都立大学駅「京菜華 清香」でオリジナリティあふれる中国料理を食べてきた!北京ダックと黒酢スブタがおすすめ

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美味しいもの大好き、東京散歩ぽです!

今回は、東急東横線「都立大学駅」から徒歩7分ほどのところにある中国料理店「京華菜 清香(きょうかさい せいか)」さんのご招待で、お店でいただけるディナーコースを試食してきましたので、お伝えします。

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芝パークホテルが運営する新業態店「京華菜 清香」

こちらは港区にある「芝パークホテル」が運営する中国料理の新業態店です。「芝パークホテル」や「帝国ホテル」に入る「中國料理 北京」の姉妹店として、2021年9月にオープンしました。

場所は駅から少し歩いた住宅街にあるので、一見するとホテルが運営しているようには見えない個人店のような店構えです。

早速、入ってみましょう。

「京華菜 清香」の店内

店内にはカウンター席が4席、

テーブル席が10席の全14席とアットホームな店内です。

基本的に予約制でディナー営業のお店ですが、毎月特定の日にランチ営業もしています。最新情報はお店の「公式サイト」をご覧くださいね。

ランチ営業は、空いてればフリーでも入れるそうですが、だいたい埋まってしまうそうなので、こちらも事前予約がおすすめです。

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「京華菜 清香」のディナーメニュー・ドリンクメニュー

今回は「北京ダック」「フカヒレ」「松坂ポークの黒酢スブタ」などが楽しめる「フルコース(13,200円税込)」を試食させていただきました。

コースはこの他、6〜7皿のショートコース(9,900円税込)もあります。(※時期によって内容が異なります)

ドリンクメニューはこちら。

ビールやウイスキー、ソフトドリンクだけじゃなく、中国茶も充実しています。

白ワインや赤ワインメニューや、

シャンパン、日本酒なども。

中国料理といえばやはり紹興酒。こちらでは、いろいろな味わいの「紹興酒」7種類が楽しめます。

この日はその中からスタッフさんおすすめの3種類の紹興酒を試飲させていただきました。

  • 越国王牌 陳年紹興酒8年陳醸は、伝統的な工法で入念に醸造されたこれぞスタンダードな高級紹興酒。
  • 夏之酒(なつのさけ)は、中国・紹興出身の夏良根さんが土づくりからこだわって作っている紹興酒。カラメルを一切使用してない洗練されたお酒。
  • 黒姜(へいじゃん)は、濃い色合いでデザートワインのような甘みが特徴。

色味も味わいも全然違うんですね!

紹興酒というとその昔はザラメを入れて飲む大人をよく見ましたが、今は味わいがかなり進化していて、何も入れなくても美味しくいただけます。

辛口な印象の紹興酒ですが、こちらの「黒姜(へいじゃん)」は、生姜をつかったかなり甘めの紹興酒で甘いもの好きの僕お気に入りの一杯。

いろいろな紹興酒をいただきながらディナーコースをいただきましょう。

小前菜2種

まずは前菜2種。

高知県産の穴子の稚魚「のれそれ」はネギ、山椒、生姜を使った醤油ベースのソースでいただきます。「磯つぶ貝」柔らかな食感。紹興酒との相性もいいですね。

ピータン豆腐

続いて「ピータン豆腐」は、ピータンの白身を細かく刻んで京都の濃厚な絹ごし豆腐とともにアヒルの塩漬け卵を削り合わせた黄色とパクチーの緑がお皿に彩りを加えます。

日本の昆布醤油とタイの魚醤「ナンプラー」を合わせた醤油ソースが味に奥行きを加えます。

海鮮の中国風カルパッチョ 〜葱、花椒のソース〜

続いても美しい盛り付けの「海鮮の中国風カルパッチョ 〜葱、花椒のソース〜」は、北海道産のスルメイカ、ホッキ貝にキャビアとエディブルフラワーをトッピングした一皿。

花切りされたスルメイカはやわらかく、春の山菜「うるい」のシャキシャキ食感ともベストマッチです。

カウンター席からはすべての料理を取り仕切る、川角 徳聖シェフが調理している姿が間近で見られます。

中国料理の厨房をこれだけ近くで見られるのはなかなか珍しいですね。次の料理の揚げ物の音とザクザクという心地いい音が聞こえてきます。

稚鮎とたけのこの春巻き

お次は「稚鮎とたけのこの春巻き」。

ふんわりとやわらかな稚鮎と大葉などが巻かれたサクサク食感の春巻きはライムと山椒塩で。稚鮎の身は甘く、ワタの部分は苦味が効いていて味わいが変わるのも楽しいです。

毛鹿鮫尾びれの酸辣煮込み

続いては「毛鹿鮫尾びれの酸辣煮込み」。

貴重な「毛鹿鮫」のフカヒレを酸味と辛味の効いた酸辣(スーラー)で煮込み、辣油と台湾の蔴粩(マーラオ)、ハーブのディルが添えられています。

フカヒレは何度か食べたことありますが、この「毛鹿鮫」のフカヒレは繊維がめちゃくちゃ太い!

「プチプチ」どころか、噛むたびに「ブチブチ」っと、ものすごい弾力です。こんなのはじめて食べた(^^)

続いて川角シェフが調理するのが、北京ダック!これは楽しみ!

北京ダック 〜清香のスタイルで〜

出たきた「北京ダック 〜清香のスタイルで〜」は、見事な絵皿にすでに盛り付けられた状態で盛り付けられています。

ひと口いただいて、驚きました。

香ばしく仕上がった北京ダックの皮のパリパリ感に「天使の髪」とも言われる繊維状の「カダイフ」のシャリシャリとした心地良い食感が折り重なります。

洋風の料理からヒントを得て、時期によって「いちご」や「りんご」「洋梨」などフルーツの甘みを組合わせているそうで、この日は「アップルマンゴー」の甘みが相まって、無茶苦茶美味しい「北京ダック」です!

ランチメニュー

ランチメニュー

ちなみにお昼の「ランチメニュー」の高い方のコース(4,800円税込)では、ご紹介した「北京ダック 〜清香のスタイルで〜」がついてくるそうです。

一度食べたお客さんは何回もリピートしているそう。たしかにこれはもう一度食べたくなるなあ。

みかわ牛サーロインの湯引き 〜花山椒とご一緒に

続いては、愛知県産の黒毛和牛「みかわ牛」を軽く湯引きして、豆板醤と醤油ベースのソースでいただく「みかわ牛サーロインの湯引き 〜花山椒とご一緒に」。

湯引きするだけで、まるで「すき焼き」のように「みかわ牛」の旨味が口の中いっぱいに広がります。

花山椒のピリッととした辛味もgood!

海鮮と黄ニラの天然塩炒め

続いて海鮮料理は「海鮮と黄ニラの天然塩炒め」。

北海道産のホタテとともに黄ニラとアスパラガスなどを天然塩で炒めたシンプルな一品。アスパラガスがおいしかった!

松坂ポークの黒酢スブタ

お店のスペシャリテとして登場したのは「松坂ポークの黒酢スブタ」。

豚のバラ肉を30分ほど煮込んだあとに衣をつけて揚げたものに岐阜県の「内堀醸造」で醸造された「臨醐山黒酢」と黒糖などを使用した黒酢餡をたっぷりとかけた至極の一品。

豚バラ肉は外はカリッと、中はとろけるほど柔らか!

岐阜県産の臨醐山黒酢は中国産よりも風味がまろやかなので、黒酢が苦手という方にも食べやすいのではないかなと思います。

厨房では、中華鍋を大きく振る川角シェフ。

コースの最後はやっぱりあの一品?

釜揚げしらすのチャーハン

そう、最後はやっぱりチャーハンが食べたいですよね。

こちらは静岡県産の「釜揚げしらす」を使用した「釜揚げしらすのチャーハン」。小ぶりのお茶碗に盛り付けられていて、ちょうど良いサイズ感です。

レンゲでうずらの玉子をかき混ぜて、いい感じのチャーハンが出来上がり。「釜揚げしらす」とニラの醤油漬けの塩味が効いて、ちょうど良い塩梅になってます。

いちごとココナッツのアイス

デザートは「いちごとココナッツのアイス」。

いちごにココナッツミルク、卵黄を使用した手作りのジェラートにピスタチオをトッピング。アイスがしみた手作りの中華の蒸しカステラがうまうまです。

雲南紅茶

食後は「雲南紅茶」で一服。11皿と中国茶がついて13,200円税込はなかなかお値打ち価格ではないでしょうか!

どのお皿も美味しくいただきました(^^)

川角 徳聖シェフ

川角 徳聖シェフ

「都立大学駅周辺で本格的な中国料理を楽しめます。ぜひいらしてください」と川角 徳聖シェフ

お店で腕を振るう川角 徳聖シェフは愛知県出身。

「横浜重慶飯店」、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋「中国料理 花梨』」などの名店で研鑽を積み、芝パークホテル「中國料理 北京」名古屋店の料理長を経て、現在はこちらのお店で活躍する中華一筋の凄腕シェフです。

香港・マカオで広東料理を修行している際に様々な国の料理の要素を学んだそうで、今までの形にとらわれないオリジナリティあふれる中国料理が印象的。

中でも北京ダックと黒酢スブタはまた食べに行きたくなるほど、おすすめの一品でした。ごちそうさまでした!

京菜華 清香(きょうかさい せいか)

所在地:東京都目黒区八雲1丁目11−18
アクセス:東急東横線「都立大学駅」徒歩7分
営業時間:18:00~22:00(最終入店 20:00)※予約制
定休日:不定休
TEL/FAX:03-6421-1421
京華菜 清香(公式サイト)

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