こんにちは、車を運転するのが好きな東京散歩ぽです!
2018年1月12日(金)~1月14日(日)の3日間、幕張メッセで開催された世界最大級のチューニングカーの祭典「TOKYO AUTO SALON2018(東京オートサロン)」を取材して来ました。
1983年に「東京エキサイティングカーショー」スタートした同イベントは第5回目からは「東京オートサロン」に改名し、今回で36回目を数えます。この日は開催初日の業界&報道関係者招待日にTOYO TIRESさんから招待され、取材してきましたので、その模様をお伝えします!(※SNS投稿は「PR」が付いてますが、ブログはPRに関係なく自由に書いてます)
TOYO TIRESブース
まず向かったのは「TOYO TIRES(トーヨータイヤ)」のブース。様々なオンロードレース、オフロードレースにタイヤを供給しているTOYO TIRESは世界の第一線で活躍するドライバーが操縦するマシンが展示され、多くのファンを釘付けにしていました。
Hoonicorn V2が国内初展示
TOYO TIRESのブースで注目を浴びていたのはアメリカを代表するラリーレーサー、ケン・ブロック選手が乗る1,400馬力のモンスターマシン「Hoonicorn V2」。
国内初展示のこちらのマシンの前では晴れ着に身を包んだTOYO GALSの皆さんが彩ってました。
ケン・ブロック選手がこの1965年型フォード「マスタング」を改造したドリフトマシン「Hoonicorn V2」を操り、コロラド州のパイクスピークで、崖スレスレをドリフト走行で爆走した関連動画が再生回数4億回を突破するなど多くのファンを魅了しています。
↑こちらが実際の動画。ひとつ間違えたら崖から転落してしまうんじゃないかと思うほどのドリフト走行は見ているだけでも冷汗もののド迫力!!
これが世界トップクラスのドリフト走行なんだ!
様々な角度からこのマスタングを見ることができました。
コクピット内もじっくり見ることができました。
この極限の走りを支えるのがTOYO TIRESの「PROXES」シリーズ。
マスタングが履いているのは「PROXES R888R」。モータスポーツ専用タイヤです。
ドリフト用のタイヤは滑りながらも強いグリップで前進する力が求められるそうです。TOYO TIRESはまさにその要望に応えていることから、世界のトップドライバーからも高い支持を得ています。
バハ1000を走破したTUNDRA
マスタングの隣にはオフロードレースのアイコン的存在のBFバルドウィン選手が乗るトヨタ「TUNDRA」が展示。
こちらは世界で最も過酷なオフロードレースと称される「バハ1000」のために制作された競技車両はまさに巨大な車に巨大なタイヤがついたモンスターマシン。
↑BJバルドウィン選手はこの大きな車でキューバの街中をドリフトしながら猛スピードで爆走するんですが、その映像は圧巻の極みです。こんなに巨大な車でも横転せず、ドリフトをキメることができるんだね。
この「TUNDRA」が履いているのもTOYO TIRESのオフロードタイヤ「OPEN COUNTRY MT-R」。どのようなコンディションでも対応してくれる高いグリップレベルのタイヤです。
この他にもTOYO TIRESを履いた車4台が展示してました。ブルーのスポーティなRANGE ROVERがカッコよかったな!
NITTO ブース
またTOYO TIRESのアメリカ向けのブランド「NITTO」のブースでは、
映画『ワイルドスピード』にも登場した「ダッヂ・チャレンジャー」やアメリカも過酷なオフロードレースに出場した「King of the Hemmers」が展示してました。
東洋ゴム工業株式会社 清水隆史社長
TOYO TIRESのプレゼンテーションで東洋ゴム工業株式会社の清水社長は
「TOYO TIRESとNITTOは両ブランドとも品質と性能と、その対極にあるアグレッシブなデザインの両極にある双方を両立させることによってオールラウンドにお使いいただけるSUV用タイヤを提供している。
世界的にもっとも過酷なオフロードレースを言われるバハ、オンロードは世界のドリフト競技に継続的に参加している。これらの競技はタイヤの基本性能が左右する競技。TOYO TIRESとNITTOが本物の走りを支えるブランドとして評価されている。その世界観を日本の皆さんにお伝えしたい。」と挨拶しました。
ケン・ブロック、BJバルドウィン両選手が登壇!
プレゼンテーションでは冒頭紹介したケン・ブロック選手とBJバルドウィン選手が登壇しました。
TOYO TIRESの印象についてケン・ブロック選手は「クライムカーナではコロラド州のパイクスピークというタイヤに負担がかかる場面で安定したトラクション、信用できるタイヤを供給してくれて、良い作品ができ、自分でも満足しています」とコメントしました。
続いて、BJバルドウィン選手は「バハなど過酷なレースで、電子レンジ並みの大きさの岩に当たってもパンクしない。トラブルもなくトランクションが持続できるのは自分にとって大きなメリット。使えることに感謝しています」とTOYO TIRESの印象に語りました。
ケン・ブロック選手のデモランを取材!
幕張メッセの屋外イベント会場ではケン・ブロック選手のデモラン走行を特別にプレスエリアで取材することができました。
イベント会場ではTOYO TIRESのタイヤで作られたライオンのオブジェが登場。このオブジェを目印にコース内をドリフト走行します。
競技車両に乗り込んだケン・ブロック選手の顔つきは先ほどの記者会見の時とは一変して、真剣な表情で臨みます。
ブォンブォォォォ〜〜〜〜〜!!
ものすごい爆音をあげて発信したケン・ブロック選手!単にドリフトするだけでなく、反転、回転を織り交ぜながら目の前を走り抜けます!!これには大興奮!
迫力がハンパない!!
ケン・ブロック選手のデモラン!物凄い爆音と共に立ち込める煙の中、フルスロットルのドリフト走行!ハンパなさすぎる‼︎ #PR #toyotires #tas2018 pic.twitter.com/GEz2tgsjeY
— 東京散歩ぽ@中川マナブ (@tokyosanpopo) 2018年1月12日
↑動画も撮影しました。一度、ドリフトするだけでものすごい白煙が上がり、視界がほぼゼロの中、フェンスの位置を完全に把握して、狭いスペースで走行するケン・ブロック選手のドリフトはまさに神ワザの極致!
ケン・ブロック選手の走りを見ているうちにすっかりファンになりました。
世界最高のドリフトを間近で見ることができたのは本当に貴重な体験!貴重な取材となりました。
追記 この時のオフィシャル動画が公開されました!
上空からのドローン映像も大迫力です!
D1グランプリチームのドリフト走行
ケン・ブロック選手のデモランに続いて、全日本ドリフト選手権(通称:D1グランプリ)の出場選手によるデモラン走行となりました。
川畑真人選手はD1グランプリで3度のシリーズ総合チャンピオンを獲得。
2017年に初めて開催されたFIA公認のドリフト世界大会「FIA Intercontinental Drifting Cup 2017」では初代優勝者に輝いたレジェンド的なドライバーです。
猛スピードで3台併走しながらも一定の距離を保つ、川畑選手をはじめとしたD1グランプリ出場選手のデモランも物凄い迫力!!
D1グランプリでは市販のタイヤの使用がレギュレーションで定められていることからここでもTOYO TIRESの「PROXES」が大活躍していました。
世界のチューンナップカーが一堂に集まる「東京オートサロン」
今回はじめて同イベントを取材したんですが、その熱気はこれまで取材した展示会の中でもトップクラスの盛り上がりでした。そして、TOYO TIRESの日本の技術力を結集したタイヤがダイナミックながら緻密なドリフト走行を支えているということを知ることができたのはとても嬉しかったです。
「TOKYO AUTO SALON2018(東京オートサロン)」では国内外の自動車メーカー、チューンナップメーカー422社が集まり、懐かしのレトロカーから超ド派手にチューンナップされた車など新旧のカスタムカーが展示され、1日では回りきれないほどのボリュームでした。
是非、見て欲しいのは野外スペースのデモラン!来年も見に行きたい!
TOKYO AUTO SALON2018(東京オートサロン)公式サイト:http://www.tokyoautosalon.jp/2018/