『サ道』作者プロデュースの都市型サウナ「渋谷サウナス」を見に行ったら入りたくなった→体験してきた

本記事に含まれる広告から収益を得ることがあります

サウナ好きです東京散歩ぽです!

渋谷区桜丘町にサウナ施設「渋谷SAUNAS(サウナス)」が2022年12月23日(金) に開業予定です。オープンに先駆けて、メディア向けの内覧会を取材してきましたので、お伝えします!(※その後、実際に体験してきましたので体験談を追記しました)

書籍「東京の懐かしくて新しい暮らし365日」試し読みページ

『サ道』原作者のタナカカツキさんが総合プロデュース

こちらはサウナ大使でマンガ&エッセイ『サ道』の原作者、タナカカツキさんが総合プロデュースするサウナ施設です(企画・開発は株式会社TOYOKE)。

渋谷駅から徒歩4分のところに位置するこちらは、2024年度の開業を目指している「渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の隣接地で再開発の検討が進む「ネクスト渋谷桜丘地区」にて、再開発が着工するまでの期間、桜丘町の賑わいに貢献するため、東急不動産が中心となりスタートアップ企業の集積を目指して結成したコンソーシアム「Neutral Innovation Base(NIB)」の暫定施設のひとつとなります。

坂の途中に現れる3階建ての建物が「渋谷SAUNAS」。こちらの入口から入りましょう。

入口入って下駄箱に靴を入れ、こちらで受付します。

下駄箱のキーと引き換えに入口でリストバンドが渡されます。

こちらはロッカーキーにもなっていて、館内の精算はこちらのリストバンドで管理されます。

営業時間は8:00〜24:00ですが、当面の間は8:00〜23:00を予定していて予約制となるそうです。

当面は予約数を最大収容の4割程度にするそうなので、混雑をあまり気にせず利用できそうですね。

SPONSORED LINK

1階の受付ではサウナハットなどのグッズを販売していました。

館内着はアパレルブランドの「DIGAWEL」監修で製作されたもので、シャンプー、ボディーソープ、フェイシャルウォッシュ、トナー(化粧水)などのアメニティは「OSAJI」のアイテムを使用しているそうです。

1階で受付して階段で2階へ。こちらのスタッフさんからバスタオル、ハンドタオル、サウナマットなどを受け取ってロッカールームに進みます。

東側と西側に分かれる館内に9つのサウナ室と4つの水風呂が設置

東側「LAMPI(ランピ)=池」の館内マップ

東側「LAMPI(ランピ)=池」の館内マップ(2階・3階)

館内には2階と3階に8種類9つのサウナ室と2種類4つの水風呂があり、男女の浴室は東側の「LAMPI(ランピ)=池」と西側の「WOODS(ウーズ)=森」に分かれていて、日替わりにすることですべてのサウナ室が楽しめるそうです。

西側「WOODS(ウーズ)=森」の館内マップ

西側「WOODS(ウーズ)=森」の館内マップ(2階・3階)

2階フロアは屋内のサウナ室(東側と西側各2室)と水風呂が設置。

半屋外の3階フロアのサウナ室は東側に2室、西側に3室と水風呂があります。何回来ても楽しめそうですね。

ロッカールーム

ロッカールーム

パウダールーム

パウダールーム

まずはシャワーブースで体を洗います。「OSAJI」のシャンプーはめちゃめちゃいい香りがしました。

ちなみにこちらはサウナの専用施設なので、お湯のお風呂はありません。

MUSTA(ムスタ=黒)

東側:MUSTA(ムスタ=黒)

漆黒に包まれた「MUSTA(ムスタ)」は和の意匠を取り入れたサウナでセルフロウリュが楽しめます。

実際に入ってみると、かなり高温のサウナで個人的にお気に入りでした。

HARMAA(ハルマー=灰色)

西側:HARMAA(ハルマー=灰色)

西側:VIHTA(ヴィヒタ)

西側:VIHTA(ヴィヒタ)

「VIHTA(ヴィヒタ)」はサウナ室を白樺の若い枝葉を束ねた「ヴィヒタ」で覆い尽くしたボタニカルな空間で、3人掛けのコンパクトな室内で白樺の香りが堪能できます。

「MATARA(マタラ)」は寝転ぶことができる浅い水風呂です。

後頭部までしっかり冷やせるので良いですね。

東側2階にはベンチの休憩スペースが多めでした。

誰でも飲めるお水も用意されていました。

3階フロアへは階段を登って上がります。

西側3階の外気浴エリア

3階西側の外気浴エリア

3階フロアは天井がない半屋外になっていて外気浴が楽しめるエリアになっています。

注目は水風呂「SYVÄ(シヴァ=深い)」。

深さは関東最深級を誇る160cm(女性エリアは深さ150cm)となるそうで、階段を降りて頭までしっかりと浸れる水風呂です!

KERO(ケロ)

KERO(ケロ)

「KERO(ケロ)」は樹齢数百年のフィンランドパインが立ち枯れてできた希少性の高いケロ材を使用したサウナ室です。

入れるのは4人ほどなので、グループで一緒に入るのも楽しそう。

TUULI(トゥーリー=風)

西側:TUULI(トゥーリー=風)

「TUULI(トゥーリー=風)」は天井が高く、20人程を収容可能な広いサウナ。

左から柴田健太郎さん、スター諸星さん、マグ万平さん

左から柴田健太郎さん、スター諸星さん、マグ万平さん

「KERO(ケロ)」では、サウナ芸人として知られるマグ万平さんら、ウィスキングマイスターによるウィスキングの施術を受けられるほか、「TUULI(トゥーリー=風)」では、渋谷サウナスマネージャーでアウフギーサー(熱波師)の柴田健太郎さんや、スター諸星さんらによるアウフグースが行われるそうです。

西側:TEETÄ(テータ=茶)

西側:TEETÄ(テータ=茶)

「TEETÄ(テータ=茶)」は胡座になってサウナストーブを囲み、小窓からの景色を愉しめる茶室をイメージしたサウナで、クロモジ茶のアロマを使用しています。

「SOUND(サウンド)」はテレビ東京のドラマ「サ道」で音楽を担当した音楽家とくさしけんごさんと、WHITELIGHTが共同開発したサウンドシステムを搭載。

スピーカー4つとウーファー2つが設置され、ロウリュの熱と音の広がりを考慮して設計された円錐形の反射板が特徴的な音を愉しめるサウナです。

実際に入ってみると、重低音のサウンドがお腹に響いて、これまでにない音を体感できるサウナですね。

こちらの大きなバケツをひっくり返すとぬるま湯が流れ落ちてきます。

サウナ直後の汗を流すのに最高です!

3階東側の外気浴エリア

3階東側の外気浴エリア

3階の外気浴スペースでは、定期的にフィンランドの森を連想させるミスト噴霧が行われて、サウナ、水風呂、外気浴を心地よく満喫できる空間になってます。

これはととのわずにはいられません!

1階・中2階のオープンエリアへ

サウナ後は1階と中2階のオープンエリアへ。

こちらは館内着のまま利用できるワークスペースと予約制の会議室(2部屋)あります。

ミシュラン2つ星の精進料理 醍醐 四代目 野村祐介さん監修のヴィーガンレストランが併設していて、ヴィーガンカレー(1,400円)や全粒粉のクラフトドーナツ(360円から)、焼きネギ塩醤油ラーメン(1,200円)、クラフトオロポ(600円)などが楽しめます。

この日は「果実とスパイス香るヴィーガンカレー」を試食しました。

国産リンゴやにんじん、玉ねぎ、生姜を使用して甘み感じるだけでなく、カルダモン、シナモン、クミンなどのスパイスを使った体にやさしいヴィーガンカレーでした。

オープン後に再び訪れて、香ばしい香りの焼きネギ塩醤油ラーメン(1,200円)とクラフトオロポ(600円)をいただきました!

サウナ後の体にクラフトオロポが染み渡ります!

1階には外にもイスとテーブルがあり、こちらでも作業や食事が楽しめそうですね!

精算は出口にあるこちらの精算機で精算します。入館時に渡されたリストバンドを読み込ませると料金が表示されます。

支払いは各種クレジットカード、交通系ICカード、楽天Edy、WAON、iD、nanacoで支払うことができました。

総合プロデュースした『サ道』原作者のタナカカツキさんは「理想的なサウナを作りませんか?と言われ、理想のまま妥協なくサウナに特化した施設を作ることが叶いました。サウナを自然体験と考えると都市にこそサウナが必要です。『感覚が満たされる』そんな体験が提供できれば」と話していました。

渋谷のど真ん中に9つの個性的なサウナが入れて、心置きなく外気浴が楽しめる環境自体が画期的ですし、みなさんのこだわりがたくさん詰まっていて、おすすめのサウナ施設だなと感じました。

さらに、コワーキングスペースやミーティングスペースも併設していることから、休息と新たなコミュニケーションの場となる渋谷の新たな新スポットとなりそうです。

渋谷サウナス 施設概要

開業日:2022年12月23日(金)
所在地:東京都渋谷区桜丘町18-9
営業時間:8:00〜24:00 ※不定休
入場料:月〜金3,080円税込 土日祝3,850円税込
※当面の間、営業時間は8:00〜23:00を予定。予約制。
渋谷SAUNAS(サウナス)公式サイト

あわせて読みたい