環境省が推進するリユース普及イベント「みんなリユースしてるってよ!」のキックオフイベントが2017年2月12日に横浜みなとみらいのクイーンズスクエア横浜イベントスペースで開催され、タレントのはなさんらがトークイベントに登場しました。
横浜リユースびんプロジェクト
今回、2017年2月13日(月)からこちらの「横浜リユースびん」を利用したご当地ビール(横浜LAGER)とご当地サイダー(オリツルサイダー)が横浜市西区の藤棚一番街商店街にあるスーパーで数量を限定して販売を開始します。(一部試供用)
お披露目された横浜リユースびんに入ったゆずサイダーを試飲したはなさんは「ゆずの香りがとても爽やかで美味しい!ビンなので口につけた瞬間のひんやり感とか、小さい頃の飲んだ時を思い出してすごく懐かしく感じました。」とコメント。
ゆずは横浜市内で採れたゆずで果汁2%も入った特製サイダーになってます。
リサイクルとリユースの違い
トークショーではリサイクルとリユースについても説明がありました。
- リサイクルは再資源化(一度材料に戻して使う)
- リユースは再使用(同じものを使う)
リサイクルは粉砕して再度成形するなど手間がかかる分、CO2(二酸化炭素)の排出量も増えてしまいますが、リユースはそのまま洗浄して、また利用できるので環境にも優しく効率がいいです。
PETボトルとリユースびん(20回使用)した時のCO2の排出量はなんと3倍もの違いがあるということで、いかにリユースびんが環境に優しいかということがわかりますよね!
デザインコンセプトは「ちょいダサ」
はなさんにはリユースびんのコンセプトの3択クイズが出されました。
この中でデザインコンセプトとして最も重要視されたのは3番の「ちょいダサ」。
「横浜リユースびん」には上部の帯のところに大きく「リユースびん」と表示されたデザインになってます。これはタフな感じにしたいという思いとユーザーがこれはリユースで返却しないといけないという意識をもってもらうためにこのデザインになりました。
あまりおしゃれすぎるユーザーが返却してくれない場合もあるので敢えて「ちょいダサ」なデザインにしたそうです。
横浜リユースびんプロジェクトのきっかけは小学生の絵日記
この横浜リユースプロジェクトは2年前に当時小学5年生の横浜市内の男の子が書いた環境日記「地球に優しいRビン」がきっかけとなり開発がスタートしたそうです。会場にはこの絵日記を書いた男の子も来ていて喜びの表情を見せてました。
はなさんは「びんは私が生まれた頃はあたり前のようにリユースされていたんですよね。私が生まれ育った横浜から新しい形で環境に優しいリユースびんが、横浜から世界中に広まるよう応援していきたいです。」とコメントしました。
トークイベント後には試飲用の小松菜ジュース、「自家焙煎」香りほうじ茶、ゆずサイダーが参加者に無料で提供されました。
リユースびんは使い捨てではなく回収して何回も使えて環境にもやさしいことが分かりました。横浜発の新しい「リユースびん」が全国に広まるといいですよね!