ホテル大好き東京散歩ぽです!
今回は秋の日光・中禅寺湖エリアへ。2020年7月にオープンしたばかりの「ザ・ リッツ・カールトン日光」に2020年10月に宿泊してきましたのでレポートしたいと思います。
目次
ザ・ リッツ・カールトン日光へ
東武日光駅からレンタカーで「いろは坂」を登ること約30分。中禅寺湖畔の日光国立公園内に位置する「ザ・リッツ・カールトン日光」にやってきました。こちらは、ザ・リッツ・カールトンブランドで初となる温泉施設を擁する客室数全94室のラグジュアリーリゾートホテルです。
まずは荘厳なエントランスを抜けて中へ参りましょう。
入ると、いきなり行き止まり!?
実は右手の壁が大きな自動ドアになっていて、スライドして中に入ることができます。左手奥にあるアルコールで手指を消毒、検温をして入りましょう。
ザ・ロビーラウンジでチェックイン
中はガラリと雰囲気が変わり、木のぬくもりを全力で感じる和モダンな雰囲気。
まずは「ザ・ロビーラウンジ」でチェックインしましょう。
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「ザ・ロビーラウンジ」はアフタヌーンティーや日本茶などのお茶ができるこちらのエリア。ソファーもふかふかです(^^ )
この日は奥にある「ザ・バー」でチェックインしました。
ウェルカムドリンクは木製の湯呑に。ほっと一息。
ルームキーも木製なんですね。なんておしゃれな!
チェックインを終えて、お部屋へ。ロビーは通路も広々とゆったり。
男体山ビュー ダブルの客室
この日は「男体山ビュー ダブル」の客室に宿泊しました。
通常なら「SPGアメックス」の特典で無料アップグレードがあるのですが、この日は満室のため残念ながらアップグレードはなし。それでも通常1泊8万円以上する客室を6万ポイントで宿泊できたので大満足です。
「男体山ビュー ダブル」は広さ57㎡のゆったりした大人空間。ベッドはシモンズ社製のマットレスで熟睡できました。
ベッドエリアの奥にあるリビングエリアには、ゆったりとくつろげるソファーとチェアー。大きな窓からは太陽光がたっぷり入り、部屋の中を照らします。
テーブルの上の小さな木箱の中には、瑞々しいマスカットと巨峰のウェルカムフルーツが。(2日目にはおかきが入ってました)!
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バルコニーからは男体山と手前には中禅寺湖から華厳の滝へ続く大谷川が望めます。バルコニーにもソファーがあって座りながら小鳥のさえずりも楽しめそう。
バルコニー側から見た客室。かなり奥行きある客室です。液晶テレビも55インチ以上の大画面です。
ミニバー
ソファー横にある木製キャビネットの中はミニバーになっていて、
上段はネスプレッソのコーヒーメーカーとミネラルウォーターのペットボトル、柿の種やミックスナッツがありました。
下段の右側の引き出しには、ネスプレッソのポーション、シャンパンやスピリッツ系のアルコール、ビーフジャーキーなど。
その下の引き出しには、ティーカップやカトラリーセット、栓抜き、ティーパックなど。
さらにその左は冷蔵庫になっていて、ビールやワイン、日本酒やソフトドリンクなどが入ってました。
ホテル内にはコンビニなどの売店がないため、かなり充実していますが、無料でいただけるのはネスプレッソコーヒーとミネラルウォーターのみとなり、他は有料なのでご注意を。
ベッドの間のサイドテーブルには、電話と時計、BOSEのBlueThothのスピーカー。
マスクと携帯用のアルコールスプレーが置いてありました。これは嬉しい気遣い。
バスルームをチェック
続いては、バスルームをチェック。
洗面台は2ヶ所あります。天井が高いし鏡も大きいので、むちゃくちゃ広く感じます。
アメニティをチェック
アメニティは英国「アスプレイ」の石鹸、バスルームにはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ。いい香りで個人的にお気に入り。
歯ブラシやマウスウォッシュ、ヘアブラシ、爪磨き、シェービングフォーム、シャワーキャップ、ボディローション(アスプレイ)などが充実。
その奥には、石材で造られた正方形のバスタブが鎮座。
窓も広くてここからも男体山が眺められます。シャワーもハンドシャワーとレインシャワーが完備。
バスタブ横の小さな器の中にはバスソルトが入れ放題!(入れすぎ注意)
なにがびっくりって、バスルームの戸を開けると隣のリビングエリアとつながってるっていうトリッキーな仕掛けが!
そりゃあもう、一旦開けて入るよね(^^ )
こちらがシャワー付きトイレ。フタもオートで開きます。
入口横のウォークインクローゼットも広々。棚下にはセーフティボックス(金庫)も完備してます。
温泉に行く場合に館内でも着用可能な浴衣も置いてあります。
こちらは温泉に行く際に履いてもOKな下駄。
木製でそれなりの重さなのでちょいと歩きづらさもあるけど、それもまたおつ。
それでこちらは温泉などにいく際に持ち歩きできる風呂敷。
それじゃあ、温泉に行ってみましょう。
ロビーエリアから見られる雅な枯山水の庭を眺めながら温泉・スパエリアへ。
温泉・スパエリア
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ザ・リッツ・カールトンブランドでは初となる温泉大浴場がこちら。太陽光がたっぷり入る広い内風呂。
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外にある露天風呂は乳白色のにごり湯。中性~弱酸性の泉質で神経痛、関節痛、冷え性や疲労回復はもちろん、美肌効果もあるそう。
この日はほぼ貸切状態で、静寂の中ゆっくりと浸かってリフレッシュできました。
温泉のあとは久々にサウナと水風呂を堪能。すっかりととのったところでお腹も空いたので夕食へ行きましょう。
ダイニングレストラン「レークハウス」へ
夕食はホテル棟から渡り廊下でつながるダイニングレストランの「レークハウス」を予約しました。
「ボートハウス」がコンセプトになっているそうで、建物内はホテル棟とはまた違った大人の雰囲気。
テラス席もあって、温かい季節は外でのお食事も楽しめそう。
この日は僕は1万円のディナーコース、嫁さんはアラカルトをオーダーしてシェア。
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季節ごとに変化するディナーコースは地元・栃木県産の食材を使ったものばかり。
地元の食材が楽しめるのは旅の醍醐味ですね。
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アラカルトメニューの料理もボリューミーでお腹いっぱいに。ホテルの中でも人気のレストランなので、事前予約がおすすめです。
ホテル内を朝さんぽ
翌朝はちょっと早起きして、ホテル内を朝さんぽ。
この日は霧がかっていて、いい雰囲気。
朝食会場の「日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光」へ
朝食会場となる「日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光」へ。伝統工芸の鹿沼組子があしらわれた廊下を進んでいきます。
レストラン内もそこかしこに鹿沼組子が配置された素敵空間です。
こちらもテラス席あり。初夏の時期にここで朝食食べたい!
朝食は和朝食と洋朝食の2パターン。この日は嫁さんとそれぞれひとつずつオーダーしました。
朝食セット以外の牛乳やシリアル、ヨーグルトなどはビュッフェテーブルにあり、自由にいただけました。(ドリンクは別途サービスしていただけました)
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かわいいカゴにのったこちらはクロワッサン、ミニ食パンなどのパン3種と栃木県産のオリジナルストロベリージャムの小瓶。
かなりたっぷりで食べきれなかったので、残った分は袋に入れてもらっておやつでいただきました(^^ )
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和朝食は焼き魚、黒毛和牛ローストビーフ、日光御養卵の出汁巻き卵、お造りなど上品な朝食お膳。
洋朝食は、大滝日光サーモン、黒毛和牛ローストビーフ、海鮮のフリット、ポークソーセージなど。
卵料理はスクランブル、目玉焼き、オムレツ、ポーチドエッグ、エッグベネディクトの中からエッグベネディクトをチョイス。
ビュッフェではなくお膳タイプの朝食でしたが、品数が多くて大満足。スタッフの皆さんのサービスもとても丁寧で楽しい朝食時間でした。
チェックアウト時にフロントのスタッフさんから「ザ・ リッツ・カールトン日光」の旅のお守りをひとつずついただきました。
こうしたちょっとした気遣いが嬉しいですね!
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ということで2020年7月にオープンした「ザ・ リッツ・カールトン日光」の宿泊レビューをお伝えしました。
客室も設備も申し分ないクオリティでゆっくりした時間を楽しむことが出来ました。館内は和のテイストも強いのでシニア世代にも落ち着いた雰囲気で過ごせると思います。
さらに日光中禅寺湖は目の前、華厳の滝も徒歩10分ほどで行けるため、奥日光での観光の拠点としても最適なロケーション。一泊だけでなく、ゆっくりと余暇を過ごしたいと思えるラグジュアリーリゾートでした!
ザ・リッツ・カールトン日光の宿泊予約サイトはこちら!
所在地: 栃木県 日光市中宮祠2482番地
アクセス:電車の場合:東武日光駅/JR日光駅から湯本温泉行バスで約40分
車の場合:日光宇都宮道の清滝I.Cより約18km
駐車場情報(バレーサービス):有り1泊3000円