気のたこ焼き店「たこ家 道頓堀くくる」も20人くらい並んでましたが、ファストレーンですぐに購入できました。店内も涼しくて快適でした!
大屋根リングの下は絶好の休憩ポイント
万博のシンボル「大屋根リング」の下には、いたるところに木のベンチが設置されていて、休憩するには絶好のポイントでした。全長2km・高さ20mもあり、風の通り抜けるのでひとまず暑さを凌ぐには最適のポイントです。水などを販売する自動販売機もたくさんありました。
トイレも各所に設置されていてそれほど混雑はなかったですが、場所を確認するため、会場マップで事前にチェックしておいた方が良いと思います。
大屋根リングの上から万博会場を一望できます。かなり広いイメージをしてましたが、その想像を軽く上回るほどの広さです。
すべてのパビリオンやショップを見るにはとてつもない時間がかかることが実感できるでしょう。
ちなみにこの日(5月20日)の来場者数は12万5000人だったそうです。昼前〜午後3時くらいまでの時間帯が人が多い印象でした。
めちゃくちゃ歩きます
この日は午前9時から午後6時まで居ましたが、移動で約25,000歩とめちゃくちゃ歩きました。(1日中滞在すればさらに歩くと思います)当日はスニーカーなど、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
この日のタイムスケジュールはこんな感じでした。
9:05 入場
9:15 フランス館(待ち時間なし)
9:45 null²(インスタレーション)
10:00 いのち動的平衡館(キャンセル待ち)
10:20 いのちの遊びクラゲ館(キャンセル待ち)
11:00 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~でランチ(事前予約)
11:50 スペイン館(待ち時間なし)
12:30 ミャクミャク焼きソフトクリーム
13:15 いのちの未来(キャンセル待ち)
14:00 大屋根リング散策
14:40 フランス館のブーランジェリー(5分待ち)
15:00 日本館(2か月前予約)
16:00 マレーシア(待ち時間なし)
16:25 アラブ首長国連邦(待ち時間なし)
16:40 コモンズA館(待ち時間なし)
17:20 オフィシャルショップでおみやげ(10分待ち)
18:00 退場
事前予約は2つ。入場時だけ待ちましたが、結果的にほぼ待ち時間なく10以上のパビリオン(シグネチャーパビリオンは4つ)回れたので大満足です!
18時以降は次第に人も減りだして、待ち時間の少ないパビリオンも出てくるので、夕方からを狙って行くのもありだと思います。
会場内全部がフォトスポット!行くだけでも楽しい「大阪・関西万博」
ということで、「大阪・関西万博」の当日レポートをお伝えしました。
近いところに住んでいたら、間違いなく通期券を買って何回も行っていると思うほど、会場内には見どころ満載。フォトスポットに溢れていました。
入場者数は会期の後半になればなるほど、増えていくという予想なので、早めに訪れることをおすすめします!
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