
高輪ゲートウェイ駅直結の街「TAKANAWA GATEWAY CITY」に、新たな文化拠点「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ)」が、2026年3月28日(土)に誕生します。
文化の実験的ミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ)」

こちらは一般財団法人JR東日本文化創造財団が手がける新しいNarrative(=物語)を軸にした実験的ミュージアムです。
そして高輪は、日本で初めて鉄道が走った場所。その「はじまりの地」に生まれるMoN Takanawaは、「100年先へ文化をつなぐ」をミッションに、伝統と最先端、アートとサイエンス、リアルとテクノロジーを横断しながら、新たな文化のかたちを生み出していきます。
館内では半年ごとに「シーズンテーマ」を掲げ、展示、パフォーマンス、実験プログラムを建物全体で連動させて展開。訪れるたびに異なる“物語”と出会えるのが大きな特徴です。

地上6階・地下3階の建物には、緑に包まれたスパイラル構造で屋内外がシームレスにつながり、館内を歩いているうちにいつの間にか屋上庭園までたどり着く、散策するだけでも文化と自然を感じられる設計となっています。

約1,500㎡の展示空間「BOX1500」や、最新鋭のシアター「BOX1000」、実験的な活動を行う「BOX300」。約100畳の畳スペースの「TATAMI」や月見テラス、足湯があり、さまざまな季節のイベントも開催されます。
開館記念テーマは「Life as Culture ― 生きるは、ブンカだ」

MoN Takanawaでは「Life as Culture ― 生きるは、ブンカだ」を最初のテーマとして、ジャンルを横断する多彩な開館記念プログラム(全9作品)が展開されます。
その第1弾として上演されるのが、手塚治虫の不朽の名作『火の鳥 未来編』を題材にした「MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥」(会期:2026年4月22日(水)~5月中旬予定 会場:Box1000)。マンガを巨大スクリーンに映し、音と光、ナレーションが重なって、物語の中に“入り込む”ような体験ができるという。
MoN × 歌舞伎

「MoN × 歌舞伎」(会期:2026年7月上旬予定 会場:Box1000)は、最先端の映像・舞台技術を駆使し、伝統芸能の技と美を未来へとつなぐ挑戦的な公演。
八代目 尾上菊五郎が出演し、重厚な伝統と現代テクノロジーが交差する、これまでにない歌舞伎体験が生まれます。
「いのちの未来 2026(仮)」

さらに注目を集めるのが、2025年開催の大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンで話題となった「いのちの未来 2026(仮)」がMoN Takanawaでも展開(会期:2026年7月中旬〜9月上旬予定 会場:Box1000)されます。
人間とロボットが共存する50年後、さらに身体の制約から解放される1000年後とリアルなロボットと映像が融合する物語体験を通して、「もし、記憶をアンドロイドに引き継げたら?」「人は何のために生きるのか?」といった根源的な問いを来館者に投げかけるプログラムです。
MoN Takanawaは、展覧会や公演を「観る」場所だけでなく、屋上庭園や足湯、畳空間、レストランやパブリックスペースなど一日中過ごせる“開かれた文化の場”として、2026年の注目スポットとなりそうです。
MoN Takanawa: The Museum of Narratives(公式サイト)
MoN Takanawa: The Museum of Narratives
所在地:東京都港区三田3丁目16−1
事業者:一般財団法人JR東日本文化創造財団
敷地面積:7,977.31 ㎡
延床面積:28,952.55 ㎡
高さ:44.98 m
階数:地上6階・地下3階
主用途:展示場、ホール、飲食施設、駐車場等
設計者
デザイナー:品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)設計共同企業体
外装デザインアーキテクト/隈研吾建築都市設計事務所
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