和歌山県に拠点を置く株式会社FINE TRADING JAPANが折りたたみ式の電動ハイブリッドバイク「glafit(グラフィット)GFR-01」を発表しました。
今回は先ごろ開かれた電動ハイブリッドバイク「glafit(グラフィット)GFR-01」の発表会の模様をお伝えします。
日本を代表する乗り物メーカーに
この日登壇した株式会社FINE TRADING JAPAN代表取締役社長の鳴海禎造さんは「私たちがこの乗り物を作るきっかけとなった大久保秀夫さんの教えから、乗りものを通じて驚きと感動を笑顔をお届けするという100年先を見据えたブランドコンセプトを作りました。glafit(グラフィット)はglad+fitからきた言葉で“日本を代表する乗り物メーカー”になることを目指します。」と会社のコンセプトについて説明しました。
3つの走行モードをもつ「glafit」
glafitの走行モードは主にこちらの3つ。
- ペダル走行モード(自転車のようにペダルでの走行が可能、電池切れの心配ナシ)
- EV走行モード(ハンドルにスロットルを回すだけで軽快に走り出す電動バイク)
- HV走行モード(いわゆるアシスト自転車のようにペダルと電動モーターの両方をつかうハイブリッドモード)
電動アシスト自転車との違いは、ペダルを漕がなくても進むので万一電池が切れても普通に自転車として利用することも可能です。
しかし、法律上では原付扱いになるため、一般の公道を走る際はナンバー登録、自賠責保険の加入、ヘルメットの着用、免許証の携帯が必須になります。
「glafit」と大きく表示されたフレームの内部には10.2Ahの大容量バッテリーカートリッジが収納。
充電はカードリッジを取りはずはなくても充電できます。
鍵は指紋認証ロック解除システム「スマードロック」を開発。
後輪部のロック部分に登録した指の指紋でロックを解除できます。
カラーはホワイトツートン、スーパーブラック、ファッションカーキと和歌山にちなんでミカンオレンジを加えた4を展開。
USBポートがついていて2.1A出力の急速充電にも対応しています。
ハンドル右側のスロットルを回すだけで前進します。
フレームは7万回以上の振動を与えるなど自転車のJIS規格の耐震性試験を実施。
タイヤは電動バイク専用のタイヤを採用。ブレーキはディスクブレーキを採用しているなど、安全性と性能についてはかなり重点を置いているという印象でした。
灯火類は省エネで超寿命な最新LEDを使用しています。
glafitに試乗してみた!
発表会の後は試乗会となり、実際にglafitに試乗することができましたよ。
実は普通運転免許は持っているもののスクーターなどの原付バイクは今まで運転したことがなかった僕ですが、そんな僕でもスイスイと運転できて乗り心地も良かったです。4〜5時間ほどでフル充電すれば、約45kmも走ることができるとか。重さは約18kg、静音性に優れていてとても静かなglafit、乗るとやっぱり欲しくなっちゃいますよね!
公式サイト他オンラインショップで販売中
発表会のこの日スタートしたクラウドファンディングは初日から目標金額を突破!現在、7,000万円以上の支援を得るなど大きな話題となっています。現在は公式サイトの他、各オンラインショップでも販売中です。
この日は折りたたんだ状態は見られなかったんですが、かんたんに持ち運びできるし収納性にも優れているのでこれを車に積み込んで旅に行ったらかなり楽しそう!
新たな可能性を秘める和歌山県発の乗って楽しい電動ハイブリッドバイク「glafit(グラフィット)」の今後に注目ですね!